千葉県警察本部・広報センター
麻見和史です。出張した帰りに、千葉市にある千葉県警察本部を見学してきました。
歩道橋の上から撮影。この写真ではわからないが、1階にドトールコーヒーの店があり、《一般の方もどうぞ》と張り出されていた。しかし、慣れないとちょっと抵抗感がある。
正面玄関から中に入ってみる。2階まで吹き抜けになった広めのホールがあり、左手に案内カウンター、右手に広報センターがあった。ホテルにたとえるなら、左手がフロント、右手が土産物コーナーといった感じ。
広報センターは予約なしで見学できると聞いていたので、そちらに向かった。特に扉やゲートなどはない。入り口付近で女性警察官がパソコンをいじっていた。
ぎくしゃくしながら、
「えーとあの、見学をしたいのですが……」
と申し出ると、
「受付は済まされましたか?」
と訊かれた。手順としては、案内カウンターに行くのが先だったらしい。
案内カウンターは女性のふたり組で、こちらはなかなか愛想のよい人たちだった。申請書を書いて出すよう言われる。そばに、役所で使うような記入台があり、書き方の例も用意されていた。
これ、本来は刑事部の誰それを訪ねるとか、オープンスペースより先に進む場合の申請書だと思うのだが、広報センターを見るだけでも必要ということらしい。管理上、出してもらうべきだというのはわかるが、だとしたらその旨、ルールを掲示していただいたほうが親切じゃないかなと思った。
あの構造のホールだと、案内カウンターを経由せずに広報センターに行けるものと思ってしまう。現に、私が見学している間、ふらりと広報センターに入ってきた人がいた。女性警察官が足早に近づき、案内カウンターに行ってから見学するようにと話していた。
10分ほど広報センターを見学。子供さん向けの施設のようで、ゲーム形式で防犯教育をする機械などが設置されていた。
外に出ると、門のそばでテレビクルーが撮影の準備をしていた。
ニュース番組で「えー、こちら千葉県警本部前です」などとやるのだろう。こういう現場に出くわすのは初めてである。器材ケースにはフジテレビのマークが入っていた。
今、千葉県警で中継をやるとしたら「市川市福栄における英国人女性殺人・死体遺棄事件」についてだろう。
平成19年3月26日、千葉県市川市のマンションで英国人英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさんの遺体が発見された事件である。逃走した市橋達也容疑者は全国に指名手配されている。今年10月24日に名古屋の病院で整形手術を受けたことがきっかけとなり、事態は急展開を見せている。数日前公表された写真では、まるで別人といっていいほどの顔になっていて驚いた。
事件の詳細は、行徳警察署のページから、ビデオ映像で知ることができます。
市橋容疑者については、情報提供を呼びかける等身大のパネルが作成されている。ボタンを押すと肉声が流れる仕組みだ。所轄の警察署ではこれを見たことがあるが、今日行った千葉県警察本部には設置されていなかった。
県内すべての事件概要を並べるのは難しいと思うが、重要事件だけでもポスターを張り出すなどしてみてはどうでしょうか。ホールの見栄えが悪くならないよう、広報センターの一角に情報スペースを設ければいいのである。
なにしろ、こうした情報提供の呼びかけは、できるだけ多くの人に見てもらうべきでしょう。
【11月10日追記1】
10日のフジテレビ系『とくダネ!』という番組内で、市橋容疑者の母親が電話取材に応じていたそうである。
【11月10日追記2】
夜になって市橋容疑者逮捕の報が入ってきた。これで千葉県警も、一件解決できそうでよかった。下世話なことだが、名古屋のお医者さんと今日通報した人とで、賞金の分配割合はどうなるのだろう。あるいは、ほかにもまだ何名か対象者がいるのだろうか。
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