第20回鮎川哲也賞贈呈式
麻見和史です。昨日、第20回鮎川哲也賞贈呈式に出席してきました。
当方、2006年に鮎川賞をいただいたので、今年で5回目の出席となる。しかし2009年、2010年と本を出せずにいるので、ものすごく肩身が狭い。今日はもう、ビールとお料理をいただくことに専念しようと心に決めた。
肩身が狭くて、手ブレを起こしてしまいました。
鮎川哲也賞は第20回、ミステリーズ!新人賞は第7回である。同時にお祝いする。
今年は贈呈式の様子をネット中継したそうである。すごい時代になりました。
まず鮎川哲也賞。北村薫先生から選考経過の説明があった。
今回は安萬純一さんの『ボディ・メッセージ』と月原渉さんの『太陽が死んだ夜』の2作同時受賞となった。
いずれも手直しして出版しましょうということになったそうだが、これは鮎川賞では普通に行われていることである。新人賞は、原石としての魅力も評価の対象となるのだろう。また、これは私麻見も実感していることだが、ミステリー小説はつじつまを合わせるのが大変だから、複数の人のチェックが入ったほうが完成度も高くなる。
続いてミステリーズ!新人賞。こちらは辻真先先生からの講評である。昨年は受賞作なしだったが、今年は全体的にレベルが高く、激戦となったそうだ。受賞作は美輪和音さんの「強欲な羊」、佳作として明神 しじまさんの「商人の空誓文」と深緑野分さんの「オーブランの少女」が入選した。
乾杯のあと歓談の時間となった。受賞者の方々と名刺交換し、お祝いの言葉を述べてきた。ご健筆をお祈りします。
作家率の高い会場内を、うろうろと歩き回った。作家さんばかりなので、以下、敬称は「先生」で統一します。
受賞後アドバイスをいただいた島田荘司先生、二階堂黎人先生にご挨拶。鮎川賞の大先輩である芦辺拓先生、愛川晶先生とも少しお話しした。第5回ミステリーズ!新人賞の梓崎優先生と市井豊先生を発見、近況を聞く。年内にアンソロジーが出るそうである。メフィスト賞の深水黎一郎先生、天祢涼先生ともお会いできた。最後に第17回鮎川賞の山口芳宏先生から、またいろいろと武勇伝を聞いた。毎年思うのだが、この方は芯が強く、ブレないところがすごい。
少し早めに中締めとなったが、そこで第19回鮎川賞の相沢沙呼先生によるマジックショーが行われた。これ、恒例のイベントになりそうですね。
今年のパーティーは時間のたつのが早く、あとで考えてみたら料理を一皿しかいただいていないのだった。しまった。所期の目的をまったく果たしていないではないか。
飲み物のほうはビールとカクテルを一杯ずつ。会場の隅にオリジナルカクテルのコーナーがあった。「赤い密室」というのを飲んだが、けっこうアルコール度数が高かったように感じた。
オリジナルカクテル3種。左のはちょっと青すぎる気がするが、成分は何なのだろう。
鮎川哲也賞20回記念として、お土産に白ワインが付いた。今年は受賞者数も多かったし、いろいろと豪華な感じであった。
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