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2012年3月の記事

2012年3月29日 (木)

国立国会図書館・カード切り替え(1) 準備編

 麻見和史です。国会図書館のシステムはだいぶ安定したのか、トラブルのニュースはなくなったようです。ほっとしました。
 さて、既報のとおり国会図書館ではシステム変更にともない、登録利用者カードを新しいものに替えなくてはならないのですが、それについてひとつメモしておきます。

          *

 先日国会図書館サイトを見ていたら、こんなお知らせがあった。
 利用者カード変更のための手続きが、かなり混雑しているらしい。特に土曜は大変なのだそうだ。

 時間に余裕のある人は郵送登録がおすすめだと書いてある。じきに書類が送られてくるので、それと身分証明書を持っていけば、図書館で新カードをすぐ入手できる──というふうに理解した。
 しばらく国会図書館に行く予定もないので、今なら郵送登録でOKだと思い、サイトの指示どおり関西館の受付窓口に申請書を送っておいた。

 一週間ほどで関西館から封書が届いたのだが、中に妙なことが書いてある。

新規のご申請をいただきましたが、確認しましたところ、以前の登録利用者情報が有効期限内でした。引き続きお客様のID・パスワードをご利用いただけますが、念のため「利用者登録証」を再発行いたしました。ご確認下さい。

 なんのこっちゃと思って国会図書館サイトをもう一度調べたところ、大きな誤解をしていたことがわかった。

「郵送による登録申し込み」という表示をクリックするとここに飛ぶのだが、これを読んで私は、書類を送れば変更手続きができると思っていたのである。じつは、そうではなかったのだ。
 これはあくまで新規の申し込み方法で、現在、利用者登録をしていない人のための説明文なのだ。
 画面を下のほうにスクロールしていくと「2.平成23年12月以前に利用者登録をしている方」という項目があり、

平成23年12月までに、利用者登録をされた方については、東京本館または関西館へのご来館時に、新しい登録利用者カードへの切替えをお願いします。

 と書いてある。つまり、すでにカードを持っている人は、図書館で並ばなくてはならない、ということだ。
 思い切り、無駄なことをしてしまった……。

「郵送による登録申し込み」から飛んでいく先が、いきなり「(2)郵送による登録」になっており、新規登録者か既存登録者かという分岐点を飛ばしてしまっているため、わかりづらくなっているのだと思う。

 関西館では「最近やけに間違いの申請ふえとるなあ」と感じているのではないだろうか。だとしたら、その原因はこれです。
 無駄な事務手続きが発生しないよう、サイトの説明をもう少しわかりやすくしてくれれば、と思うのだが、いかがでしょうか。たぶん、私以外にも間違っちゃう人がいると思うんですけど……。いませんかね?

[関連:国立国会図書館・利用方法]
[関連:国立国会図書館・館内見学会]
[関連:国立国会図書館・資料の複写]
[関連:国立国会図書館・システム障害]
[関連:国立国会図書館・郵送複写]
[関連:国会図書館のサービスが変更になるらしい]
[関連:国会図書館がピンチらしい]

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2012年3月24日 (土)

活動状況(2012/3/24) 5月の刊行予定

 麻見和史です。久しぶりに小説関連の記事です。

 版元さんから新刊案内等で発表されたので、ここでもお知らせいたします。
 おかげさまで新しい本の刊行が決まりました。たまたまですが、スケジュールが重なって5月に二冊出ることになりました。詳細は後日お知らせするとして、今日は概要だけご報告します。

          *

 ひとつは如月塔子と鷹野が活躍する、十一係ものの三冊目です。タイトルは『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』
 じつは別の話を半分ぐらいまで書いていたのですが、パワー不足が明らかになったため、中断しました。その後、勢いと熱量を重視して一から書いたのが『水晶の鼓動』です。
 三作目で弱いものは出せないと考え、知恵を絞りました。
『蟻の階段』は地道なブツ捜査を重ねていく、比較的おとなしい作品でしたが、『水晶の鼓動』は大きな話になるよう、材料の選択にも気を配っています。

 あらすじでどこまで紹介されるか、まだわかりませんが、今回塔子たちに大きな試練が訪れます。塔子は、そして鷹野は、このピンチを乗り越えることができるのか。犯人は何を意図して、不可解な行動をとったのか。
 タイトルになっている水晶の鼓動というのも、大事なキーワードになります。

『水晶の鼓動』は講談社ノベルスから5月上旬に発売の予定です。よろしくお願いいたします。

          *

 もう一冊はデビュー作『ヴェサリウスの柩』の文庫版です。東京創元社さんから出ます。
 6年前の作なので、今回読み直してみていろいろ感じるものがありました。

 技術的な面を見ると、もう少し仕掛けを入れて謎解きをしたほうが……とも思うのですが、とにかく題材の強さと展開の異様さで引っ張っていく話です。特に、後半で描かれるあの場所のシーンなどはもう……。
 当時どこからあんな着想が出たのか、今ではよく覚えていません。あのころは妙な勢いを持っていたんだなあと、懐かしく感じました。

『ヴェサリウスの柩』は以前一度文庫化の話をいただいており、修正作業も進めていたのですが、諸事情あって刊行時期未定となっていました。
 一般には、単行本の文庫化は3年後といわれています。5年も6年もたってしまっては、もう文庫版は出ないかなあと半分あきらめていたのですが
、今年になって作業継続のお話をいただき、ついに発刊のはこびとなりました。

 先日文庫版カバーのラフデザインを拝見しましたが、ひとめ見て、はっとするような絵柄でした。こういう方法があったのかと、思わず膝を打ちました。
 内容が内容なので、デザイナーさんも苦労なさったと思いますが、大変雰囲気のある、美しい表紙になりそうです。完成が楽しみです。

『ヴェサリウスの柩』文庫版は5月後半に発売されるかと思います。こちらも、よろしくお願いいたします。

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2012年3月21日 (水)

パソコン環境の改善(2) IEのアドオン確認

 麻見和史です。3月もまた、ばたばたしております。
 先般、IEの動作が遅い件の対策として履歴の削除を行ったのですが、速くなったというのはどうも気のせいだったらしく、その後、起動にも猛烈な時間がかかるようになったため、さらにネットで情報を集めてみました。

          *

 マイクロソフト社のサイトに初心者向けのFAQがあって、IEが遅いときの原因切り分け方法が載っていた。アドオンなしのIEを動かしてみて、速さに違いがあるかどうか調べてみよ、とのこと。
 早速試したところ、信じられないほど速かった。ということは、今まで付け足し付け足し増やしてきたアドオンがいけないのだ。

[アドオンの管理]でひとつずつ無効にしていったところ、原因がわかった。
 一番負荷をかけていたのは、googleのツールバーだったのだ。そういえば検索窓で履歴表示するのに、ものすごく時間がかかっていたよなあ、と今さらながら思い出した。このツールバーは大変便利なのだが、うちのマシンのスペックでは快適な動作が難しいということだ。
 とりあえずこれを外したところ、体感で3倍ぐらいIEが速くなり、ストレスがなくなった。しばらくこれで動かして、様子をみることにした。

 こんな簡単なことなら、もっと早く実施すればよかった。というか、もっと早く調べればよかったという話である。どうも、ものぐさでいけない。

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2012年3月16日 (金)

新プリンターの導入(4) MFC-J705Dの機能評価

 麻見和史です。ブラザーの電話・FAX機能付き複合機MFC-J705Dの導入記録です。セットアップが終わったので今日は個々の機能について、感想を記します。

          *

 FAX機能について。ブラザーでテスト用の電話番号を用意してくれており、ここに何かを送信すると折り返し自動でFAXを返信してくれるので、ひとりでテストができる。これは大変便利なサービスだ。
 以前ブラザーの別機種を使っていたのだが、そのときはこうしたサービスがなかったため、コンビニに行って送信テストをしなければならなかった。あれは大変でした。

 テスト印刷してみたが、最近のプリンターを知らない私にとっては、すばらしく速いと感じられた。A4モノクロを1分間に12枚打てるそうで、これなら打ち合わせ資料の印刷もあっという間に終わるはず。
★2012/8/11追記。同社他機種で、機能が充実している代わりに印刷が遅い、というものがある。プリンターとして使うことが多いのなら、J705Dクラスの印刷速度はほしいところ。
★2012/4/30追記。PC~J705D間はUSB接続のみで、有線LAN、無線LAN接続はサポートされていません。
★2012/9/14追記。前に使っていた複合機は有線LANが使えたが、今回はUSB接続なので、どれかひとつのマシンに直付けしなくてはならない。考えた末、立ち上がりの早いWindows7マシンに接続した。WindowsXPマシンからはLAN経由、Windows7経由で印刷している。

 インクは純正のものが、店頭価格で1色1000円ぐらいだった。他社に比べるとかなり安く感じられる。
 写真印刷も1枚だけ試してみたが、L判縁なしをストレスなく印刷できた。さすがに5色、6色インクのプリンターにはかなわないだろうが、うちではそこまでの機能は要求していないので問題ない。
★2012/9/14追記。週に20枚ぐらいの印刷ペースで、ちょうど6カ月後に黒インクが切れた。残りの3色もまもなく交換することになりそう。

 電話機能系は以前の機種の仕様を受け継いでおり、ナンバーディスプレイ表示機能、留守番電話機能、遠隔操作機能、留守番電話受信時の転送機能(メッセージが吹き込まれたとき携帯電話にかけてくれる)は正常に動作した。
 うちでは不要なのだが、子機も一台付いている。前の機種の子機も残っているので、あれっ、もしかしたら子機二台使えるんじゃないの、と思ったが、さすがにそれは無理だった。

 ここまでのところで気になった点は、以下の三つである。
 第一に、液晶表示が狭いこと。この機種は値段が安いため、カラー液晶パネルが1.9型STNとなっており、同社他機種の3.3型TFTに比べるとどうしても窮屈に感じる。具体的に言うと、ナンバーディスプレイの相手名表示が小さくて、ちょっと見づらい。しかしまあ、承知の上で買ったのだから仕方がない。
 第二に、これは前の機種でもそうだったのだが、着信履歴から電話帳に相手を登録しても、過去の着信履歴に名称が反映されず、電話番号しか表示されない。それほど難しい技術ではないと思うのだが、このへんは仕様が変わっていないみたいである。
 第三に、スキャナー部分の蓋がぱたんと閉じてしまうのが残念。急いでコピーを取るときなど、斜めに開いた状態で踏ん張ってくれると、とても助かるのだが……。

 まあしかしこれらは些細なことである。以前5万円ぐらいしたものが、今回わずか2万円で手に入った。しかもこちらの求める機能はすべて搭載されているのだから、大変満足している。久々にいい買い物をしました。
 あとは故障がないことを祈るだけだ。週に何回かテスト印刷をして、目詰まりが起こらないようにしよう。
★2012/7/13追記。法則性がわからないのだが数週間に一度、午前11時ぐらいにノズルの自動クリーニングを行っているようだ。使用開始から4カ月ほどになるが、週に20枚ぐらい印刷していて、今のところトラブルは発生していません。

[関連:(1) 故障の歴史]
[関連:(2) 機種選定]
[関連:(3) MFC-J705Dのセットアップ]
[関連:(4) MFC-J705Dの機能評価]

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2012年3月13日 (火)

新プリンターの導入(3) MFC-J705Dのセットアップ

 麻見和史です。ブラザーの電話・FAX機能付き複合機マイミーオ・MFC-J705Dのセットアップを行いました。
 おもに当方の環境の問題でしたが、若干手こずった部分があったのでメモしておきます。今後、同機種を導入する方のヒントになれば幸いです(細部の手違い、勘違いはご容赦ください)。

          *

 以下、ドライバー系インストール時の出来事メモ。

・ウイルス対策ソフトを終了させ、PCのLANケーブルを抜いた状態でドライバー系のインストールを開始。★2012/4/30追記。PC~J705D間はUSB接続のみで、LAN接続はサポートされていません。

・CD-ROMから最初のPageManager9.02のインストール中に「(Err:1772)Open Printer RPCサーバーを利用できません」エラーが発生。PageManager9.02の削除を行い、LANケーブルを接続し直したあと再度インストール実行したところエラーは出なかった。LANケーブルのせいかどうかは不明。

・再起動でOS起動せず、黒い画面のまま。過去にも例あり、USBメモリを外したところ再起動した(これは当方の環境の問題)。

・プログラム/Brother~/診断ツールでインストール状況を確認。5種類のうち、失敗したものがいくつかある。

・CD-ROMからカスタムインストール/修復インストールを行う。プリントスプーラーを止めていたことに気づいて、ここで起動(これも当方の環境の問題)。

・OS再起動後、診断ツールで見ると、プリンタードライバーとPC-FAX送信のインストールが失敗している。

・修復インストールしたが、再起動後、設定画面などが出ない。それまでウイルス対策ソフトの停止を、パソコン再起動まで、としていたが、再起動後もずっと停止するよう変更。あらためて修復インストールしたところ、再起動後の設定画面が出た。ウイルス対策ソフトはインストール終了まで、ずっと止めておく必要があるようだ。

・L判写真印刷のテスト、ブラザー製品調査・サポートプログラム、ファームウエア更新確認を終えて、ドライバー系のインストールは終了。診断ツールで確認したところ、5種類すべてインストール成功となっていた。

・その他ソフトのインストール成功。

 USBメモリを挿しているとOSが起動しない現象は前にもあった。今回も起こって、それは今も解決できていない。BIOSのブート順位をいじってみたが改善されず、もう少し情報を集めることにする。

 セットアップに関する感想。
 当方でウイルス対策ソフトを停止していなかったなどの問題があったため、ドライバー系のインストールがうまく進まなかった。しかしそうした現象を見越して「診断ツール」と「修復インストール」が提供されており、状況確認と再チャレンジが何度も実行できたのはありがたい。よく考えられていると思いました。

 ということでセットアップは完了。途中手間取ったので半日仕事になってしまった。
 次回は機能評価について報告します。

[関連:(1) 故障の歴史]
[関連:(2) 機種選定]
[関連:(3) MFC-J705Dのセットアップ]
[関連:(4) MFC-J705Dの機能評価]

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2012年3月 9日 (金)

新プリンターの導入(2) 機種選定

 麻見和史です。比較検討して、新プリンターの機種を決定しました。

          *

 スペックやクチコミを調査した結果、候補機種のメリットと気になる点が明らかになった。現物を見たわけではないので、事実誤認があったらすみません。

◆C社製インクジェットプリンター

・メリット
 今、目をつけているエントリーモデルは、6000円程度というリーズナブルなお値段で、スキャナー、コピー機能を持っている。この価格帯のものには珍しく、無線LAN機能もあって評判がいい。

・気になる点
 インクが割高らしい。3~4回インク交換したら本体が買えてしまう、なんて話もあった。また、独立型インクタンクなら個別交換が可能だが、上記エントリーモデルは黒+カラー3色で、この3色は1つのタンクとなっており、どれか1色がなくなったら3色とも交換しなければならないそうだ。

◆B社製電話・FAX付き複合機

・メリット
 プリンター、コピー機、スキャナー、電話、FAXの機能まで持っていて20000円前後というのは破格の安さ。インクは4色独立で、他社よりも少し安いらしい。電話の音質も6、7年前の機種よりかなり改善された模様。現在うちにはFAXがないので(前のB社複合機が壊れたため)、その機能を持っているのは魅力である。
 また、今候補にしている機種は、同シリーズ他機種よりも印刷スピードが速い。A4モノクロなら1分で10枚打てるとのこと。これはすごい。

・気になる点
 B社製品は機械の構造上、黒インクが詰まりやすい、という情報を入手した。長く使わずにいると黒が出なくなるそうで、これが非常に心配。別機種かもしれないが、メーカーでは週に何回かテスト印刷することを推奨している、という話も聞いた。
 また、候補の機種は、有線、無線LAN機能がなく、USB接続のみとなっている。うちは有線LANなのでその機能がほしいのだが、調べてみると最近はUSBか無線LANが主流みたいである。そうだったのか。
 まあ、この前壊れたC社製品がUSB接続だったから、それと同じだと思えば我慢はできるだろう(本当は2台のパソコンから印刷指示できるようにしたかった)。

          *

 さて、どうするか。
 C社で独立インクタンクの機種にすると、20000円ぐらいになってしまうことがわかった。むう。それだけ出すなら、B社の複合機が買えてしまうよなあ。
 B社複合機を買えば、何もかも全部揃ってしまうから大変便利である。ただ、こういうものの常として、どれかひとつの機能が故障すると全体に影響が及ぶ。

 かなり迷ったのだが、故障については、これはもう機械なのでしようがないと割り切ることにした。ただ、壊れてそのままでは困るので、量販店の長期保証に入ることに決めた。そうすれば5年間は修理に出せる。よし、それでいこう。

 ということで、機種はブラザーのMFC-J705Dに決定しました。
 Bカメラのネット販売を利用し、20000円弱で購入した。5年間の長期保証は、購入ポイント10%のうち半分を充てたので、負担には感じなかった。
 発注したら、翌日の夕方には届いてしまって、びっくりした。領収証も別途郵送してくれたし、しっかりしている。自分の中で、Bカメラの評価が非常に高くなった。

 では次回、MFC-J705Dセットアップ編でお会いしましょう(数日中にやると思います……たぶん……)。

[関連:(1) 故障の歴史]
[関連:(2) 機種選定]
[関連:(3) MFC-J705Dのセットアップ]
[関連:(4) MFC-J705Dの機能評価]

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2012年3月 2日 (金)

新プリンターの導入(1) 故障の歴史

 麻見和史です。先日インクジェットプリンターが突然故障しました。それにともない、新しいものを購入することになったのでメモしておきます。
 以下、各メーカー、各機種に対する感想はあくまで個人的なものであり、他意、悪意はありません。

          *

 C社製、2008年発売のインクジェットプリンターを使っていたのだが、あるとき突然エラーメッセージが表示された。指示に従って電源オフオンなどを行ったが、そうするうちまったく電源が入らなくなった。ケーブルを替えてみても駄目。困った。明日持っていく資料が打てないではないか。
 このときは、たいそう古いC社製のレーザープリンターで印刷し、事なきを得た。どれぐらい古いかというと、WindowsXPのドライバーが提供されていないぐらい古い。ではどう印刷したのかというと、太古のWindows98パソコンを立ち上げたのである。なんでもとっておくものだ。
 この、C社製プリンターで急に電源が入らなくなる現象は、ネットで複数報告されており、うちも同じだろうと思われる。

 話は過去に飛ぶ。
 以前私はB社の複合機を使っていた。これは電話(子機あり)、FAX、スキャナー、コピー機、プリンターの機能まで備え、おまけに各種記憶メディアのスロットまで装備しているという優れものだった。合計で6、7年使ったと思う。
 電話の音質が悪いとか、ちょこちょこ気になる点はあったものの、これだけの機能を持ってあのお値段というのは立派だった。当方としてはまだまだ使うつもりでいたのだが、これも、あるとき急にエラーメッセージが出るようになってしまった。
 調べたところ、廃インクを格納するタンクが満杯になるのを防ぐため、あらかじめ設定された使用回数を超えたときに出るエラーだとわかった。毎日ヘッドクリーニングをする仕様だったから、まあ仕方がないだろう。値段にもよるが、修理の道を探ろうと思った。
 しかしB社に電話したところ、すでにサポート期間が終了しているので修理はできないと言われたのである。ぐぬぬ。ハード的にはなんら問題がなく、新品のインクも買ってしまっていたというのに、なんともったいないことだ。
 どうせ駄目になるならと、アングラ的な措置を施してみたが結局失敗。今は巨大なナンバーディスプレイ用の表示装置となっている。
 その後私はC社製品を入手し、使うようになったのだった。回想おわり。

 今回、そのC社製品が壊れてしまった。
 修理をすると1万円ぐらいかかるようなので、新しいのを買うことにした。C社、E社、B社のカタログを入手し、機能の比較検討を行った。
 あれこれ見比べて、機能を限定したC社の安い機種(6000円ぐらい)か、お買い得感のあるB社製電話つき複合機(2万円ちょっと)のふたつに絞り込んだ。
 さて、どちらにするか。
 困ったときは先輩たちの意見を聞くのが一番である。ということで、ネットのクチコミを調べることにした。

 つづきます。

[関連:(1) 故障の歴史]
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  • : <strong>これが最後の仕事になる(講談社)</strong>

    これが最後の仕事になる(講談社)
    ◆内容紹介
    最初の1行は全員一緒。1編6ページ、24種の「最後の仕事」。 早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
    (2024/8/7発売)
    ----------------------

  • : <strong>殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル (朝日文庫)</strong>

    殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル (朝日文庫)
    ◆内容紹介
    被害者の死因は、土中での溺死……。思いも寄らぬ方法で人を殺めた犯人は、猟奇的な手段を用いて立て続けに犯行を重ねていく。刑事課の尾崎は、美貌の広瀬とバディを組んで捜査に臨むが……。
    (2024/6/7発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>追憶の彼女 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    追憶の彼女 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    警視庁文書解読班の矢代朋彦は、休日を使い、七年半前の事件を個人的に調べていた……。親友の無念を矢代は晴らすことができるのか!?
    (2024/3/22発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>鴉の箱庭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    鴉の箱庭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新宿歌舞伎町のドラッグストアのゴミ置き場で切断された右手が見つかった。如月塔子と門脇仁志は捜査に乗り出すが──。欲望渦巻く街で犯人を、真相を突き止めることはできるのか。
    (2023/12/13発売)
    ----------------------

  • : <strong>賢者の棘 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    賢者の棘 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    被害者の生死を決める残虐なゲームが仕掛けられた。「賢者」を名乗る犯人は、塔子を参加させるよう要求。一連の事件は、塔子の実家に届き続ける脅迫状とも絡んでいて!?
    (2023/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>凍結事案捜査班 時の呪縛 (文春文庫)</strong>

    凍結事案捜査班 時の呪縛 (文春文庫)
    ◆内容紹介
    妻を亡くした刑事・藤木が配属されたのは、コールドケースを扱う「凍結事案捜査班」だった。30年前、子を亡くした夫婦に接して、藤木の中に再び捜査への意欲が湧いてきて──。作者の体験を取り入れた作品です。
    (2023/8/2発売)
    【文庫書き下ろし】
    ----------------------

  • : <strong>琥珀の闇 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    琥珀の闇 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    文書解読班に解体の危機が! 驚愕の敵の正体とは!?
    理沙たち文書解読班にライバル・情報分析班が登場。両者は犯人逮捕のため競い合うことになって……。
    (2023/2/25発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係</strong>

    魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    檻の中で、殺されていた男。犯人の手がかりは、まったくない。塔子は捜査に乗り出すが、チームを組まされたのは鷹野ではなく、門脇だった……。
    (2022/12/7発売)
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  • : <strong>偽神の審判 警視庁公安分析班 (講談社文庫)</strong>

    偽神の審判 警視庁公安分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    有力政治家と大学教授が殺害された二つの事件に見え隠れするのは、公安が長年追ってきた殺し屋「鑑定士」の存在だった。鷹野秀昭は一般人を協力者(スパイ)として潜入させるよう命じられるが――。
    (2022/1/14発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>邪神の天秤 警視庁公安分析班 (講談社文庫)</strong>

    邪神の天秤 警視庁公安分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    内臓が取り出された惨殺遺体。心臓と羽根が載せられた天秤が意味するものは――? 現場に残された矛盾をヒントに、猟奇犯の正体を追え!
    (2021/12/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>天空の鏡 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    天空の鏡 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    左目を奪い去る猟奇殺人犯を追え! 過去の未解決事件との不可解な共通点。塔子を待ち構える衝撃&切なすぎる真相とは――? 大人気「警視庁殺人分析班」シリーズ最新作!!
    (2021/11/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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    無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿 (双葉文庫)
    ◆内容紹介
    本所署の刑事課に所属する黒星達成と白石雪乃。刑事にあるまじき名前ゆえにネガティブ指向の黒星と、元看護師という変わった経歴を持つ雪乃の「白黒」コンビの活躍が光る連作刑事小説。
    (2021/6/10発売)
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    偽神の審判 警視庁公安分析班
    ◆内容紹介
    公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭。持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。秘密主義が蔓延る公安で、打つ手はあるのか? 十一係<殺人分析班>シリーズと対をなす弩級の新シリーズ第2弾!
    (2021/5/12発売)
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    茨の墓標 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
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    不気味な四行詩に沿った連続見立て殺人が発生! 人気警察シリーズ第8弾。都内の住宅街で土に埋められていた身元不明の刺殺遺体。 そのポケットから出てきたのは、現場の状況を想起させるような謎の四行詩だった――。
    (2021/3/24発売)
    【文庫書き下ろし】
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    『刑事という生き方』警察小説アンソロジー (朝日文庫)
    ◆内容紹介
    警察小説アンソロジーです。麻見の「沈黙のブラックボックス」は2013年に『ジャーロ』誌に発表した短編を改稿したものです。今回、書籍初収録となりました。
    (2021/3/5発売)
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  • : <strong>邪神の天秤 警視庁公安分析班</strong>

    邪神の天秤 警視庁公安分析班
    ◆内容紹介
    爆破事件の最中、有力政治家殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が残されていた。公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが……。十一係<殺人分析班>シリーズと対をなす弩級の新シリーズ開幕!
    (2021/3/5発売)
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  • : <strong>凪の残響 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    凪の残響 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    切断された二本の指がクランベリーソーダに沈められていた。如月塔子は被害者救出に奔走するも、嘲笑うかのように犯人は遺体の在り処を告げる。だが、なぜか遺体からは親指だけが見つからず…。
    (2020/11/13発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>賢者の棘 警視庁捜査一課十一係</strong>

    賢者の棘 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    刑事・如月塔子の実家に長年届く脅迫状。過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。
    (2020/11/6発売)
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  • : <strong>銀翼の死角 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    銀翼の死角 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    札幌から羽田へ向かうフライトでハイジャックが発生!SITが交渉を始めるが、犯人はなぜか思考パズルを仕掛けてくる。理沙たち文書解読班は理不尽なゲームに正解し、人質を解放することができるのか!?
    (2020/5/22発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>刑事の灯 (双葉文庫)</strong>

    刑事の灯 (双葉文庫)
    ◆内容紹介
    警察小説アンソロジー。参加作家は沢村鐵さん、藤崎翔さん、吉川英梨さん、麻見和史です。
    (2020/04/16発売)
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  • : <strong>鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    東京西部の山中で立てこもり事件が発生。人質を取り興奮した様子の男は、殺人事件の被疑者として如月塔子らが追っている危険人物だった。男の要求通り塔子と人質の身柄を交換すると、塔子はまんまと車で連れ去られた……。
    (2020/02/14発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>愚者の檻 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    愚者の檻 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    顔を新聞紙で包まれ口に印刷用活字を押し込まれた遺体が発見された。被害者の自宅からは謎の暗号文も見つかり、理沙たちは文書捜査を始める。一方の矢代は岩下管理官に殺人班への異動を持ち掛けられ……!?
    (2019/11/21発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>天空の鏡 警視庁捜査一課十一係</strong>

    天空の鏡 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    らせん階段から突き落とされ、左の眼球が奪われた遺体。特捜本部は過去の事件を捜査した老刑事・藤村に協力を要請。彼は如月塔子に捜査の基本を教えた恩人だった…。シリーズ12作目。
    (2019/10/9発売)
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  • : <strong>奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    銀座のショーウィンドウに吊るされた奇妙な遺体。謎の遺留品に悩む警察をよそに、第二の被害者が拉致される。殺人分析班の見立ては。
    (2019/8/9発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>影の斜塔 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    影の斜塔 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    文書解読班主任・鳴海理沙の下へ、管理官から機密命令が下された。ある殺人事件に関して、失踪した男性を捜索し、その人物が所持する文書を入手せよというのだ。失敗したら、文書解読班存続は危うい――。理沙は全力で事件解明に挑む!
    (2019/4/24発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>死者の盟約: 警視庁特捜7(新潮文庫)</strong>

    死者の盟約: 警視庁特捜7(新潮文庫)
    ◆内容紹介
    傷一つない死体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いたのか? 事件発生と同時に、被害者の息子が誘拐され、犯人は「父親を電話に出せ」と要求してきた。二つの事件は誰の仕業か? 奇妙にもつれ合う事件の連続に「特捜7」が挑む!
    (2019/3/28発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>擬態の殻 刑事・一條聡士 (朝日文庫)</strong>

    擬態の殻 刑事・一條聡士 (朝日文庫)
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課五係の一條は、過去に遭遇した事件をきっかけに、仲間との交わりを絶った。一匹狼として動く一條のもとに、腹部を切り裂かれ、そこに手錠を詰め込まれた遺体が発見されたとの一報が……。
    (2019/2/7発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    雨色の仔羊 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    事切れた被害者の最期のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」だった。捜査線上に浮かんだ、幼さの残る無口な少年とは。
    (2019/1/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>灰の轍 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    灰の轍 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    遺体の傍に、連続殺人計画のメモが見つかった! さらに、遺留品の中から、謎の暗号が発見され――。連続殺人を食い止めるため、捜査一課文書解読班を率いる鳴海理沙が、メモと暗号の謎に挑む!
    (2018/11/22発売)
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  • : <strong>凪の残響 警視庁捜査一課十一係</strong>

    凪の残響 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    年の瀬迫るショッピングセンターに置かれた、四本の指。賑わう場所の犯行にもかかわらず手掛かりはごく僅か。如月塔子と鷹野は、被害者救出に奔走するが…。十一係は、分析不可能な殺人者を捕らえることができるのか!?
    (2018/10/5発売)
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  • : <strong>骸の鍵</strong>

    骸の鍵
    ◆内容紹介
    女性の左腕が見つかったコインロッカーには、鍵と猟奇犯からの“ヒント”が残されていた。一方、遺体整復師の折口聡子は「ウツロ」を名乗る人物に監禁され…。警察を嘲笑うかのような事件に、女性刑事・城戸葉月が挑む。
    (2018/8/21発売)
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  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム (講談社文庫)</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている。早く助けないと死ぬ」。謎の119番通報を受けた若き救命救急隊チーム。衰弱した少女の背中には不可思議なシールが貼られていた。救急隊が凶悪犯に挑む、緊迫のサスペンス。
    (2018/6/14発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    針金で縛られた遺体が発見された。傍らには、謎の血文字――。鳴海理沙警部補率いる文書解読班に出動命令が下った。文字を偏愛する理沙が、本に隠された殺人事件を解き明かす!
    (2018/4/25発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ (角川文庫)</strong>

    緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ (角川文庫)
    ◆内容紹介
    文字マニアの刑事・鳴海理沙、最初の事件。
    発見された遺体の横には、謎の赤い文字が書かれていた――。「蟲」「品」の文字を解読すべく、所轄の巡査部長・鳴海理沙と捜査一課の国木田が奔走。
    (2018/1/25発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>鷹の砦 警視庁捜査一課十一係</strong>

    鷹の砦 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    人質は、刑事・如月塔子。凶悪犯の魔手から生還せよ! 最悪の知能犯グループVS.<殺人分析班>
    (2017/12/6発売)
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  • : <strong>沈黙する女たち (幻冬舎文庫)</strong>

    沈黙する女たち (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ第2弾。
    (2017/10/6発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>水葬の迷宮: 警視庁特捜7 (新潮文庫)</strong>

    水葬の迷宮: 警視庁特捜7 (新潮文庫)
    ◆内容紹介
    捜査で判明する新たな事実によってパズルのように埋まっていく謎解きの興趣。緻密な伏線が冴える本格捜査ミステリー。
    ★本書は『特捜7 銃弾』の文庫版です。
    (2017/9/1発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
    (2017/7/14発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係</strong>

    奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
    (2017/7/6発売)
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  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
    (2017/3/25発売)
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  • : <strong>警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
    (2017/1/25発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)</strong>

    共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
    ◆内容紹介
    〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
    (2016/12/15発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
    (2016/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係</strong>

    雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
    (2016/11/8発売)
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  • : <strong>死者の盟約 特捜7</strong>

    死者の盟約 特捜7
    ◆内容紹介
    傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
    (2016/3/22発売)
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  • : <strong>聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
    (2016/1/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>蝶の力学 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
    (2015/12/3発売)
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  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
    (2015/5/27発売)
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
    (2015/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>警視庁文書捜査官</strong>

    警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
    (2015/1/29発売)
    --------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁捜査一課十一係</strong>

    女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
    (2014/12/3発売)
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  • : <strong>屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)</strong>

    屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
    (2014/10/9発売)
    【文庫書き下ろし】
    --------------------

  • : <strong>特捜7: 銃弾</strong>

    特捜7: 銃弾
    ◆内容紹介
    警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
    (2014/5/22発売)
    --------------------

  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
    (2014/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係</strong>

    聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
    (2013/12/5発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
    (2013/10/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
    (2013/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ★文庫化にあたり、ノベルス版に加筆訂正を行いました。以後の文庫も同様です。
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁捜査一課十一係</strong>

    虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
    人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
    (2013/4/4発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)</strong>

    ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
    ◆内容紹介
    解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
    (2012/5/30発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係</strong>

    水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
    時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。 果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
    (2012/5/8発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
    (2011/10/6発売)
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  • : <strong>石の繭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    石の繭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
    (2011/5/10発売)
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          ↑
    2008/10月~2011/4月
        暗黒時代
          ↓
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  • : <strong>真夜中のタランテラ</strong>

    真夜中のタランテラ
    長編第2作。
    【在庫なし・文庫化の予定なし】
    (2008/9/30発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩</strong>

    ヴェサリウスの柩
    第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
    (2006/9/30発売)