『特捜7 銃弾』関連(7) 『波』書評
麻見和史です。『特捜7 銃弾』について、新潮社さんの月刊誌『波』(2014年6月号)に書評が掲載されました。目次はこちらです。
麻見和史『特捜7―銃弾―』
香山二三郎/変貌する刑事小説
香山二三郎さま、どうもありがとうございました。
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麻見和史です。『特捜7 銃弾』について、新潮社さんの月刊誌『波』(2014年6月号)に書評が掲載されました。目次はこちらです。
麻見和史『特捜7―銃弾―』
香山二三郎/変貌する刑事小説
香山二三郎さま、どうもありがとうございました。
麻見和史です。『特捜7 銃弾』(新潮社)が発売されたため、先日都内の書店様を訪ねてご挨拶してきました。
各店のご担当者様、お忙しい中、どうもありがとうございました。
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以下、少しシビアな話です。
今回、6年ぶりに四六判単行本の刊行となったのですが、お店の方から聞かせていただいた情報を総合すると、現在の厳しい状況が浮かび上がってきました。
・今、四六判で知らない作家の本を試し買いする人は非常に少ない。
・最近は新聞に書評が載っても、あまり反響がないことが多い。
・テレビ番組で紹介されても、あまり反響がないことが多い。
・店舗によっては四六判の売上は文庫本の半分ぐらいしかない。
私が聞いた範囲の話なので、当然これがすべてというわけではありません。しかし少なからずショックを受けました。最近ずっとノベルスと文庫本ばかり出していたため四六判の状況を知らなかったのですが、まさかそんなことになっていたとは……。
具体的に何をどうすればいいのかまだわからないのですが、とにかく今まで以上に頑張らなくては、という気持ちになりました。
麻見和史です。新潮社さんより『特捜7 銃弾』が発売となりました。
6年ぶりの四六判単行本ということで、大変嬉しく思っております。22日の朝日新聞に広告が出ているのを見て、ここに至るまでの出来事が頭に浮かんできました。感無量です。
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千葉県船橋市のときわ書房本店様にお邪魔して、『特捜7 銃弾』のサイン本を作成させていただきました。いつもありがとうございます。
ときわ書房様ではサイン本の通信販売もなさっていますので、遠方の方はぜひ[こちら] をご利用ください。
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そのあと東武百貨店さんの中にある、東京旭屋書店船橋店様にお邪魔しました。こちらでは手書きPOPを作成させていただきました。
売り場のかたの生の声を聞かせていただいて、大変勉強になりました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。
麻見和史です。千葉県船橋市にある、ときわ書房本店様にお邪魔してきました。
今回は『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』と既刊の文庫、ノベルスにサインさせていただきました。
作業中、ふなっしーがゆるキャラプロレスに出たことが話題に……。ときわ書房様でも、ふなっしー人気はすごいそうです。
売り場には〈警視庁捜査一課十一係(警視庁殺人分析班)〉の既刊五作を、すべて揃えていただいております。
これまでにシリーズ700冊を販売してくださったとのこと。どうもありがとうございます!
なお、ときわ書房様は、本店さんのほかイトーヨーカドーの中にIY船橋店さんもあります。船橋、千葉方面にお住まいの方、ぜひお立ち寄りください。
麻見和史です。『水晶の鼓動』関連の情報です。
おかげさまで5月15日、『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』(講談社文庫)が発売となりました。解説はコラムニストの香山二三郎さんです。どうもありがとうございました。
『水晶の鼓動』はシリーズの転換点に位置する作品で、本作から「物語をスピーディーに展開し、捜査シーンでも退屈になってはいけない」と意識して書くようになりました。
これも、シリーズで書かせていただけたからこそ、身についたことだと思います。講談社さんには本当に感謝しています。
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今回、文庫第三弾ということで、講談社さんが〈警視庁殺人分析班〉シリーズ三冊が収まる展示台を作ってくださいました。
写真で見せていただいたところ、大前壽生先生による塔子と鷹野のイラストが大きく入っていて、かなり目を引きます。興味を持ってくださった書店さんでは、この展示台を組み立てて本を並べてくださっているようです。どうもありがとうございます。
また、展示台とは別にPOPもあるようで、これは現物を見ることができました。こちらでも大前先生の塔子イラストが活躍しています。
ぜひ書店にてご確認ください。
麻見和史です。Amazon社のサイトに『特捜7 銃弾』の書影が出ましたので、ご紹介いたします。
男らしいデザインです! この作品は捜査一課の男性刑事が主人公で、相棒は女性刑事となっています。
裏表紙にこの絵の続きがありますので、ぜひ書店でご確認ください。
『特捜7 銃弾』は新潮社さんから5月22日ごろ発売となります。どうぞよろしくお願いいたします。
麻見和史です。ネット書店のサイトに『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』(講談社文庫)の書影が出ましたので、ご紹介いたします。
今回は鮮烈な赤。時計の文字盤があしらわれているのですが、わかるでしょうか。
◆内容紹介
殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
『石の繭』はうしろ姿、『蟻の階段』ではシルエットで顔は見えず、という感じでしたが、『水晶の鼓動』になってついに女性の横顔が見えました。
〈警視庁殺人分析班〉シリーズ第三弾『水晶の鼓動』(文庫版)は、5月15日ごろ発売となります。どうぞよろしくお願いいたします。
麻見和史です。『特捜7 銃弾』関連です。
少し前の話ですが、2月14日の日記にこんなことを書きました。
『特捜7』の原稿を直している途中、仰天するような出来事があって、「もしかしたら出版できなくなるのでは」と本気で心配した──という内容です。これはいったい何だったのか?
じつは、作中に描いたものと非常によく似た事件が、現実に起こってしまったのです。
2013年10月のある深夜、警視庁綾瀬警察署の警察官が交番を出たまま、行方がわからなくなりました。実弾五発入りの拳銃を所持していたため、もしそれが奪われたら、強盗や殺人に使用されるおそれがあります。
この事件では「綾瀬署の巡査長」が行方不明になったのですが、『特捜7』でも「綾瀬署の巡査長」が事件に巻き込まれたことになっていました。私が綾瀬署を選んだのはまったくの偶然ですが、まさかそれがピンポイントでニュースに出てきてしまうとは。
すぐに原稿を開いて、別の警察署の巡査部長に変更しましたが、どうなることかと気を揉みながら続報を待ちました。
結局、その警官は仕事上の悩みで失踪したことが判明、身柄を確保されて一件落着となりました。ほっとしました。発砲事件などに発展しなくて本当によかったと思います。
リアルな犯罪を描こうとすると現実の事件と似てしまうことがある、というのがよくわかりました。ものを書く立場としては、いろいろ注意が必要だと感じます。
そんなピンチを乗り越えてきた『特捜7 銃弾』は、5月22日ごろの発売です。どうぞよろしくお願いいたします。
麻見和史です。警察小説『特捜7 銃弾』について、新潮社さんのウェブサイトに情報が記載されました。こちらです。
新潮社さんのサイトでは『特捜7─銃弾─』と表記されているようです。ちなみにこれは「とくそうせぶん」でひとつのタイトルとなっており、「特捜」シリーズの第七巻というわけではありません。
このブログでも、あらすじを紹介させていただきます。
警官が殺され、拳銃が奪われた。連続する射殺事件と両腕のない遺体の謎を追い、捜査一課の岬がコンビを組むのはヘンな似顔絵を描く天然女性刑事。緻密な推理で未解決の事件を掘り起こした時、闇の中から現れるのは何者か? 人気急上昇の警察小説の新鋭登場。
このあらすじを読んで一番気になるのは、「射殺事件」や「両腕のない遺体」ではなく、「ヘンな似顔絵を描く天然女性刑事」ではないでしょうか。
通常、捜査一課と所轄の刑事がコンビを組みますが、このキャラクターの作り方によって、同じ事件でも読んだときの印象がまったく変わります。今回、修正作業を行ってみて、そのことがよくわかりました。
新潮社さんで出していただく警察小説ということで、当初私が考えていた相棒役は、とても真面目で常識のある女性刑事でした。主人公をサポートする助手としては、出しゃばりすぎない性格のほうがいいと思ったからです。
しかし担当氏から「もっとこう、一風変わったキャラクターにしましょうよ」というオーダーをいただいて、あれこれ知恵を絞ることになりました。何度か打ち合わせを重ね、特徴を付け加えていったら、最終的に「ヘンな似顔絵を描く天然女性刑事」が出来上がったというわけです。
構想からここまで二年弱かかりましたが、いろいろアドバイスをいただいて本当に勉強になりました。校正の過程も有意義で、「これが噂に聞く新潮社さんの校閲クオリティーか」と納得したのですが、その件は後日また記します。
ヘンな天然女性刑事が活躍する『特捜7 銃弾』は、5月22日ごろ発売となります。どうぞよろしくお願いいたします。