イノベーション・ジャパン2009─大学見本市
麻見和史です。9月16日~18日の3日間、有楽町の東京国際フォーラムで『イノベーション・ジャパン2009─大学見本市』が開催されています。今年も、ちょっと覗いてきました。
有楽町側からガラス棟地下1階を見たところ。最寄りはJR有楽町駅だが、東京駅からも10分ぐらいで歩いていける。
30分単位で、個別の新技術説明会が行なわれているので、まずこれに参加。説明会のあと、企業の人が大学側と熱心に話をしていた。大学は研究資金がほしい。企業は新商品の技術がほしい。それをマッチングさせるのが、本イベントの目的である。
規模は去年とほぼ同じ。各大学のブースが並び、新技術がパネル展示されている。質問すれば係員が回答してくれる。
東海大学工学部土木工学科・島﨑洋治先生の「既設のペンシルビルを守る安価な制振装置の提案」、聖マリアンナ医科大学医学部・渡辺嘉行先生の「廃液として捨てますか?胃癌診断に使いますか?」、 秋田県立大学システム科学技術学部機械知能システム学科・岡安光博先生の「視覚障害者用生活補助機器」などの説明を聞いた。
「視覚障害者用生活補助機器」ブースには多機能白杖というものが展示されており、実際に触らせてもらうことができた。
目の悪い方のための白杖だが、超音波センサーにより、障害物が近いとわかると、ある部分が振動して危険を知らせてくれる。これの優れている点は、センサーがふたつあって、足下だけでなく上方までカバーできることだ。通常の白杖だと、足下の安全は確認できても、腰から上の高さにある障害物には気がつかない。たとえばトラックの積み荷が飛び出ていたり、バックミラーが張り出していると大変危険なのである。
説明してくれた学生さんによれば、この白杖は商品化が近いらしい。今後全体を軽くして、1万円を切るぐらいにしたいと話していた。優れた研究だと思います、頑張ってください、と応援してきた。
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