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麻見和史です。部屋を片づけていて見つけた、無用物シリーズ。
長さ5センチぐらいの容器に赤い砂がおさめられていて、ラベルには「サハラ砂漠の砂」と書いてある。サハラの砂が、なぜこんな場所に?
よく見ると「採集地:モロッコ・カサブランカ東方約500km Erfoud北方約70km地点」とあり、裏には「かはくショップ \310」というシールが貼ってあった。
かはく=上野の科学博物館のことだろう。そういえば、ミュージアムショップで気まぐれにこんなものを買ったことがあったかもしれない。今となっては、何が心の琴線に触れたのかさっぱりわからないのだが……。
5分ぐらい眺め、無用だなあと思いながら、もとの引き出しに戻しておいた。
「ANA機体メンテナンスセンター」・「羽田空港」などの記事もどうぞ。
麻見和史です。羽田空港見学記の最終回です。
◆ターミナル2はターミナル1よりコンパクトである
建物を見てもターミナル2のほうが1フロア少なくなっている。もし空港全部を見学するなら、体力のあるうちに1を見て、くたびれてきたころ、2に移動するのがよいかも。
写真はターミナル2の商業施設が集まっている部分です。恰好よいです。
◆ターミナル2の天井は斜めになっている
◆離陸用滑走路と着陸用滑走路は可変である
風向きによって変わります。この日はターミナル1側のA滑走路が離陸用、ターミナル2側のC滑走路が着陸用となっていた。このほかにB滑走路があり、また現在D滑走路を建設中なので、将来はさらに複雑になりそうだ。
写真はターミナル2の展望台。展望台はターミナル1、2のどちらにもあるが、見応えがあるのは広い1のほうである。そちらの写真は用意していなくてすみません。
◆羽田空港にはポケモンが(以下略)
遠くに見えております。ポケモンジェットはANAの飛行機。
じつは、ターミナル2の展望台は、狭い上に金網が邪魔で、ものすごく写真が撮りづらい。ところどころ10センチ四方ぐらいの穴が空いているのだが、携帯電話で撮影しようと思うと、電話ごと腕を金網の外に出さなくてはならないのである。落としたりしたら大変だ。この写真も、かなり緊張しながら撮ってきました。
◆高速バスは第二ターミナルが始発である
かなり路線の充実している高速バス。お値段は電車単独より数百円高いが、帰りはこれに乗ってみました。すべて自由席。第二ターミナル(ANA側)が始発なので、確実に窓際に座りたい場合はそちらに行ったほうがよいだろう。切符は到着ロビーの自動販売機で買えます。
同じ乗り場からいろんなバスが出るが、行き先ごとに3列に並ぶよう係の人が誘導してくれるので安心だ。この日は、15分ほど前に並んで、好みの席を確保できた。第一ターミナルでまた人が乗ってくるので、心の準備をしておこう。
渋滞もなく、電車単独に比べたら半分ぐらいの時間で帰ってくることができた。すばらしい。
以上、羽田空港見学記でした。
ところで、20日の夜、19時のNHKニュースの最後に、ANA機体メンテナンスセンター見学の話題が出てびっくりした。私が見学したときは足場が邪魔だったのに、このときの映像では機体がはっきり見えているではないか。悔しいなあ、もう。
インタビューを受けた女性が、ただで見学できてお土産までもらえましたと喜んでいたが、お土産っていったいなんのことだろう。テレビ用?
麻見和史です。羽田空港見学記の第2回です。
◆羽田空港にはターミナル直結のホテルがある
これは初歩的な知識? チェックアウトしたらすぐ出発ロビー、というのはなかなか魅力的です。
◆手荷物検査場の前に危険物が捨ててある
機内に持ち込めないガスライターやハサミなどを捨てるための箱がたくさん用意してある。かき集めたらバザーが開けそう。
◆羽田空港には安い理髪店がある
真ん中を影のような少年が歩いていますが、その左側が安い理髪店。少しでも重量を減らすため、髪の毛を切って飛行機に乗ることがマナーとされているのか?(違います)
◆羽田空港のターミナルには交番がある
◆羽田空港には狭い喫煙所がある
◆羽田空港にはポケモンがいる
今日はここまで。次回へ続きます。
麻見和史です。4月9日にANA機体メンテナンスセンターを見学したあと、羽田空港(東京国際空港)まで足を伸ばしてみました。
モノレールの新整備場に行くと、ちょうど普通列車がやってきたところだったのでそれに飛び乗る。ひとつ隣の羽田空港第一ビル駅で下車。
とりあえずうろうろしてみる。もう何年も飛行機とは無縁な生活をしているので、何を見ても新鮮だ。
というわけでここから先は、自分も含めて、かなり初心者向けのメモとなります。若干トリビアもあり。
◆おもに第一ターミナルはJAL、第二ターミナルはANA用である
そういえばそうだったかなという程度には記憶していた。第二ターミナルが出来る前は、両方混在していたということか。今は利用する会社によって、モノレールまたは京浜急行の下車駅が変わるというわけだ。常識ですか、すみません。
◆第一ターミナルにマクドナルドがある
前に来たときは存在しなかったように思う。空港のパンフレットを見たが発見できなかったので、やはり新しいのではないか。店は大変小さく、すべてのメニューは揃っていない模様。座席がないので、基本的にはテイクアウトのみだと思われる。飛行機の中で食べる人がいたらどうしよう。
◆羽田空港には飛行機関連の書物が多い
第一ターミナル地下一階にブックスフジという書店がある。航空機関系がかなり充実しています。航空図書館にさえ存在しなかった資料が見つかってびっくりした。
第二ターミナルの丸善にも羽田空港本などがけっこう並んでいた。
◆羽田空港にはコンビニがある
第一ターミナルにAir LAWSONが2店舗、第二ターミナルにはam/pmがあった。デジカメの電池が切れたため、充電式の電池を探したのだが、さすがにそれは手に入らなかった。
◆第一ターミナルには保育園がある
ドアの向こうにあるため中は見えませんでした。空港関係者が利用するのだろうか。
◆ターミナル間は地下通路でつながっている
これは常識でしたか。ターミナル間を行き来する無料バスもあるようです。
以下、次回に続く。
麻見和史です。今日は仕事を調整し、ANA機体メンテナンスセンターの見学に行ってきました。1カ月ほど前から楽しみにしていた、4月のメインイベントである。
日本のエアラインのうち一般人に機体工場を見学させてくれるのは、ANA(全日本空輸株式会社)とJAL(株式会社日本航空)の2社である。いずれもウェブサイトに案内があるが、ANAが土日以外は毎日3回のコースを設定してくれているのに対し、JALは月に何回といった感じで非常にチャンスが少ないことがわかった。というわけで、今回は予約の取りやすい全日空を見学することになりました。
ウェブサイトに申し込みフォームがあり、どの日のどの時間に空きがあるか確認できる。初めてサイトを見たときは2カ月先ぐらいまでびっしり埋まっていて、こりゃどうしたものかと考え込んでしまったが、じつはキャンセルの人がけっこういるとわかった。まめにチェックしていると、以前埋まっていた日が急に空いたりする。今回はその手で予約が取れました。
浜松町からモノレールで新整備場駅へ。普通列車しか停まらないので、時間には余裕を持って行ったほうがいいようだ。また、「新」の付かない整備場駅もあるので要注意である。
地上への出口は一カ所のみなので迷うことはなかった。外へ出ると金網のはるか向こうに東京国際空港(羽田空港)のターミナル1が見えている。モノレールだと次の駅があそこである。
出てすぐ右にJALの建物がある。橋が見える方向にどんどん歩いていく。JALの工場を三つ過ぎると、その向こうにANAの建物が見える。羽田空港の地図で見ると、西の端、A滑走路の隣に四角い建物が四つ並んでいる。この一番南側だ。
徒歩15分くらいで到着。写真をごらんください。
入り口に受付があり、そこで入館手続きをする。
3階の広いセミナールームに通され、そこで前半は企業説明を聞いたり簡単なクイズ、ビデオ視聴などで過ごす。クイズで正解すると非売品のボールペンやマウスパッド、メモ帳などがもらえる。たぶん問題は毎回同じだと思うのだが、大人げないので答えはここに書きません。
現在ANAはボーイング社の新型機B-787を発注しているとのこと。機体には炭素繊維が使用され、モノコック構造の断面を見せてもらったところ、かなりシンプルな作りになっている。これを採用することで燃料が約20%節約できるらしい。
さて、後半はいよいよ機体工場の見学ツアーである。
参加者は全部で60名ぐらいだったと思うが、3つのグループに分かれて出発。各員青いヘルメットをかぶる。
写真撮影は自由とのことだったので、たくさん撮ってきた。その一部をご紹介します。
上の写真は工場から外を見たところ。逆光になっているので暗く見えるが、これはこれでいい雰囲気。
現在は2機を整備中だった。上の写真、周囲に足場が組まれているのでわかりづらいのだが、奥の明るいほうに機首を向けてます。主翼の一部が見えている。
1階へ下りてきました。上の写真は、正面に回り込んだところ。やっと顔が見えた!
エンジンもカバーを外してチェック中。工場は広いので、移動に自転車(三輪車)を使うらしい。写真左下に注目です。
工場の目の前はA滑走路の終端で、飛び立っていく飛行機が何機も見えた。天候に恵まれた日だったので、非常に気持ちがいい。
1時間半ほどで全行程を終了。1階ホールにある売店を見物したあと、外に出た。
せっかくここまで来たのだから、羽田空港まで足を伸ばすことにする。大人の社会科見学である。
ターミナル1まで歩けそうな気がしたのだが、道があるかどうかわからないのであきらめた。おとなしくモノレールに乗って移動。
ということで、次回のエントリーは羽田空港の見学です。
麻見和史です。今日は銀座3丁目にあるアップルストア銀座を見学してきました。
外観は非常にシンプルで看板もないのだが、あのマークを見ればなんのお店かわかるのである。信号機の支柱がかぶった写真ですみません。
このビルの3階にはちょっとしたセミナー会場があり、連日ワークショップをやっている。apple社のサイトから各店へ飛ぶとスケジュールが確認できます。
他のお店では予約が必要だが、銀座店は自由に出入りできると知人から聞いたので、後学のため参加してみた。
正面入り口から奥へ進んで、エレベーターまたは階段で3階へ上がる。すると壁もついたてもなく、いきなりそこが会場になっている。
ワークショップというと何かやらされるのかと不安に思ってしまうが、実機に触ることはなく、大きく映し出された画面でデモを見るかたちだった。
13時からAdobe Photoshop Elementsの説明を聞く。
Macの知識は皆無に等しいため、OS Xの画面は非常に新鮮である。Photoshopは少しいじったことがあるが、マジック抽出とパノラマ写真合成機能に度肝を抜かれた。DTPの世界もずいぶん進化しているようである。
ワークショップはだいたい1時間単位で、行けばゆっくり座れるので、今後もちょこちょこ覗いてみたい。
麻見和史です。春休み特別企画、廃墟特集その4。
『軍艦島─眠りのなかの覚醒』 雑賀雄二 淡交社
世界遺産への登録運動などもあって、一般の知名度が上がってきた軍艦島。外観が軍艦に似ているためそう呼ばれるようになったが、本来の名称は端島(はしま)である。
三菱が炭坑を経営し、島内には多くの労働者とその家族が住んだ。1974年に閉山されてからは島そのものが巨大な廃墟と化し、廃墟探検家のあこがれの場所となっている。
本書の写真はすべてモノクロだが、それが抜群の効果を発揮している。
常々考えていたことだが、モノクロ写真の良さは、汚れを感じさせないことだろう。実際に廃墟に出かけてみれば、ゴミだらけだったり何かの死骸や腐敗物が散乱していたりするわけだが、白と黒で描写するとそれが奇妙に美しくなるのである。色の氾濫する時代にあって、モノクロ写真は単に懐古趣味を助けるだけでなく、人の想像力を刺激するきわめて上品な表現方法になっているのだと思う。
高低差の大きい土地にアパートや商業施設を建てているため、あちこちに階段がある。その朽ち果て具合がとてもいい。
見取り図・断面図や、住民が島を去る日のルポルタージュなども載っていて、大変資料価値の高い1冊である。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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これが最後の仕事になる(講談社)
◆内容紹介
最初の1行は全員一緒。1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
(2024/8/7発売)
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殺意の輪郭 猟奇殺人捜査ファイル (朝日文庫)
◆内容紹介
被害者の死因は、土中での溺死……。思いも寄らぬ方法で人を殺めた犯人は、猟奇的な手段を用いて立て続けに犯行を重ねていく。刑事課の尾崎は、美貌の広瀬とバディを組んで捜査に臨むが……。
(2024/6/7発売)
【文庫書き下ろし】
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追憶の彼女 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
警視庁文書解読班の矢代朋彦は、休日を使い、七年半前の事件を個人的に調べていた……。親友の無念を矢代は晴らすことができるのか!?
(2024/3/22発売)
【文庫書き下ろし】
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鴉の箱庭 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
新宿歌舞伎町のドラッグストアのゴミ置き場で切断された右手が見つかった。如月塔子と門脇仁志は捜査に乗り出すが──。欲望渦巻く街で犯人を、真相を突き止めることはできるのか。
(2023/12/13発売)
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賢者の棘 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
被害者の生死を決める残虐なゲームが仕掛けられた。「賢者」を名乗る犯人は、塔子を参加させるよう要求。一連の事件は、塔子の実家に届き続ける脅迫状とも絡んでいて!?
(2023/11/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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凍結事案捜査班 時の呪縛 (文春文庫)
◆内容紹介
妻を亡くした刑事・藤木が配属されたのは、コールドケースを扱う「凍結事案捜査班」だった。30年前、子を亡くした夫婦に接して、藤木の中に再び捜査への意欲が湧いてきて──。作者の体験を取り入れた作品です。
(2023/8/2発売)
【文庫書き下ろし】
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琥珀の闇 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
文書解読班に解体の危機が! 驚愕の敵の正体とは!?
理沙たち文書解読班にライバル・情報分析班が登場。両者は犯人逮捕のため競い合うことになって……。
(2023/2/25発売)
【文庫書き下ろし】
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魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
檻の中で、殺されていた男。犯人の手がかりは、まったくない。塔子は捜査に乗り出すが、チームを組まされたのは鷹野ではなく、門脇だった……。
(2022/12/7発売)
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偽神の審判 警視庁公安分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
有力政治家と大学教授が殺害された二つの事件に見え隠れするのは、公安が長年追ってきた殺し屋「鑑定士」の存在だった。鷹野秀昭は一般人を協力者(スパイ)として潜入させるよう命じられるが――。
(2022/1/14発売)
【ノベルスを文庫化】
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邪神の天秤 警視庁公安分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
内臓が取り出された惨殺遺体。心臓と羽根が載せられた天秤が意味するものは――? 現場に残された矛盾をヒントに、猟奇犯の正体を追え!
(2021/12/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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天空の鏡 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
左目を奪い去る猟奇殺人犯を追え! 過去の未解決事件との不可解な共通点。塔子を待ち構える衝撃&切なすぎる真相とは――? 大人気「警視庁殺人分析班」シリーズ最新作!!
(2021/11/16発売)
【ノベルスを文庫化】
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無垢の傷痕 本所署〈白と黒〉の事件簿 (双葉文庫)
◆内容紹介
本所署の刑事課に所属する黒星達成と白石雪乃。刑事にあるまじき名前ゆえにネガティブ指向の黒星と、元看護師という変わった経歴を持つ雪乃の「白黒」コンビの活躍が光る連作刑事小説。
(2021/6/10発売)
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偽神の審判 警視庁公安分析班
◆内容紹介
公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭。持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが、周囲から、公安には公安のやり方があると一蹴されてしまう。秘密主義が蔓延る公安で、打つ手はあるのか? 十一係<殺人分析班>シリーズと対をなす弩級の新シリーズ第2弾!
(2021/5/12発売)
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茨の墓標 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
不気味な四行詩に沿った連続見立て殺人が発生! 人気警察シリーズ第8弾。都内の住宅街で土に埋められていた身元不明の刺殺遺体。
そのポケットから出てきたのは、現場の状況を想起させるような謎の四行詩だった――。
(2021/3/24発売)
【文庫書き下ろし】
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『刑事という生き方』警察小説アンソロジー (朝日文庫)
◆内容紹介
警察小説アンソロジーです。麻見の「沈黙のブラックボックス」は2013年に『ジャーロ』誌に発表した短編を改稿したものです。今回、書籍初収録となりました。
(2021/3/5発売)
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邪神の天秤 警視庁公安分析班
◆内容紹介
爆破事件の最中、有力政治家殺害事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、心臓と羽根を乗せた天秤が残されていた。公安部に異動したばかりの刑事・鷹野秀昭は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとするが……。十一係<殺人分析班>シリーズと対をなす弩級の新シリーズ開幕!
(2021/3/5発売)
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凪の残響 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
切断された二本の指がクランベリーソーダに沈められていた。如月塔子は被害者救出に奔走するも、嘲笑うかのように犯人は遺体の在り処を告げる。だが、なぜか遺体からは親指だけが見つからず…。
(2020/11/13発売)
【ノベルスを文庫化】
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賢者の棘 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
刑事・如月塔子の実家に長年届く脅迫状。過激な文面に母の身を案じた塔子は鷹野と共に調査を開始。だが、未解決事件を調べ始めた矢先に捜査一課から招集を受ける。
(2020/11/6発売)
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銀翼の死角 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
札幌から羽田へ向かうフライトでハイジャックが発生!SITが交渉を始めるが、犯人はなぜか思考パズルを仕掛けてくる。理沙たち文書解読班は理不尽なゲームに正解し、人質を解放することができるのか!?
(2020/5/22発売)
【文庫書き下ろし】
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刑事の灯 (双葉文庫)
◆内容紹介
警察小説アンソロジー。参加作家は沢村鐵さん、藤崎翔さん、吉川英梨さん、麻見和史です。
(2020/04/16発売)
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鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
東京西部の山中で立てこもり事件が発生。人質を取り興奮した様子の男は、殺人事件の被疑者として如月塔子らが追っている危険人物だった。男の要求通り塔子と人質の身柄を交換すると、塔子はまんまと車で連れ去られた……。
(2020/02/14発売)
【ノベルスを文庫化】
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愚者の檻 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
顔を新聞紙で包まれ口に印刷用活字を押し込まれた遺体が発見された。被害者の自宅からは謎の暗号文も見つかり、理沙たちは文書捜査を始める。一方の矢代は岩下管理官に殺人班への異動を持ち掛けられ……!?
(2019/11/21発売)
【文庫書き下ろし】
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天空の鏡 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
らせん階段から突き落とされ、左の眼球が奪われた遺体。特捜本部は過去の事件を捜査した老刑事・藤村に協力を要請。彼は如月塔子に捜査の基本を教えた恩人だった…。シリーズ12作目。
(2019/10/9発売)
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奈落の偶像 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
銀座のショーウィンドウに吊るされた奇妙な遺体。謎の遺留品に悩む警察をよそに、第二の被害者が拉致される。殺人分析班の見立ては。
(2019/8/9発売)
【ノベルスを文庫化】
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影の斜塔 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
文書解読班主任・鳴海理沙の下へ、管理官から機密命令が下された。ある殺人事件に関して、失踪した男性を捜索し、その人物が所持する文書を入手せよというのだ。失敗したら、文書解読班存続は危うい――。理沙は全力で事件解明に挑む!
(2019/4/24発売)
【文庫書き下ろし】
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死者の盟約: 警視庁特捜7(新潮文庫)
◆内容紹介
傷一つない死体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いたのか? 事件発生と同時に、被害者の息子が誘拐され、犯人は「父親を電話に出せ」と要求してきた。二つの事件は誰の仕業か? 奇妙にもつれ合う事件の連続に「特捜7」が挑む!
(2019/3/28発売)
【四六判を文庫化】
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擬態の殻 刑事・一條聡士 (朝日文庫)
◆内容紹介
警視庁捜査一課五係の一條は、過去に遭遇した事件をきっかけに、仲間との交わりを絶った。一匹狼として動く一條のもとに、腹部を切り裂かれ、そこに手錠を詰め込まれた遺体が発見されたとの一報が……。
(2019/2/7発売)
【文庫書き下ろし】
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雨色の仔羊 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
事切れた被害者の最期のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」だった。捜査線上に浮かんだ、幼さの残る無口な少年とは。
(2019/1/16発売)
【ノベルスを文庫化】
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灰の轍 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
遺体の傍に、連続殺人計画のメモが見つかった! さらに、遺留品の中から、謎の暗号が発見され――。連続殺人を食い止めるため、捜査一課文書解読班を率いる鳴海理沙が、メモと暗号の謎に挑む!
(2018/11/22発売)
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凪の残響 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
年の瀬迫るショッピングセンターに置かれた、四本の指。賑わう場所の犯行にもかかわらず手掛かりはごく僅か。如月塔子と鷹野は、被害者救出に奔走するが…。十一係は、分析不可能な殺人者を捕らえることができるのか!?
(2018/10/5発売)
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骸の鍵
◆内容紹介
女性の左腕が見つかったコインロッカーには、鍵と猟奇犯からの“ヒント”が残されていた。一方、遺体整復師の折口聡子は「ウツロ」を名乗る人物に監禁され…。警察を嘲笑うかのような事件に、女性刑事・城戸葉月が挑む。
(2018/8/21発売)
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深紅の断片 警防課救命チーム (講談社文庫)
◆内容紹介
「少女が閉じ込められている。早く助けないと死ぬ」。謎の119番通報を受けた若き救命救急隊チーム。衰弱した少女の背中には不可思議なシールが貼られていた。救急隊が凶悪犯に挑む、緊迫のサスペンス。
(2018/6/14発売)
【四六判を文庫化】
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永久囚人 警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
針金で縛られた遺体が発見された。傍らには、謎の血文字――。鳴海理沙警部補率いる文書解読班に出動命令が下った。文字を偏愛する理沙が、本に隠された殺人事件を解き明かす!
(2018/4/25発売)
【四六判を文庫化】
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緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ (角川文庫)
◆内容紹介
文字マニアの刑事・鳴海理沙、最初の事件。
発見された遺体の横には、謎の赤い文字が書かれていた――。「蟲」「品」の文字を解読すべく、所轄の巡査部長・鳴海理沙と捜査一課の国木田が奔走。
(2018/1/25発売)
【文庫書き下ろし】
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鷹の砦 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
人質は、刑事・如月塔子。凶悪犯の魔手から生還せよ! 最悪の知能犯グループVS.<殺人分析班>
(2017/12/6発売)
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沈黙する女たち (幻冬舎文庫)
◆内容紹介
廃屋に展示されるように残されていた女性の全裸死体。それを撮影したものが会員サイト「死体美術館」にアップされる。「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ第2弾。
(2017/10/6発売)
【文庫書き下ろし】
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水葬の迷宮: 警視庁特捜7 (新潮文庫)
◆内容紹介
捜査で判明する新たな事実によってパズルのように埋まっていく謎解きの興趣。緻密な伏線が冴える本格捜査ミステリー。
★本書は『特捜7 銃弾』の文庫版です。
(2017/9/1発売)
【四六判を文庫化】
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蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
(2017/7/14発売)
【ノベルスを文庫化】
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奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
(2017/7/6発売)
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永久囚人 警視庁文書捜査官
◆内容紹介
殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
(2017/3/25発売)
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警視庁文書捜査官 (角川文庫)
◆内容紹介
捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
(2017/1/25発売)
【四六判を文庫化】
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共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
◆内容紹介
〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
(2016/12/15発売)
【文庫書き下ろし】
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女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
(2016/11/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
(2016/11/8発売)
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死者の盟約 特捜7
◆内容紹介
傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
(2016/3/22発売)
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聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
(2016/1/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
(2015/12/3発売)
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深紅の断片 警防課救命チーム
◆内容紹介
「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
(2015/5/27発売)
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虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
(2015/5/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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警視庁文書捜査官
◆内容紹介
文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
(2015/1/29発売)
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女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
(2014/12/3発売)
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屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
◆内容紹介
腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
(2014/10/9発売)
【文庫書き下ろし】
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特捜7: 銃弾
◆内容紹介
警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
(2014/5/22発売)
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水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
(2014/5/15発売)
【ノベルスを文庫化】
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聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
(2013/12/5発売)
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蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
(2013/10/16発売)
【ノベルスを文庫化】
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石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
◆内容紹介
モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
(2013/5/15発売)
【ノベルスを文庫化】
★文庫化にあたり、ノベルス版に加筆訂正を行いました。以後の文庫も同様です。
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虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
(2013/4/4発売)
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ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
◆内容紹介
解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
(2012/5/30発売)
【四六判を文庫化】
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水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。
果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
(2012/5/8発売)
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蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
(2011/10/6発売)
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石の繭 警視庁捜査一課十一係
◆内容紹介
警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
(2011/5/10発売)
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2008/10月~2011/4月
暗黒時代
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真夜中のタランテラ
長編第2作。
【在庫なし・文庫化の予定なし】
(2008/9/30発売)
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ヴェサリウスの柩
第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
(2006/9/30発売)