『深紅の断片』関連(10) 登場人物
麻見和史です。おかげさまで新作長編『深紅の断片 警防課救命チーム』が発売となりました。お世話になった方々には心よりお礼を申し上げます。
内容紹介も兼ねまして、これから何回かに分けて、作品の読みどころをご紹介してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
今回はキャラクターについてです。
本作は架空の町・舞川市の救急隊にスポットを当て、その活動を描いた物語です。救急隊は通常三人のチームになっていて、隊長、隊員、機関員で構成されています。主人公・真田健志は若き隊長。それをサポートするのが隊員である工藤と、機関員として救急車を運転する木佐貫です。
今回は真田が33歳、工藤は新米の24歳、木佐貫はベテランの42歳としました。木佐貫が自分より年上ということで、真田は気配りをしながら部下たちに指示を出すことになります。
これまで十一係でもチームを描いてきましたが、あちらはノベルスでの刊行ということもあり、若干ユーモアを多めにしていました。それに比べると本作『深紅の断片』は、ユーモア成分はやや控えめになっています。生真面目な真田を主人公として、緊迫感のある展開にすることを心がけました。
なお、主人公が真面目な分、脇役としては癖のある人物を何人か配置しています。ユーモア成分はそちらで補充、という形になります。
どの人物がどのように事件に関わってくるのか、最後まで気の抜けない作りになっています。ぜひご一読いただきたいと思います。
『深紅の断片 警防課救命チーム』(講談社)は四六判単行本でただいま発売中です(いつものノベルスとは売り場が違うと思いますので、ご注意ください)。
どうぞよろしくお願いいたします。
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