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2008年12月16日 (火)

日本で使える電子ジャーナルプラットフォーム

 麻見和史です。今日はソフトウエアの仕事に関係のある、第8回 SPARC Japan セミナー2008『日本で使える電子ジャーナルプラットフォーム』に参加してきました。

 セミナーは一ツ橋の国立情報学研究所12階会議室にて。ここは小学館の少し先にある大きな建物で、以前竹橋の美術館から神保町まで出たとき、なんの施設だろうと気になった記憶がある。エントランスからエレベーターに向かうところに警備員が常駐し、不審者はここでシャットアウト。行き先を伝えないと中に入れてくれないのだ。別に悪いことをしようというわけではないのだが、こういう場面では妙に緊張します。

 今日のテーマの電子ジャーナルというのは、電子化された学術誌のことである。それをアップロードしたり購読したりするのに使うプラットフォームの国内代表例がJ-STAGE。WWWの時代になって、学術論文は学会誌に載せればそれでOKとはいかなくなった。電子化されていなければ存在そのものが埋もれてしまうし、引用される機会も減る。今や、自分の論文をどう宣伝するかという時代になっているそうだ。

 科学技術振興機構 研究基盤情報部 電子ジャーナル課課長代理の久保田壮一さんから「J-STAGEの現況と今後の計画」についての説明があり、これを聞いて、だいたいのイメージがつかめた。現在使用されているのはJ-STAGE2だが、利用する学協会の要望を一部取り込み、次期システムJ-STAGE3を開発する予定だという。全文PDFとなっているのをXML化したいというのだが、相当な作業量になりそうだ。

 後半、海外で使われているプラットフォームの代表例として、Atypon Systemsの人が仕様を説明してくれた。
 PCを持参してきていたようなのだが、システムのデモをしようとしてログインできず、「オー、なんか昨日のうちにパスワードが変わってしまったようです」と英語で弁明をしておられた。ありがちです。

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