鶴女房タイプ
麻見和史です。最近、出版社の方との打ち合わせが二件ありました。
一件は新作の修正方針について。
するする読めるんだけどもう少し盛り上げられないか、ということで担当の方とブレインストーミングを行いました。
ブレストでは「こんなこと言ったら笑われるかな」と思うような着想でも、とりあえず口に出してみることが大事です。聞くほうも相手の意見をすぐに否定してはならず、一応検討してみるという姿勢で臨まなくてはいけません。
で、その結果どうなるかというと、ときに話が脱線することがあります。
今回もギャグめいた展開を考えてふたりで笑ったあと、「でもこれミステリーですよね」と気がついてその案は却下、ということがありました。
*
もう一件はゲラ関係で、「この人の、ここの台詞に違和感があるんですけど」という指摘を受け、該当箇所を見てみたら、たしかにその台詞はちょっと浮いていました。
それから「ここの台詞ですけど、この人ならもうちょっと別の言い方をするんじゃないですかね」と言われて該当箇所を見ると、たしかにそう思えました。
その場で台詞を考えることになりましたが、喫茶店の中だったため、なかなかいい案が出ません。
作家さんの中にはカフェやファミレスで執筆する方もいらっしゃるようですが、私の場合はまったく駄目です。ひとり部屋に籠もって作業する「鶴女房」タイプなので、周りに人がいると、どうにも頭が回りません。
最終的には担当氏に助言をいただいて、なんとかまとめることができました。あたふたしてしまって失礼しました。また、長くお引き留めしてしまってすみませんでした。
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