マウリッツハイス美術館展(東京都美術館)
麻見和史です。Windows7マシンのセットアップ記事は一旦とめて、今日は美術展観覧の記事です。
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東京都美術館で『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』を見てきた。
まだ一般公開前だが、この日は特別に見せていただくことができた。──などと書くと特殊なコネクションでも使ったように見えるが、じつは朝日新聞社のプレゼントコーナーで当選しただけである。
東京都美術館はしばらく改装工事をしていたそうで、これがリニューアルオープン記念の展覧会になるそうだ。
それに合わせたのかどうか、JR上野駅から都美術館のほうに歩いていくと、ずいぶんきれいになったという印象を受けた。特に驚いたのがこれ。
なんと、上野公園の中にスターバックスが出来ていた。
天気がいいので、テラス席でコーヒーを楽しんでいる方もいたようだ。
しかしすごい変わりようである。
以前なら都美術館のほうに行くとき、ブルーシートやテント小屋をよく見かけたものだが、いったいどうなってしまったのだろう。
この前、東京MXテレビで見たのだが、改装するに当たって美術館の外壁は、従来のものに極力似せたのだそうだ。そのせいで外から見た感じ、どこがどうリニューアルされたのか、はっきりとはわからない。エスカレーターが設置されていたことには、さすがに気がつきましたが。
この日の特別公開は、混雑緩和のため、入場できる時間帯がいくつかに分けられていた。私は15時半に入場した。
マウリッツハイスはオランダにある、わりと小さめの美術館だそうだ。そこが休館するため、主要な作品を日本に貸し出したものらしい。
なんといっても今回の目玉は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」であろう。肖像画を集めたブロックにあるのだが、混雑を見越して、観覧客を並ばせるためのスペースが絵のそばに用意されていた。
今日は一般公開前だったから10分ぐらいで済んだが、本番では30分待ちぐらいになるかもしれない(あるいはもっと?)。
警備員がブツのそばにいて「最前列のお客様は立ち止まらず、動きながらご覧になってください」と声をかけていた。
脚立を使って絵を撮影している人がいたのだが、どうやらNHKのカメラマンだったようだ。後日、夜7時のニュースでこの展覧会が紹介されていた。
個人的には、静物画のコーナーで見たヴァニタス画がよかった。
拙作『蟻の階段』でもヴァニタス画を扱っているが、作中で説明したのはヒトの頭骨が描かれた、いかにもそれらしく見える絵のことだった。
しかしこの展覧会のキャプションを読むと、たとえば頭骨がなくても、時計や花などがあれば虚栄を表すと解釈するらしい。となると、当時の画家たちがこぞって頭骨を描くようになったのは、流行によるものだったのかもしれない。
『マウリッツハイス展』は6月30日から9月17日まで。一般の入館料は1600円です。
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