神楽坂巡回コース
麻見和史です。先日神楽坂に出かける用事があり、いつもの巡回コースを歩いてきました。
◆la kagu(ラカグ)
新潮社さんの倉庫を改修して造られた商業施設である。去年の10月にオープンし、私は11月に初めて訪問した。あのときは2階奥のイベントスペースに新潮文庫がずらりと並んでいたのだが、半年ぶりに行ってみたら、なくなっていた。
いつか1階のカフェコーナーで一服したいと思っているのだが、ひとりではなかなか勇気が出ず、毎度通りすぎてしまう。
メニューの写真や価格が大きく出ていれば、私のような古いタイプの人間でも注文しやすくなると思うのだが、そうするとお洒落なイメージが損なわれてしまいますかね。難しいところですね。
◆ondo kagurazaka
かつて文鳥堂書店という本屋さんがあったのだが、昨年閉店となってしまった。このままではいかんと男気を見せたのが校閲会社・鴎来堂さんで、その場所にかもめブックスを開店した。文鳥がカモメになったわけである。
そのかもめブックスの奥に小さなギャラリー「ondo kagurazaka」がある。今回開かれていたのは『大槻香奈実験室その2「かみ解体ドローイング」東京編』。
大槻香奈さんの作品は最近いろいろな書籍のカバーで見かける。少女の絵を得意とする方だが、作品に独特の味わいがあって、じっと見ていると何か胸騒ぎがするのである。この個性はすごいと思います。
◆えすぱすミラボオ
そして最後は、赤城神社の近くにあるギャラリー「えすぱすミラボオ」である。初めて訪れたのは二年ぐらい前だろうか。その後、神楽坂へ行くたびに覗いている。
今回は『アートで装う』というイベントが開催されていた。ジャンルの異なる11人の作家さんが、ドレスやジュエリー、バッグなどを展示・販売するというもの。
「グループ展ですか?」と尋ねたら、そういうわけではないらしい。普段別々に活動している人たちが、作品を持ち寄って展示しているのだそうだ。
「装う」というテーマで集められた作品群なので、それぞれ個性的でありながら、全体を見回すと不思議な統一感がある。面白い企画だと感じました。
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