『ぴあ』休刊へ
麻見和史です。エンターテインメント情報誌『ぴあ』(首都圏版)が7月で休刊すると聞いて驚きました。
最盛期は1980年代後半で、当時53万部を発行していたが、近年は6万部まで落ち込んでいたという。
うーん、そんなことになっていたのか……。
一時期、演劇の公演情報を得るために、よく『ぴあ』を利用していた。
今はどうなっているかわからないが、私が買っていたころは、公演情報が2~3行ずつ並ぶページと、いくつかの芝居が写真入りで紹介されるページに分かれていた。
この写真ページ、「編集部が選ぶおすすめ公演」的なものだと思っていたが、じつは一枠いくらで劇団が買っていると聞いて、びっくりしたことがある。中には特例もあっただろうが、基本的にはお金持ちの劇団でなければ掲載されなかったというわけだ。
映画と違って、演劇はプロとアマチュアの線引きが難しい。『ぴあ』の公演情報ページがそれを端的に表していて、つい数カ月前に旗揚げしたところと、劇団四季などが並んで載っていたりする。
どの劇団がどういうジャンルの芝居をするか、どれほど人気があるかは、観劇経験を積まないとわからない。そこが面白いところなのだが、しかし間口を狭くする原因にもなっていた。
『ぴあ』の休刊は演劇人にどれぐらい影響を与えるのだろうか。そのへんも含めて、最近の演劇界がどうなっているか、ちょっと調べてみたいような気がします。
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