『本当におもしろい警察小説ベスト100』
麻見和史です。今日は書籍関係の話題です。
『本当におもしろい警察小説ベスト100』(洋泉社)というムックが8月29日に発売されたことを知り、資料として購入しました。
ぱらぱらとページをめくっていたら、「国産小説ベスト70」に拙作『石の繭 警視庁捜査一課十一係』が入っていて驚きました。駆け出しの人間にとって、これは励みになります。
村上貴史さんによる紹介文を引用すると、
奇怪な事件を巡る警察捜査を描きつつも、きっちりとした伏線から意外な真相を導いている。こんな設定がここで効いてくるのか、といった驚きを愉しめる警察小説だ。
この作品で作者が目指したのは、警察小説と謎解きの融合でした。
警察ものというと組織間の対立や、足の引っ張り合いを描いた作品が比較的多く、謎解きはあまり重視されない傾向にあります。警察の捜査をきちんと描きながら、最後にどんでん返しを入れたら、独自性が打ち出せるのではないかと考えました。
その十一係ものですが、シリーズ長編第二弾が10月に刊行されることになりました。のちほど詳細をご報告します。今しばらくお待ちください。
(追記)
その後、シリーズは『蟻の階段』(2011年10月)、『水晶の鼓動』(2012年5月)と続き、謎解き要素がさらに強まってきています。
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