府中市郷土の森博物館(前編)
麻見和史です。先日府中まで出かける用事があったので、足をのばして府中市郷土の森博物館を見学してきました。前、中、後編の3回に分けて写真をご紹介します。
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府中市といえば府中競馬場。JR武蔵野線・府中本町(ふちゅうほんまち)駅から長い通路が設けられていて、雨が降っても濡れずに歩いて行けるようになっている。では早速第三レースへゴー! いや、違います。今日行くのは競馬場ではないのである。
府中本町駅から少し歩いたところ。奥に見えるのが駅である。
府中本町駅辺りには仕事でしばらく通ったことがある。ずいぶん昔の話だが、このへんのお店で飲んだことがあったような……。
道端にぽつりと立っている消火器ボックス。なぜこの場所にあるのか考えてみたが、結局わからなかった。
しばらく歩いていくと、長い塀が見えてきた。何かというと……。
サントリー武蔵野ビール工場である。
高く積み上げられているのはビールの樽。当然、中身は入っていないのだろうが、雨ざらしになっているのはちょっと意外でした。
府中市郷土の森博物館に到着。駅から15分ぐらいかかっただろうか。
ここはかなり広い野外博物館で、郷土資料を展示する常設展示室のほか、移築された古い建築物や、プラネタリウムの施設もある。
プラネタリウムでは『ポケットモンスターXY』や『ちびまる子ちゃん』、『銀河鉄道の夜』なども上映されているそうだ。『銀河鉄道の夜』は以前別の場所で見たことがある が、とてもいい作品でした。
まずは常設展示室を見学。京王線・府中駅そばの大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)では毎年5月に「くらやみ祭」が行われるとのこと。神社の歴史は大化の改新ごろまで遡ると知って驚いた。
企画展示として、こういうものをやっていた。
『ムダ堀の謎をさぐる』である。
ムダ堀とは何なのか。府中市の東部に大きな溝があったことがわかり、江戸時代に玉川上水を掘ろうとして失敗した跡かもしれない、という説が出た。それで、ムダ堀と呼ばれているようだ。
玉川上水は羽村から四谷まで通じていたが、工事には相当苦労したらしい。何回か流路を変更したというから、「もう少し下流の府中から引いてみるか」という案が出ていたとしてもおかしくはない。ただ、詳しいことは明らかになっておらず、郷土史研究家の方々の調査対象になっているようだ。
このムダ堀、今は埋められてしまって上に住宅が建っていたりするそうで、全貌を明らかにすることはかなり難しいだろう。でも、じつに興味深い話だと思います。
売店で資料が販売されていたので買ってきた。いつかミステリー小説の味付けとして使えないかな、と考えております。
次回は、移築された歴史的な建築物を見ていきます。
★2015/10/19追記。自分で閲覧していて写真が見にくいと感じましたので、サイズを大きくしました。
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