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2016年11月14日 (月)

ドラマ『水晶の鼓動』(6) 第一話放送終了

 麻見和史です。11月13日、WOWOWドラマ『水晶の鼓動 殺人分析班』の第一話が放送されました。ご覧くださったみなさま、どうもありがとうございました。心からお礼を申し上げます。

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 以下、第一話についてTwitterに書いたものをベースに、原作者コメントをまとめておきます(一部修正あり)。まだご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、ネタバレがないよう注意いたします。

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原作者コメント・第一話(1)。ネタバレを避けつつドラマ『水晶の鼓動』についてコメントいたします。原作では十一係のリーダー格で門脇がいましたが、今回のドラマでは石倉という人物に変更されています。体が大きく、面倒見がいいということで門脇と似たタイプの捜査員だと思われます。

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原作者コメント・第一話(2)。第一の事件現場は珍しい形の集合住宅。監督のこだわりだそうです。ちなみに原作では一軒家でした。現場に記された「○」と「×」はノベルス版には存在せず、文庫化のときに追加した謎です。ノベルス版を読んでくださった方、申し訳ございません……。

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原作者コメント・第一話(3)。ある施設で証拠品を見つけ、指紋をつけないよう手袋を嵌めるシーンはよかったですね。前作のドラマ『石の繭』から改善されたところかと思います。科捜研の河上さんは原作の隠れた人気キャラです。原作シリーズでも彼は塔子に何度かコーヒーを勧めています。

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原作者コメント・第一話(4)。喫茶店で塔子に与えられたミッションは、原作を忠実に再現してくださっていて嬉しくなりました。そしてあらたな出来事が……。ストーリーの展開がとても早いですね。原作とは細部のシチュエーションが異なりますが、基本的な流れは保たれているかと思います。

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原作者コメント・第一話(5)。何か思うところありそうな尾留川がいいですね。原作(文庫版)だと「○」と「×」の意味はけっこう後のほうまで伏せてあったと思いますが、ドラマでは少し異なっています。そして第一話の最後にまたあらたな動きが……。とにかく展開が早いです。

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原作者コメント・第一話(6)。原作執筆時の話をすると、『石の繭』はある大きな仕掛けを描きたい、というところから始まった作品でした。その一年後に書いた『水晶の鼓動』はエンターテインメントとして面白くなるよう、いくつものアイデアを組み合わせ、派手な展開を目指しました。

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原作者コメント・第一話(7)。そういう意味では『水晶の鼓動』は『石の繭』より映像向きの話だったのかもしれません(予算の面は別として……)。大きな謎と小さな謎を組み合わせ、途中にサスペンスとアクションを入れて、とにかく退屈しないようにと気を配りながら執筆しました。

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原作者コメント・第一話(8)。さて、今でこそこうしてドラマ化していただいていますが、『水晶の鼓動』を書いていたころは本が売れず、シリーズ打ち切りかという状態でした。現在このシリーズは8作出ていますが、これも読者のみなさまの応援あればこそです。心からお礼を申し上げます。

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原作者コメント・第一話(9)。その他。コンビニで塔子が「本物のビール」と言うシーンは原作にもあります。原作にはけっこうユーモア要素があるのです。今回神谷課長は出ず、手代木管理官が指揮を執ることに。そして『石の繭』で重要な役割を果たした「あの人」の登場はいつでしょうか?

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以上、第一話に関する原作者コメントでした。『水晶の鼓動』第二話も、どうぞよろしくお願いいたします!

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 原作では捜査一課の神谷課長と手代木管理官の二名が一緒に出てくるのですが、ドラマ『石の繭』のときは神谷課長のみ登場していました。
 今回『水晶の鼓動』では神谷課長の代わりに手代木管理官が捜査指揮を執ることになったようです。第一話で塔子に対して気になる言葉をかけていましたが、彼の真意は……?

「○」と「×」ですが、ドラマでは現場に書き残されているという設定になりました。不可解な謎ですし、猟奇的な印象もあり、とてもいい演出だと思います。監督さん、脚本家の先生にお礼申し上げたいと思います。

 幼少時の塔子役の子役さん、可愛いですね! あんな子がいたら、如月パパもメロメロなのではないでしょうか。
 あと、気になっているのですが、鑑識のカモさんってもしかして……。

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 以下、書籍関係のお知らせです。
 原作である『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』の紹介ページ(講談社サイト)はこちら にあります。

〈警視庁殺人分析班〉シリーズは講談社文庫から6作、講談社ノベルスから2作、計8作発売されています(ノベルス版は〈警視庁捜査一課十一係〉)。詳しくはこちらをご覧ください。

 文庫版の『石の繭』と『水晶の鼓動』には木村文乃さんの写真を使ったダブルカバー本があります。美麗です。

 なお、千葉県船橋市の ときわ書房本店 様ではサイン本を扱ってくださっていますので、近くにお出かけの際はぜひお立ち寄りください。通信販売 も行っているそうです。

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 WOWOWさんの『水晶の鼓動』関連ページはこちら です。「連続ドラマW」枠で日曜の22時からの放送となります。再放送も4回ほどあるようです。詳しくは『水晶の鼓動』放送スケジュール をご覧ください。

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