クロマトセミナー2009
麻見和史です。今日は仕事を調整して、大変難しいセミナーに参加してきました。
財団法人化学物質評価研究機構が主催する『クロマトセミナー2009』である。場所は永田町にある薬業健保会館。赤坂見附から歩いたのだが、勘違いしてだいぶ行きすぎた。戻って坂を登っていく。
登りきったところに名門・日比谷高校があった。健保会館はこの門のすぐ隣に建っている。

これが薬業健保会館だ。かなり斬新なデザイン。あとでわかるのだが、あの半円形の部分が講堂の一部です。
案内に従い、エレベーターで6階へ登ってみる。
これが講堂。ちょっとわかりづらいが、奥のスクリーンの向こうが半円形になっている。
さて、今日の内容だが……あらかじめ予想はしていたが、本当に難しかった。本来、私のような一般人が参加するセミナーではないのだろう。
そもそも、クロマトグラフィーとはなんなのか。簡単に言えば、ある物質の正体を知るために、成分分離することである。大きく分けてGC(ガスクロマトグラフィー)とLC(液体クロマトグラフィー)がある。
GCのほうは、『ボーン・コレクター』から始まるリンカーン・ライムシリーズ(ジェフリー・ディーヴァー著)に出てくるので、言葉だけは知っていた。ライムはこの装置を使って、微細な証拠物件を分析し、捜査方針を立てる。
技術的にはGCのほうが安定しており、実績もあるそうだが、今日のお話はLCに限定されていた。LC/MSという言葉が出てきたが、MSはMass Spectrometry(質量分析)の意味だそうだ。
以下、プログラムを記します。敬称略にて失礼します。
1.LC/MSの基礎と実践(日本電子株式会社 高橋豊)
2.逆相HPLCのノウハウ(化学物質評価研究機構職員)
3.超高速LC用ODSカラムの紹介(化学物質評価研究機構職員)
今日は100名ぐらいが参加していたが、最初の「イオン」でつまずいたのは私ぐらいだろうと、恥ずかしく思っております。話を聞いているうち思い出した。ええと、分子や原子が電荷を持つんでしたっけ。
クロマトグラフ(装置のこと)はイオン化した分子や原子を、真空になっている分析部で分解し、イオンの量からマススペクトルを検出する。ライブラリーサーチをして、このスペクトルと一致するものが見つかれば、物質が同定できるというわけだ。
当然、ライブラリーは膨大なものとなる。この検索のやり方と所要時間について、ちょっと調べてみたい気がした。
とりあえず、概要がわかっただけでも、参加した甲斐がありました。
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