麻見和史です。11月26日、一日乗車券で都電荒川線に乗ってきました。あちこち途中下車したので、何回かに分けて報告します。
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ご存じない方のために説明しておくと、都電荒川線というのはこういうものである。
一両編成の路面電車。俗にいう「チンチン電車」である。
新宿区の早稲田停留場から、荒川区の三ノ輪橋停留場まで、およそ53分で走っているそうだ。ただし運行状況により、遅延が発生することがある。
これについては、実際に乗ってみて初めて意味がわかった。連載の後半で報告します。
料金はどの区間でも160円だが、一日乗車券を買うと400円で済むという。これは安い。
東京メトロ東西線・早稲田駅から歩いていくと、新目白通りにこんな建物があった。
東京都交通局早稲田自動車営業所である。
都電の一日乗車券も扱っているというので、ここで購入した。
スタンプカードみたいな紙製で、乗車する前に、月と日をスクラッチするようになっている。この日だけは乗り放題になるわけである。
さらに歩くと、新目白通りの真ん中に停留場が見えてきた。
早稲田停留場。今日はここから乗って、向こうの端、三ノ輪橋まで行きます。
電車が入ってきた。日中は5~6分間隔で運転しているとのこと。
流儀がわからないので、ほかのお客さんの様子を観察した。
停留場に改札口はなく、誰でもホームに入ることができる。バスと同じで、乗車時に料金を払う仕組みらしい。乗るときは前方のドアを、降りるときは後方のドアを使う。逆は不可。
運転手に一日乗車券を見せて、乗り込んだ。
別のタイミングで撮影した運転席。車両の前とうしろ、両方に設置されている。
昔は車掌さんがいたそうだが、今はワンマン運転なのだ。
さて、車内はどんなふうになっているのだろう。
これも、別のタイミングで撮影したもの。
左右両側に座席があるかと思ったが、シートはわずかしかない。あとでその理由がよくわかるのだが、このときは知る由もなかったのでした……。
早稲田から乗ったのは十人ほどだったが、すぐに座席はいっぱいになった。
チンチン、とベルを鳴らして電車は出発。
降りるときはどうするんだろうと心配になったが、要するに前払い式のバスと同じ要領である。降りたい停留場の前でブザーを鳴らし、後方のドアから黙って降りればいい。
まずは早稲田から学習院下まで2区間だけ利用した。
新目白通りを自動車と併走する形になり、信号待ちなども発生して面白いものだった。
次回は学習院大学でカツ丼を食べます。
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