フォト
2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

Xアカウント

  • ■X(旧ツイッター)(2026/2/5)
    麻見のX(旧Twitter)アカウントはこちらです。日々の情報はXに記しています。
    @asamikazushi

活動状況

  • ======================
    ■小説関係(2026/2/5)
    ======================
    ●2026年1月5日
    『凍結事案捜査班 時の氷解』(文春文庫)が発売されました。

    ----------------------
    ●2025年9月5日
    『殺意の勲章 猟奇殺人捜査ファイル』(朝日文庫)が発売されました。

    ----------------------
    ●2025年6月11日
    『骸の鍵』(双葉文庫)が発売されました。



無料ブログはココログ

備忘

CHK

« ドラマ『めしばな刑事タチバナ』 | トップページ | 『蟻の階段』(文庫版)関連(1) 刊行予定 »

2013年8月16日 (金)

『林修先生の今やる!ハイスクール』(『相棒』脚本の回)

 麻見和史です。新作原稿を執筆中ですが、次の一手を考えなければならない状況でもあり、毎日ばたばたしております。時間を見つけて、随時、頭を切り換えていかないと……。
 さて、そんな中、「今でしょ」で有名な林修先生の冠番組がスタートしたというので、見てみました。

          *

 第一回のゲスト(講師)は、ドラマ『相棒』の松本基弘ゼネラルプロデューサーである。じつはこの方の話が聞きたかったのだ。

 30分という短い時間だったが、いろいろ参考になった。
 ドラマ作りのポイントは三つで、キャラクターなどの設定、トリックなどのネタ、犯行の動機だという。もともと探偵ものを検討していたようだが、これを警察の中でやろうと考えた。しかし組織捜査になると縛りが出てくるため、自由に動ける特命係を設定したということらしい(大意)。

 なるほど、と思った。あのドラマ、枠組みは警察ものだが、トリックなどの仕掛けはかなり凝っている。右京さんを探偵とした推理ものなのだと考えれば納得がいく。

 麻見の〈警視庁捜査一課十一係〉シリーズでも、鷹野という警部補を「組織の中の探偵」といった立場に設定している。こちらは組織捜査を描いているが、最終的には、やはり個人の推理力で犯人を追い詰める形になる。
 構造としては、『相棒』と通じるものがあると言えそうだ。

 松本さんの話の中で、じつはトリックより動機を重視する、という言葉が出てきた。これは私も苦労するところで、多くの場合は「個人的な怨恨」ということになるのだが、なるべくそれを納得できるものにしたいと考えている。

 見終わって、羨ましいなと感じたのは、脚本家ひとりに対してプロデューサーが五人ぐらいいるらしい、ということ。みんなで知恵を出し合いながらストーリーを考えているそうだ。

 小説は、基本的にはひとりで考えるものだから、一度間違った方向に進んでしまうと軌道修正するのが難しい。不思議なもので、「これは無理」と担当氏に駄目出しされるようなアイデアほど、作家のほうにはこだわりがあったりする。

 私の場合、下手をすると二週間ぐらい考えたアイデアが丸々無駄になったりするから、これはまずいなと感じている。
 いかにして早めに軌道修正し、無駄をなくすかというのが、大きな課題だと考えています。

[最新の記事はこちら]
[これまでの記事はこちら]

« ドラマ『めしばな刑事タチバナ』 | トップページ | 『蟻の階段』(文庫版)関連(1) 刊行予定 »

映画・テレビ」カテゴリの記事