ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り
麻見和史です。久々に文化的な話題です。
『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り』を見てきました。
*
会場は六本木ヒルズ・森タワー52階の、森アーツセンターギャラリーである。
いわずと知れた、六本木のランドマーク。
独特の丸みを帯びたデザインに、味わいがある。
美術館に行くには、森タワー本体ではなく、この構造物に入ります。
行ったのは平日午後だったが、けっこう観覧客がいた。それでも、人は適度に流れているので、少し待てばキャプションは読める。
『ミュシャ展』は前にも一度見たことがある。
いつだったかと記録を調べたら、2005年に都美術館で開催されていたことがわかった。もう、8年もたちますか。
じつはそのときが初見で、「なんて絵の巧い人だろう」と驚いたのを覚えている。「芸術」というより、庶民の手の届くところにある「美麗なイラスト」というふうに感じた。
それもそのはず、ミュシャはポスターやパッケージデザインで有名になった人である。きっと、宣伝効果は抜群だったに違いない。
なんというか、「集めたい」という気持ちにさせる絵柄なのである。2005年の展覧会では、私もカタログを買わずにはいられなかった。
今回の展覧会ではそうした商業デザインのほかに、ミュシャの思想にも焦点が当てられていた。
そのへんの説明文をじっくり読んでいくと、大作『スラブ叙事詩』を見る目も変わってきそうである(『スラブ叙事詩』は写真と映像のみです、念のため)。
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