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2009年11月16日 (月)

無料相談会

 麻見和史です。あるイベント会場の入り口に、こんな看板が出ていました。
 

01
 ただ《無料相談会》とだけ記されている。

 一般の人の目につく場所なので、参加者に配慮したものと思われる。関係者にだけ伝われば良いという、一種のサインだ。
 いったい、なんの無料相談会なのか。

 じつは、多重債務に関する相談会なのである。同時に、シンポジウムも開催された。
 当方、多重債務に苦しむ者ではないのだが、これが大きな社会問題となっていることは理解している。年間3万件を越える自殺のうち、借金が理由となっているケースがかなりある。詳しいことを知りたいと思い、シンポジウムに参加させていただいた。

 従来、多重債務については、サラ金問題の専門家、弁護士、司法書士などが集まって議論を行ってきた。今回、そこに心の問題の専門家が加わったそうで、この点は評価されるべきだと思った。

 ホームレスであっても生活保護の対象となる、というのは知らなかった。ただ、役所も忙しいので、門前払いされるケースが多いという。NPO団体などに頼るのが良いようだ。
 サラ金の取り立てがひどいと相談したのに、警察官が相手にしてくれなかった例が報告された。これには弁護士の先生がかなり憤っていた。そういう場合は業者に警告をするよう、警察庁が指導しているはずだという。

 短い時間ではあったが、いろいろと考えさせられるシンポジウムだった。

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