ドラマ『特捜セブン』(8) 放送終了・原作者コメント
麻見和史です。土曜ワイド劇場『特捜セブン~警視庁捜査一課7係』の放送は無事終了いたしました。お忙しい中ご覧くださったみなさま、本当にありがとうございました。
さて、放送が終わってから当ブログのアクセス数を見たところ、3500件もあって仰天しました。普段は一日で100件前後なので、その35倍ぐらいということになります。これが地上波放送の影響力というものでしょうか。とにかく驚きました。
せっかくブログをご覧いただいた方のために、取り急ぎ、ドラマについてのコメントを書かせていただこうと思います。以下はTwitterに投稿した内容の転載です(一部変更しました)。
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『特捜セブン』放送終了(1)。おかげさまで『特捜セブン』の放送は無事終了しました。ご視聴くださったみなさま、どうもありがとうございました。原作は原稿用紙換算で750枚以上あるので、それを2時間にまとめるのは大変な作業だったと思います。プロデューサー様や脚本家様、監督様にお礼申し上げます。
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『特捜セブン』放送終了(2)。750枚ほどの原作を2時間で放送するにはストーリーをかなり変える必要があり、それにともなって犯人周辺の人間関係や過去の出来事も変更になっています。小説とドラマはそれぞれ別の良さを持っていますので、それぞれのストーリーを楽しんでいただければと思います。
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『特捜セブン』放送終了(3)。とは言うもののドラマでは説明しきれない所があり、疑問が残ったという方もいらっしゃると思います。特にラスト近くで「なぜあれがあそこから見つかったのか」について、原作では詳しく説明されています。興味をお持ちくださった方、ぜひ原作をお読みいただければと思います。
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以下、補足です。
時間の関係もあってドラマではカットされていましたが、じつは原作にはもうひとつ事件があり、もうひとり被害者が出ます。
それから、終盤のサスペンスシーンも内容がかなり違っていまして(場所も異なります)、原作のラストではなんと里中が活躍するのです。
今回のドラマでは前半に里中の変人ぶりが描かれており、息抜きのシーンとして機能していましたが、残念ながら終盤はあまり出番がありませんでした。しかし原作では最後に里中がとんでもないことをします。里中がいったい何をしたのかお知りになりたい方、ぜひ原作小説をお読みください(そのほか、原作には里中と岬の「ボケ・ツッコミ」も数多く描かれております)。
原作本『特捜7 銃弾』(新潮社)の紹介ページはこちらです。
http://www.shinchosha.co.jp/book/335711/
なお、繰り返しになりますが、ドラマにはドラマの面白さ、特にスピード感というものがありますので、小説との単純な比較はできないものと思います。どちらにも良いところがあります。
ですが、もし小説にも興味があるという方がいらっしゃったら、ぜひ原作をお読みいただきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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