『屑の刃』関連(2) カバーデザイン
麻見和史です。ネット書店のサイトに『屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香』(幻冬舎文庫)の書影が出ましたので、ご紹介いたします。
作中、遺留品として発見される煙草の吸い殻が、カバーにはっきりと出ています。凄惨な事件現場を連想させるデザインで、今までの麻見本とは異なるイメージに仕上がりました。
普段、本文にひどい事件を書いているわりには、強烈な視覚イメージには弱い私です。初めてこのカバーを拝見したとき、「こ……これは大丈夫だろうか。ちょっと怖すぎるのでは」と感じました。
しかし編集担当氏いわく、
「大丈夫っすよ! このカバーには自信あります」(大意)
とのこと。販売担当の方も、お客様に買っていただくためにはインパクトが大事だとおっしゃっているようでした。
たしかに、面積が限られている文庫カバーで、いかに自己主張するかというのは重要な問題です。出版点数がこれだけ多い現在、駆け出しの作家は少しでも目立つよう努力しなくてはいけません。
タイトルにも工夫が必要です。この作品ではサブタイトルに主人公の名前が入っています。カバーにシルエットもありますから、「なるほど、女性記者が猟奇的な事件を取材する話なんだな」とすぐ理解できるようになっています。
そういうことを考えていくと、この商品のパッケージとしては、これがベストだということがわかってきました。
『屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香』(幻冬舎文庫)は、10月9日ごろ発売となります。どうぞよろしくお願いいたします。
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