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2012年1月12日 (木)

並行作業の罠

 麻見和史です。最近、非常に焦った一件があったのでメモしておきます。以後同様のことがないよう注意したい。

          *

 パソコンの能力に限界があり、原稿を書きながらGoogleマップを見たりしていると動きが遅くなる。それで、あるタイミングでパソコンを再起動するのが習慣になっている。

 その日も数時間作業をしたのち、再起動を行った。しばらくして、いつものWordファイルを開いたのだが、書きかけのところを読み直して衝撃を受けた。
 なんと、原稿が一日前の状態に戻っていたのである。

 いったい何が起こったのか。
 大昔のことだがパソコンがフリーズし、原稿20枚分ぐらいを失って呆然としたことがあった。それ以来、数分に一度はファイルを保存するよう指に覚えさせている。それなのに、なぜこんなことになったのか。

 何かおかしいと感じ、詳細に調べたところ原因が判明した。
 じつは私、原稿作業を始める前にバックアップ用のUSBメモリを覗き、ゴミファイルを削除していた。そのあと、このUSBメモリ内のWordファイルを開いていたのだ。つまりこの日は、バックアップ用のファイルに原稿の続きをどんどん書き足していたことになる。
 そして、再起動後にチェックしたのはHDD内の原稿だった。これは今日いじっていないから、当然、一日前のものである。

 USBメモリ内の原稿を開いたところ、最新の状態であることが確認された。ほっとしました。

 ところで、このUSBメモリには、1時間ごとに自動バックアップする設定となっている。ということは……パソコンを再起動したのち何もせず1時間放置していたら、HDD内の古いWordファイルがUSBメモリに上書きコピーされていたのではないか。危ないところだった。
(さらに調べたところ、バックアップ時の設定で、ファイルの新旧を比較するようになっていたので、ファイルが上書きされる可能性はなかった。わかってみれば、なあんだ、という話である)

 教訓。作業は並行させずひとつひとつ終了させたほうがよい。USBメモリの掃除をしたあと、エクスプローラーウインドウを閉じておけば、こんな騒ぎにはならなかったのだ。
 最近注意力が落ちているので、気をつけないと危ないのである。

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