『時の呪縛』関連 カバーデザインとあらすじ
麻見和史です。新刊のお知らせです。
2023年8月2日、『凍結事案捜査班 時の呪縛』(文春文庫)が発売されました。文庫書き下ろし作品です(サブタイトルの読みは「コールドケースそうさはん」となっております)。
ネット書店サイトの書影をご紹介いたします。
あらすじは次のとおりです。
主人公の藤木は50代の男性刑事。もともとはやり手の刑事でしたが、妻をガンで亡くしたことで仕事への意欲を失い、コールドケース(未解決事件)を扱う「警視庁捜査一課 特命捜査対策室支援係」に配属されます。そこで、30年前に立川でおきた小学4年生遺体遺棄事件の再捜査が命じられます。子供を失った父親に話を聞くことで、藤木が失っていた「刑事の矜持」は再び動き出すのか? 「曲者」が揃った「支援係」の面々とたどり着いた事件の真相とは!?
私は2021年秋に妻を亡くしており、『時の呪縛』はその体験を取り入れて執筆しました。人生にはいくつかの転機があると思いますが、伴侶を亡くすというのは本当に辛く、当時、身を裂かれるような思いでした。どうしてもそれを書いておきたい気持ちがあって、今回、執筆のチャンスをいただいたような次第です。
これまで猟奇的な事件をセンセーショナルに描くことが多かった私ですが、本作ではミステリー要素だけでなく、人間ドラマにも力を入れています。そういう理由もあって、このように温かみのあるカバーになりました。装画はわじまやさほ先生です。
麻見のこれからを占う作品になるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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