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2015年5月10日 (日)

作家と書店の微妙な関係

 麻見和史です。「微妙な関係」ネタの第二弾です(シリーズ化?)。

 本のある環境が好きだったので、子供のころから地元の本屋さんにはよくお邪魔していました。
 学生になると、学校の近くにあった大きめの書店さんに行き、海外文学なんかをぱらぱらめくっていました。上のフロアに喫茶店があったので、ちょっと気取って苦めのコーヒーを飲んだりしたものです。あの店には生卵入りのストロングコーヒーというのがあってですね……。いや、それはまあいいとして。

 当時は筒井康隆先生の影響でラテンアメリカ文学に興味を持っており、「なるほど、これがマジックリアリズムか」などと、わかったような顔をしていました。『百年の孤独』の血がちょろちょろ流れていくシーンなどは今でも記憶に残っています。あれは鮮烈でした。

 それから何十年かたって作家デビューさせていただいたのですが、そうなると今度は急に、書店さんに行きづらくなってしまいました。デビューしてから5年ぐらいは全然本が売れなかったので、現実を直視できなかったのです。

 行けば売れている作家さんの本が目に入ってしまうし、何より、財布の中に金がなかったので、昔のように資料などを買い揃えることが難しくなっていました。あの時期は本当にどん底で、どう考えても明るい将来像がまったく描けませんでした(そのへんの話はご要望があれば、いずれまた)。

 おかげさまでその後、少し本を買っていただけるようになりましたが、今でも書店さんを覗くときには相当緊張します。
 自分の本がなければ「ああっ、置かれていないではないか!」とがっかりするし、あればあったで「ああっ、売れていないではないか!」とショックを受けてしまいます。
 あまり気にしないほうがいい、とアドバイスを受けるのですが、でもやっぱり売れ行きは非常に気になります。だって、自営業ですから……。

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