セイコーミュージアム
麻見和史です。先日、久しぶりに施設見学に出かけました。
*
セイコーミュージアムは時計の歴史が学べる博物館である。東武伊勢崎線の東向島駅から徒歩10分ぐらいの場所にある。
前から気になっていた施設だが、見学するには予約が必要だった。今回、きちんと訪問時刻を決め、電話予約して出発した。
受付で名前を告げると、担当の職員さんがやってきた。一緒に歩いて、展示物を説明してくださるとのこと。
この時刻に予約したのは私ひとりだったらしく、職員さんと一対一でやりとりすることになった。自分ひとりのために、なんだか申し訳ないという気分。しかし、ほかの見学者がいなかったせいで、いろいろ質問することができた。
以下、そのときのメモである。まだ裏を取っていないため、間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
◆時計の歴史
・マゼランは180個の砂時計を持って航海に出た。
・ホイヘンスの振り子時計。
・ボウテンプとエンテンプ。エンテンプで小型化、持ち運びできるようになった。
・腕時計、漢字を使ったもの。スイスから中国へ輸出。
・不思議時計。
・クオーツ。32768回振動する。2で15回割ると1秒に1回となる。
◆日本の時計
・日本の不定時法。昼と夜をそれぞれ六分割。夏と冬でまったく違う。目盛りの間隔を変える時計。
・印籠時計。
・歩時計。歩幅を設定し、どれだけの距離を歩いたか。地図を作るのに使ったのでは?
・携帯用の日時計。
・江戸城に時計の間があった。担当者がいた。
・改暦。明治5年の12月2日を明治6年の1月1日にした。グレゴリ歴へ。
◆セイコーの時計
・大正時代の輸出品。繊維、陶器、海産物のほかに目覚まし時計。
・電波時計の内部はクオーツ。関西と東北にセシウム原子時計があり、そこから電波を発信、それを受けて時刻を調整する。セシウム時計は10万年に1秒ずれるだけ。クオーツは1カ月で±15秒ぐらい。
・時計コンクール。1968年、機械式時計ジャンルで1~8位を独占。正確さを競うのでなく、常態でのその時計の動きと、斜めにするなど環境を変えたときの誤差を見る。差の少ないものが優秀。機械式は重力の影響を受けるので。
じつは『水晶の鼓動』を書くときクオーツ時計について少し調べていた。それを思い出して人工水晶のことを質問したら、ちゃんとサンプル品が展示されていました。
説明の所要時間は一時間ほど。最後に図書室も見せていただき、大変勉強になりました。説明担当の方、どうもありがとうございました。
« 『石の繭』(文庫版)関連(8) 大阪出張後編・ブックスキヨスク新大阪店様 | トップページ | くすりミュージアム »
「美術館・博物館」カテゴリの記事
- しょうけい館 戦傷病者史料館(2015.12.26)
- 神楽坂巡回コース(2015.05.05)
- 印刷博物館(常設展示)(2015.04.14)
- みんなにうれしいカタチ展(2015.03.17)
- 地下鉄博物館(2015.01.11)



