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2012年6月28日 (木)

マウリッツハイス美術館展(東京都美術館)

 麻見和史です。Windows7マシンのセットアップ記事は一旦とめて、今日は美術展観覧の記事です。

          *

 東京都美術館で『マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝』を見てきた。
 まだ一般公開前だが、この日は特別に見せていただくことができた。──などと書くと特殊なコネクションでも使ったように見えるが、じつは朝日新聞社のプレゼントコーナーで当選しただけである。

 東京都美術館はしばらく改装工事をしていたそうで、これがリニューアルオープン記念の展覧会になるそうだ。
 それに合わせたのかどうか、JR上野駅から都美術館のほうに歩いていくと、ずいぶんきれいになったという印象を受けた。特に驚いたのがこれ。

01
 なんと、上野公園の中にスターバックスが出来ていた。
 天気がいいので、テラス席でコーヒーを楽しんでいる方もいたようだ。

 しかしすごい変わりようである。
 以前なら都美術館のほうに行くとき、ブルーシートやテント小屋をよく見かけたものだが、いったいどうなってしまったのだろう。

 この前、東京MXテレビで見たのだが、改装するに当たって美術館の外壁は、従来のものに極力似せたのだそうだ。そのせいで外から見た感じ、どこがどうリニューアルされたのか、はっきりとはわからない。エスカレーターが設置されていたことには、さすがに気がつきましたが。

02
 美術館の建物を撮影。ちょっと見づらい……。

 この日の特別公開は、混雑緩和のため、入場できる時間帯がいくつかに分けられていた。私は15時半に入場した。

 マウリッツハイスはオランダにある、わりと小さめの美術館だそうだ。そこが休館するため、主要な作品を日本に貸し出したものらしい。

 なんといっても今回の目玉は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」であろう。肖像画を集めたブロックにあるのだが、混雑を見越して、観覧客を並ばせるためのスペースが絵のそばに用意されていた。
 今日は一般公開前だったから10分ぐらいで済んだが、本番では30分待ちぐらいになるかもしれない(あるいはもっと?)。
 警備員がブツのそばにいて「最前列のお客様は立ち止まらず、動きながらご覧になってください」と声をかけていた。
 脚立を使って絵を撮影している人がいたのだが、どうやらNHKのカメラマンだったようだ。後日、夜7時のニュースでこの展覧会が紹介されていた。

 個人的には、静物画のコーナーで見たヴァニタス画がよかった。
 拙作『蟻の階段』でもヴァニタス画を扱っているが、作中で説明したのはヒトの頭骨が描かれた、いかにもそれらしく見える絵のことだった。
 しかしこの展覧会のキャプションを読むと、たとえば頭骨がなくても、時計や花などがあれば虚栄を表すと解釈するらしい。となると、当時の画家たちがこぞって頭骨を描くようになったのは、流行によるものだったのかもしれない。

『マウリッツハイス展』は6月30日から9月17日まで。一般の入館料は1600円です。

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