ドラマ『石の繭』(15) 第二話放送終了
麻見和史です。8月23日、WOWOWドラマ『石の繭』の第二話が放送されました。みなさま、どうもありがとうございました。
ドラマの放送が始まったあと、おかげさまで原作『石の繭 警視庁殺人分析班』およびシリーズ作品をご購入くださる方が増えているとのこと。心よりお礼を申し上げます。
私、デビュー10年目ですが、デビュー作のあと、最初の5年で1冊しか本が出せなくて、非常につらい思いをしました。ですので、今こうして多くの方に注目していただけるのは本当に嬉しいことです。
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細かい点に違いはありますが、ドラマは原作の流れに沿って展開されています。原作を読んでからドラマをご覧いただくもよし、全5話を見終わってから原作を確認していただくもよし、あるいは今回放送された分だけを小説で確認していただくのも面白いと思います。
微妙に状況設定、キャラ設定が異なりますので、そういう部分も楽しんでいただけましたら幸いです。
以下、第二話についてTwitterに書いたものをベースに、コメントをまとめておきます。
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原作者コメント・第二話(1)。ネタバレを避けつつ、ドラマ『石の繭』についてコメントいたします。第二話ではあらたな事件が発生、塔子たちはある場所を捜索しますが、この建物は原作と異なっています。ドラマでは、よりサスペンス性を高めるため、あの場所が選ばれたものと思われます。
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原作者コメント・第二話(2)。建物を捜索するとき塔子たちは拳銃を持っていきますが、原作では丸腰でした。現場の状況にも原作との違いがみられます。これらはすべて第二話の山場であるサスペンスシーンを盛り上げるための工夫だと考えられます。あそこはホラー映画っぽい雰囲気でしたね。
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原作者コメント・第二話(3)。犯人からの電話を受ける塔子。原作ではずっと講堂でしたが、ドラマでは途中から別室を借りることになりました。これはなぜでしょうね……。毎回同じ構図になってしまうので、雰囲気を変えたかったのかもしれません。あるいは、何か別の演出意図が?
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原作者コメント・第二話(4)。特捜本部のチーム感も出て、面白くなってきました。俳優さんで今回注目したのは、鑑識・鴨下として捜査を支えてくれる樋渡真司さん。昔、自転車キンクリーツカンパニーのお芝居を何度も見ましたよ! 懐かしいですね。科捜研・河上のことも応援しています。
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メインキャストの方々のほかにも、ドラマを支えてくださる俳優さんが大勢います。原作者としては、微力ながらそうした方を応援したいと考えております。
ここでは、阿部役の政岡泰志さんについて触れておきます。
第二話で大変な目に遭っていた政岡さん、鬼気迫る演技でしたね。原作ではあそこまでひどくなかったのですが、ドラマではすごいことになっていました。あの表情は視聴者の心に長く残ると思います(夜、眠れなくなりそうです)。ご出演いただき、どうもありがとうございました。
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以下、いつもの宣伝です。
原作『石の繭 警視庁殺人分析班』の紹介ページ(講談社サイト)はこちら にあります。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、〈警視庁殺人分析班〉シリーズは講談社文庫から4作刊行されています。また、ノベルス版になりますが、5作目、6作目も刊行されておりますので、そちらもよろしくお願いいたします。
WOWOWさんの『石の繭』関連ページはこちら です。「連続ドラマW」枠で日曜の22時からの放送となります。再放送は月曜夜と翌週の日曜です。詳しくは『石の繭』放送スケジュール をご覧ください。
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