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2020年8月10日 (月)

ドラマ 『未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~』 関連(2) 原作者コメント

 麻見和史です。『未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~』(スペシャルドラマ、2019/04/28放送)が本日再放送されました(公式ツイッターによると関東のみだそうです)。
 初回放送時、原作者コメントをツイッターに書いたのですが、ブログにまとめるのを忘れていたようですので、以下、転記いたします。

 


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スペシャルドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~』をご視聴いただいた皆様、どうもありがとうございました。ここから原作者コメントを少し書かせていただきます。ネタバレはありません。

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緋色のシグナル(1)。このドラマは『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』(角川文庫)を原作としたものです。昨年の連続ドラマは大部分がテレビ用のオリジナルストーリーでしたが、今回は原作小説のストーリーや仕掛けを活かしたものとなっています。

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緋色のシグナル(2)。原作シリーズと『未解決の女』で異なる点をご説明します。原作シリーズで男性だった「矢代朋彦」は「矢代朋」(波瑠さん)に変わりました。鳴海理沙(鈴木京香さん)は年齢設定を変更。国木田哲夫(谷原章介さん)は警視庁から京都府警所属に変更。

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緋色のシグナル(3)。原作では国木田と鳴海理沙がコンビを組みますが、ドラマでは昨年と同様、矢代朋と理沙が女性同士のバディとなります。国木田は京都府警の刑事としてふたりをサポート。また、ドラマでは過去の未解決事件と現在の事件を、同時に解く形となります。

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緋色のシグナル(4)。小説『緋色のシグナル』発売のとき、既に『未解決の女』の放送が決定していました。原作者としては、いつか『緋色のシグナル』も映像化していただけたら……と思っていましたが、その気持ちが通じたのか、今回スペシャルドラマ化が実現しました。

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緋色のシグナル(5)。原作シリーズは「文書解読班」の矢代と理沙が捜査を行うミステリーです。最初の『警視庁文書捜査官』ではアルファベットカード、次の『永久囚人』では奇妙な自費出版本の謎を解きました。3作目の『緋色のシグナル』はどうしようかと悩むうち……。

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緋色のシグナル(6)。昔買った本を読んでいて「品字様」(ひんじよう)というものを見つけました。「蟲」などの字にはかなり怪しい雰囲気があります。これでいこう、と決めました。しかし品字様だけではミステリーとして弱いので、もうひとつ柱となるものが必要です。

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緋色のシグナル(7)。そのとき思い出したのが編集さんの言葉でした。「企業の内情を描けば骨太な話になるのでは?」と言われたことがあったのです。以前、私はシステムエンジニアとして勤めていたことがあるので、その知識をもとに執筆すればいいのではないか……。

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緋色のシグナル(8)。システム開発の題材を集めるうち、もうひとつ柱を入れることを思いつきました。今日のドラマでWテクノスがシステムを納めた組織のことです。そこに関係する知識を、以前『深紅の断片』(講談社文庫)という作品で詳しく書いたことがありました。

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緋色のシグナル(9)。『深紅の断片』は社会派的なミステリーなのですが、そこで扱った問題を「システム開発」という別の角度から新たに描いたのが『緋色のシグナル』だったわけです。終盤のサスペンスシーンでそれが活かされるはず、と計算した上で執筆を行いました。

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緋色のシグナル(10)。原作『緋色のシグナル』は約300ページありますので、1時間の枠では収まらないかと思います。今回、見応えのあるスペシャルドラマにしていただけて大変嬉しく思っています。なお、原作小説の紹介サイトはこちらです。

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緋色のシグナル(11)。恐縮ですが少し宣伝させてください。ドラマは終了しましたが原作のほうはまだ続いております。シリーズ既刊として『警視庁文書捜査官』『永久囚人』『緋色のシグナル』『灰の轍』、そして最新刊『影の斜塔』があります。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321812000082/

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緋色のシグナル(12)。すみません、もうひとつ宣伝です。千葉県船橋市のときわ書房本店さんに警視庁文書捜査官シリーズなどのサイン本があります。通販もあるそうですので、どうぞよろしくお願いいたします(売り切れの際はご容赦ください)。

https://tokiwabooks.wixsite.com/tokiwabooks?page_id=18

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緋色のシグナル(13)。ということで、ここまで『未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~』の原作者コメントを書かせていただきました。おつきあいいただきましてありがとうございました。それでは皆様、令和になっても矢代と鳴海理沙をよろしくお願いいたします。

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 以上になります。

 なお、原作本はこちらです。機会ございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

 ⇒〈警視庁文書捜査官〉シリーズ(KADOKAWA)

 ⇒『緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ』

 

 ちなみに、ほかの回の原作者コメントはこちらです。
ドラマ 『未解決の女 警視庁文書捜査官』 関連(7) 原作者コメント・第1話

ドラマ 『未解決の女 警視庁文書捜査官』 関連(8) 原作者コメント・第2、3話

ドラマ 『未解決の女 警視庁文書捜査官』 関連(9) 原作者コメント・・第4話~最終回

 
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