活動状況

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    ■小説関係(2017/6/1)
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    ●2017年7月、十一係9『奈落の偶像』、十一係7の文庫版『蝶の力学』が発売される予定です。
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    ●2017年3月25日、『永久囚人 警視庁文書捜査官』が発売されました。
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    ●2017年1月25日、『警視庁文書捜査官』(文庫版)が発売されました。
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    ●2016年12月15日、『共犯レクイエム 公安外事五課』が発売されました。
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    ●2016年11月8日、十一係8『雨色の仔羊』が発売されました。また、11月15日には十一係6『女神の骨格』が文庫化されました。
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    ●2016年11月13日~WOWOWにてドラマ『水晶の鼓動』(全5話)が放送されました。

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    ■イベント関係(2015/6/21)
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    ●最近イベント参加が減っております。どのへんが「イベント・シンポジウム日記」なのかわからなくなってきました。

    ●麻見のTwitterアカウントは
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2015年6月の記事

2015年6月30日 (火)

ドラマ『石の繭』(4) 全キャスト発表

 麻見和史です。本日、WOWOWさんのドラマ『石の繭』の全キャストが発表されました。
(すみません、今日だと知らなかったのでブログの更新が遅くなりました)

 いろいろな場所に記事が出ていますが、俳優さんの写真が大きくて見やすいところを二カ所、ご紹介します。

◆モデルプレス 「木村文乃主演ドラマ、全キャスト発表」

◆マイナビニュースエンタメ 「木村文乃主演ドラマ『石の繭』青木崇高ほかオールキャストが発表!」

 如月塔子役は木村文乃さんに決まっていましたが、それ以外の俳優さんが発表されました。以下、マイナビニュースエンタメより。

塔子とコンビを組む鷹野秀昭役には青木崇高、十一係のメンバーには渡辺いっけい平岳大北見敏之小柳友段田安則、そして塔子の亡き父に仲村トオルと個性あふれる演技派俳優が集合。主演の木村とどのような芝居を見せてくれるのか、今から楽しみだ。ほかにも古川雄輝神野三鈴が出演する。

 すばらしい男性俳優さんたちに演じていただけることを、原作者は大変嬉しく思っております。みなさんの演技で登場人物の刑事たちに命が吹き込まれ、いよいよストーリーが動きだします。完成の日が楽しみです。

 今回お名前が出なかった方々も、スケジュールを調整いただき、本当にありがとうございました。
 出演者のみなさま、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

 WOWOWさんの『石の繭』関連ページはこちら にあります。「連続ドラマW」枠で8月16日(日)22時スタート、全5回の放送となります。どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年6月29日 (月)

ドラマ『石の繭』(3) 十一係シリーズとは

 麻見和史です。WOWOWさんのドラマ『石の繭』は現在撮影中とうかがっております。キャストの方々、エキストラで参加してくださっている方々、どうもありがとうございます。みなさまのご協力で、作品に命が吹き込まれております。

 ドラマ化を機に原作を読んでくださる方がいらっしゃいますので、Twitterに『石の繭』とそれに続く〈警視庁捜査一課十一係〉シリーズ(文庫版は〈警視庁殺人分析班〉シリーズ)のことを書きました。あちらはじきに読めなくなってしまうので、ブログに転載いたします(ブログ用に若干修正しました)。

          *

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【宣伝】深夜ですが少し宣伝させていただきます。8/16(日)22時スタートのWOWOWドラマ『石の繭』(全5回放送)の原作本は講談社ノベルス版と講談社文庫版がございます。
あらすじ紹介はこちらです。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062775502

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『石の繭』のノベルス版、文庫版の違いは次のとおりです。
・ノベルス版:新書サイズで二段組み。著者の言葉が付いている。
・文庫版:文庫サイズ。解説が付いている。本文を一部手直ししている。
サブタイトルと表紙は異なりますが、登場人物やトリックが違うということはありません。

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『石の繭』は、警察小説の枠組みの中でミステリーの趣向を楽しんでいただきたい、という発想から生まれました。主人公は26歳の女性刑事・如月塔子ですが、主眼となるのはサスペンスと謎解きであり、お色気シーンはございませんのでご了承ください。

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『石の繭』から始まる如月塔子のシリーズは現在6冊刊行されています。

『蟻の階段』では遺体を飾る遺留品
『水晶の鼓動』では連続爆破事件
『虚空の糸』では警視庁脅迫事件
『聖者の凶数』では謎の数字が書かれた遺体
『女神の骨格』では頭が男、体が女という謎の白骨

について捜査します。

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『石の繭』はサスペンス重視の作品ですが、『蟻の階段』では遺留品捜査をじっくり描いています。『水晶の鼓動』では爆破事件を、『虚空の糸』では再びサスペンスに戻って警視庁脅迫事件を描くというように、毎回趣向を変えています。ミステリーのいろいろな形を楽しんでいただきたいと思っています。

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『石の繭』を今読み返すと如月塔子はいかにも危なっかしい新米なのですが、「できる刑事」にしなかったことで、その後、彼女の成長を描く楽しみができました。

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          *

 以上です。
「お色気シーン」の件ですが、これ、笑いを取るために書いたわけではありません。じつはですね、ごく稀にそういうシーンを期待する方がいらっしゃるようでして(作者困惑……)、如月塔子には「色気がない」なんておっしゃるものですから(作者驚愕!)、いやいや、そういう小説ではないですよとお伝えしたかったのです。

 WOWOWさんの『石の繭』関連ページはこちら にあります。「連続ドラマW」枠で8月16日(日)22時スタート、全5回の放送となります。どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年6月28日 (日)

第15回本格ミステリ大賞贈呈式

 麻見和史です。第15回本格ミステリ大賞贈呈式に参加してきました。

 本格ミステリ作家クラブに入会させていただいて3年目になります。麻見は警察小説作家なのでは? と言われそうですが、じつは鮎川哲也賞という本格ミステリの賞でデビューさせていただきました。その後、警察小説を書くようになりましたが、「謎解き」の面白さを出していけるよう日々努力を続けております。
 まだ成果を出せずにいるのですが、警察小説の読者さんにも本格ミステリに興味を持っていただきたい、という大きな目標があります。そういうわけですので、本ミスクラブの末席を汚すことをお許しください。

          *

 まず総会へ。当初は自分のような新米が総会に出るのはどうだろう……という気持ちもあったのですが、よそでは聞けないような情報が得られるため、とても勉強になっています。今年も活発な議論が行われました。

 総会のあとは去年と同じようにラウンジでコーヒー。先輩作家さん数名から、ためになる体験談を聞かせていただきました。貴重なお話、どうもありがとうございました。

 パーティーの時間になったので、本格ミステリ大賞の贈呈式会場へ移動。
 小説部門は麻耶雄嵩先生の『さよなら神様』、評論・研究部門は霜月蒼先生の 『アガサ・クリスティー完全攻略』です。両先生、おめでとうございます。

 贈呈式に続いてパーティーとなりました。知り合いの編集者さんに仕事の遅れをお詫びし、新しく配属になった人と名刺交換し、ビールを飲んでお料理をいただきました。
 パーティーの後半、久しぶりに深水黎一郎提督(*1)にお会いできたので、
「提督! 『最後のトリック』についてお訊きしたいことが……」
 と話しかけたところ、大ヒットの裏話を聞かせていただくことができました。

 今回お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 (*1)深水黎一郎先生は「艦これ」のプレイヤーとして有名である。

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2015年6月23日 (火)

最近これを買いました(1) 調味料各種

 麻見和史です。仕事のほうがばたばたしていますので、今日は軽めの話題です。

          *

「最近これを買いました」シリーズ(1)。

01

 近所のスーパーで購入した調味料各種である。
(以下は個人的に購入・使用した商品の感想であり、メーカーに頼まれて宣伝しているわけではありません。念のため……)

 まず「カップラーメンが旨くなる魔法の粉」。わかりやすく言うとカップ麺に、だしを追加する感じの商品である。味に深みが出ます。
 そういえば昔、だしが付いているカップ麺があったんですよ。ティーバッグみたいなのが添付されていて、最初に湯を入れた容器の中で、だしをとる。それからスープなどを入れたような気がする。その工程が面倒だと思われたのか、じきになくなってしまったが、私はけっこう好きでした。

 真ん中にあるのはアンチョビソースである。これまで固形のアンチョビを買っていたのだが、小さく刻むのに手間がかかった。ソースになっているのならこれは便利だろうと思い、買ってきたのである。
 味は申し分なかった。しかし一点だけ問題があって、このソース、粘度が高いため、なかなか出てこないのである。勢いよく何度も瓶を振って、ようやく少量出てくるという感じだった。この点が改良されれば、かなり使い勝手がよくなるはずなんですが……。
 ちなみに固形のアンチョビはピザのトッピングのほか、ポテト料理に使っていた。冷凍のガーリックポテトをレンジでチンしたあと、アンチョビを加えて軽く炒めるのである。これはグッドです。ぜひお試しください。

 一番右はクレイジーソルト。ハーブなどが入った塩で、風味がよい。
 原稿収入が少なかったころ、我が家では鶏の胸肉がご馳走だった。安いときは1キロ300円ちょっとで買えたので、塩、こしょう、片栗粉をまぶして焼き、仕上げにクレイジーソルトを付けて食べていました。美味しいですよ。

          *

 あっ、こういう文章だとするする書けますね。よし、時間がないときはこれで行こう。次回はたぶん、サイクロン式掃除機の話です。

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2015年6月21日 (日)

活動状況(2015/6/21) 警察小説の多様性について

 麻見和史です。最近の活動状況です。

 編集担当氏との打ち合わせの中で、こんなやりとりがありました(脚色あり)。
「麻見さん、例の件、しっかり進めてくれてるやろな」
「ええと、そのことですが、スケジュール的にきつくてですね。こういう感じではいかがでしょうか」
「……はあ? なんやこれ。話が違うやないか」
「いや、あの、申し訳ありません。全力を尽くしているんですが、作品の性質上どうしても時間がかかってしまうので……」
「ちっ。しゃあないな。それやったら麻見さん、来年はうちを最優先でやってもらわんとな。年に二作や。できるな?」
「えっ、いや、でも私そんなに書けな……」
「んー? 聞こえんなあ」

 まあそれは冗談ですが、スケジュールがきついのは事実でして、昨夜も工程表を更新しつつ、この先どうしたものかと悩んでおりました。
 すでに長期間待っていただいている出版社さんもあり、深く反省しております。ご迷惑をおかけしまして本当に申し訳ございません。

          *

 もっとどんどん書けばいいじゃないかと言われそうですが、なかなかそうもいかない事情があります。
 日本の警察小説では人間ドラマを重視することが多いように思うのですが、私の作品では謎解きが中心になります。伏線を張っておいて最後に探偵役が推理するという形をとるため、毎回トリックなり仕掛けなりをしっかり考えなければなりません。
 これに関してはこだわりがあって、謎解きこそが私の作品の特徴だと思っていますから、当面はこの路線で行くつもりです。

 ただ、ジャンルとしては警察小説となっているため、重厚な人間ドラマを期待して麻見本を読んでくださる方もいらっしゃいます。そういう方にとっては最後の謎解きが荒唐無稽に思われ、結果として不満を抱かれることがあるようです。

 ですが、人間ドラマを重視した警察小説を書かれる先輩作家さんは、すでに大勢いらっしゃいます。そんな中、後発組である私が特徴を出していくためには、人と違うことをしなければなりません。
 こんな事件起こるわけがないとか、解決部分が都合よすぎるとか言われても、私はできるだけミステリーの流儀に従って警察小説を書いていきたいと思っています(もちろん人間ドラマとミステリー部分が両立できれば、それがベストです)。

 海外にはこのような骨格を持つ警察小説も多いのですが、日本では、まだあまり見かけません。こういうものも有りだ、と認めていただくまでには時間がかかると思いますが、いずれは日本の警察小説の多様性につながるものと信じて、執筆を続けてまいります。

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2015年6月18日 (木)

作家の不思議(4) ドラマ化はどのように決まるのか

 麻見和史です。知人の質問に答える「作家の不思議」シリーズ、その第4回です。
 以下は麻見の個人的な見解ですので、これに当て嵌まらないケースも多々あると思います。どうかご了承ください。

          *

◆不思議その4「ドラマ化はどのように決まるのか」

 今回、WOWOWさんで『石の繭』をドラマ化していただけることになりました。漫画家であればアニメ化、小説家であればドラマ化がひとつの目標ですので、決定の連絡をいただいたときには本当に嬉しく思いました。関係者のみなさまにお礼を申し上げます。

 これまで『石の繭』を読んだ方から、ドラマ向きだと言われることが多かったのですが、じつを言うと、最初から映像化されやすいように書いておりました。
 具体的に説明すると、如月塔子のシリーズでは、

(1)事件を魅力的に描き、最後の謎解きを面白くすること
(2)サスペンスシーンを多く盛り込むこと
(3)適度なユーモアを加えること
(4)極端にグロテスクなシーンや性的暴行は描かないこと

 の4点を守りながら執筆してきました。中でも(4)は映像化の妨げになる可能性が高いと思ったので、特に注意していました。だから如月塔子のシリーズには、首や手足を切断された遺体が出てこないのです。

 さて、そのドラマ化ですが、いったいどんなふうに決まったのかと興味をお持ちの方も多いと思います。守秘義務等ありまして具体的なことは書けないのですが、以下、一般的なケースでお話ししたいと思います。

          *

 最初の段階としては、まずテレビ局のプロデューサーさんなどが作品を読み、ドラマ化の企画を立てるところから始まるようです。各局にドラマの放送枠があるので半年後、一年後を考え、映像化できそうな小説をいつも探している、ということでしょう。

 ある程度企画が固まったところで、テレビ局から出版社に連絡が行きます。これを受けて出版社は作者に「オファーが来ましたよ」と連絡。この段階で作者は、ドラマ化を許諾するかどうか判断します。
 作家さんによっては作品のイメージを大事にしたいという理由で、映像化を許諾しないケースもあるということです。

 原作者の許諾が得られたら、テレビ局ではもう少し詳しい資料を作成。社内会議を通して正式決定となるようです。この段階で、すでに制作会社なども決まっているものと思われます。

 あとは放送日をいつごろにするか、出演者を誰にするかなどを決めていきます。撮影スケジュールなどは制作会社が決めるようです。
 もっとも難しいのは俳優さんのスケジュールをおさえることでしょう。みなさん忙しい身なので、一定期間現場に入ってもらうには、あちこちで調整が必要です。制作進行を担当する方は本当に大変だと思います。

          *

 作家はひとり黙々と執筆を行いますが、ドラマの撮影には大勢の人が関わってきます。もとは数行のメモ書きでしかなかった『石の繭』という話が、本になり、さらにドラマ化プロジェクトが進行中だと思うと、感慨深いものがあります。
 撮影が無事に終了するよう祈っております。

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2015年6月16日 (火)

ドラマ『石の繭』(2) 主演は木村文乃さん

 麻見和史です。情報解禁となりましたので速報をお伝えいたします。

 拙作『石の繭 警視庁殺人分析班』 のドラマ化にあたり、主人公の如月塔子を演じるのは木村文乃さんです。

 WOWOWさんの『石の繭』関連ページはこちら にあります。「連続ドラマW」枠で8月16日(日)から全5回の放送となります。

2015年6月13日 (土)

『深紅の断片』関連(13) 新聞広告

 麻見和史です。広告関連の情報です。

 日本経済新聞6月13日(土)の朝刊に『深紅の断片 警防課救命チーム』の広告が掲載されました。
 本多孝好先生の『君の隣に』、古野まほろ先生の『身元不明 特殊殺人対策官 箱﨑ひかり』と一緒です。講談社文芸第三出版部さんはノベルスだけでなく、四六判でも頑張っております。

「少女が閉じ込められている。早く助けないと死ぬ」119番通報してきたのはいったい誰なのか。現場に駆けつけた救急隊員が見たのは、異様な光景だった──。
『深紅の断片』は今まであまり例のない、救急隊員を主人公としたミステリー小説です。救急医療の問題だけでなく、トリアージのことも取り扱っていて、社会派要素は充分。そして終盤には、しっかり謎解きもあります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年6月11日 (木)

作家の不思議(3) 作家同士のつきあいはあるのか

 麻見和史です。知人の質問に答える「作家の不思議」シリーズ。
 今日は第3回。以下は麻見の個人的な経験談ですので、これに当て嵌まらないケースも多々あると思います。どうかご了承ください。

          *

◆不思議その3「作家同士のつきあいはあるのか」

 どんな業界でも横のつながりは大切で、作家の場合も例外ではありません。デビュー後数年は特に、情報収集のためにも先輩作家さんの話を聞いておくべきだと思います(←経験者は語る)。

 以下、一般的なデビュー後の流れをご紹介すると……。
 新人賞を受賞してデビューした場合、贈呈式とパーティーがあるので、そこで出版社の方や書店員さん、一部の先輩作家さんと名刺交換します。しかしいきなり何十人もの方と会うので、混乱すること必至です
 従って、贈呈式当日は特定のどなたかと親しくなることはなく、パーティーを終えることになります。

 式の翌日からは、ひとり地道な執筆作業を続けていきます。この段階では他社からのオファーもないと思いますので(他社も遠慮があるので)、しばらくはデビューした出版社の編集者だけが頼みの綱となります。

 そして一年後の贈呈式。
 今度は自分が主役ではないので、比較的、楽な気持ちで参加することができます。しかし、のんきに料理を食べていてはいけません。まだ業界のことがよくわかっていないのですから、できるだけ早く、信頼できる先輩作家さんと親しくなっておく必要があります。

 個人的には、声をかけるなら二年目のパーティーのときがベストだと思っています。
「去年の受賞者です。よろしくお願いします」
 とご挨拶すれば、たいていの場合、
「調子はどう? しっかり書いてる?」
 というふうに答えてくださるので、頑張ってそこで会話を続けます。このタイミングで二次会に誘ってくれる方が見つかれば理想的です。

 二年目の贈呈式とパーティーのあと、私も先輩作家さんのお誘いを受けて、二次会(企画されたものではなく、親しい作家さん同士で飲みに行く感じ)に参加させていただくことができました。みなさんお酒が入っているので、本音の話が飛び交います。これが大変貴重なのです。
 駆け出しの立場ではわからない、業界の裏側(?)について聞くこともできます。インターネットでは決して知ることのできない情報なので、とても有益です。
 あのとき誘っていただいて、本当によかったと思っています。

 パーティー以外では趣味の合う人同士、ときどき飲みに行くような話も聞いています。また、何かイベントがあった場合、親しい作家さんに声をかける人もいるようです。
 ただ、基本的に作家というのは個人で仕事をするものなので、どちらかというと、打ち合わせを兼ねて編集者と飲みに行くケースが多いような気がします。

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2015年6月 9日 (火)

作家の不思議(2) 打ち合わせで何を話しているのか

 麻見和史です。知人の質問に答える「作家の不思議」シリーズ。
 いつまで続くかわかりませんが、今日は第二回です。以下は麻見の個人的な見解ですので、これに当て嵌まらないケースもあるかと思います。ご了承ください。

          *

◆不思議その2「打ち合わせで何を話しているのか。編集者との距離感はどんな感じなのか」

 会社員でも自営業者でも、取引先との打ち合わせは必ず行っていると思います。作家なら、編集担当氏と刊行作品について話し合うことになります。執筆の段階によってその内容は変わってきます。

・ネタ出し
 最初の段階では、これからどんな話を作りましょうかと相談します。作家の側から「こういう話を考えたんですが」と提案するのが普通ですが、ときには担当氏から「こんなのはどうですか」とアドバイスしていただけることもあります。

・プロットの打ち合わせ
 これは書き手によってずいぶん違いますが、私の場合はA4判の紙で20枚ぐらいのプロットを作成し、担当氏に提出します。それを2~3週間でチェックしていただいてから、「ここはこうしたほうがいいのでは」といったアドバイスをいただきます。
 最近は減ってきましたが、出したプロットが全ボツということも過去に何度かありました。話の骨格が面白くないと、そこから先、数カ月執筆する時間がすべて無駄になってしまうので、この段階は非常に大事です。

・原稿修正の打ち合わせ
 数カ月かけて原稿が出来上がったら、担当氏に提出します。これを読んでいただいて、具体的にどこをどう直すのか相談します。
 読んでいただく期間は担当氏の忙しさによるので、3週間ぐらいということもあるし、3カ月かかることもあります。売れる作家さんを優先するのは出版社として当然の判断なので、私たち駆け出し作家はこの期間、別のアイデアを練ったりしながら待機します。

・打ち上げ
 何回か原稿修正してOKとなれば、あとはメールのやりとりだけで済みますので、次に会うのは刊行後ということになります。
 打ち上げと称して、担当氏のご厚意でお食事に呼んでいただけることがあります。場合によっては、ここで次回作の相談となります。シリーズものだと、そうなる確率が高いようです。

          *

 おおむねこのような感じで打ち合わせが進行しています。ネタを出すところから打ち上げまで、早くて7カ月ぐらい、遅ければ1年半ぐらいかかるかもしれません。
 なお実際には、上記の内容を複数作品で同時進行する形になります。
担「A社の刊行はいつごろになりそうですか?」
麻「今の感触だと、●月ごろじゃないかと思いますが……」
担「じゃあうちは少しずらして、■月にしましょうか」
麻「ありがとうございます。よろしくお願いします」
 という感じで、頻繁にスケジュール調整が行われています。

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2015年6月 5日 (金)

作家の不思議(1) なぜ新キャラで書くのか

 麻見和史です。突然ですが、知人の質問に答える「作家の不思議」シリーズ。

 出版・印刷業とは縁のない知人から、「なんでそうなってるの?」と質問を受けることがたまにあります。初歩的な内容が多いのですが、案外知られていないことがあるかもしれません。ブログの題材として面白そうですので、支障のない範囲で少し書いてみたいと思います。しばらくおつきあいください。
(以下は麻見の個人的な見解ですので、これに当て嵌まらないケースもあるかと思います)

          *

◆不思議その1「A社でシリーズものを書いているのに、なぜB社、C社で新キャラを使って別の話を書くのか」

 これはアマチュア時代、私も不思議に思っていたことでした。
 A社のミステリーシリーズが好きで早く新刊が出ないかなと待っているのに、なぜか作者はB社で別の話を書いてしまう。次はA社だよねと期待していると、今度はC社でまた別の話を書いてしまう。なんでA社の話を書いてくれないの? と首をかしげることがありました。

 答えは簡単で、多くの場合、作家は出版社ごとにシリーズを変えるからです。
 例として、A社の編集者と「こういうミステリーを書きましょう」と決め、一作出してみたらけっこう売れた、という場合を考えてみます。

 作品はもちろん作家個人が書いたものです。しかし編集者と打ち合わせを重ね、助言を得て手直ししたわけですから、その作品に関してはA社と一緒に作ったものだという意識が強くなります。
 すると、キャラクターだけとはいえ、そのままB社に持っていくわけにはいかない、という話になってきます。また、B社のほうも新しいものを希望することがほとんどなので、会社が変わると一から作り直すことになるのです。
 そして一般的に、複数社から声がかかった作家は、各社に対して順番に作品を書いていこうとします。それで、期待されているのにA社の本の続刊がなかなか出ない、という現象が起こるわけです。

 さらに、ここでまた話が複雑になるのですが、A社で売れた実績があると、大きくジャンルを変えるのは危険だと判断され、ジャンルはそのままで舞台とキャラを変えましょう、と他社で提案されることが多くなります。その結果、A社、B社、C社で、基本路線は似ているけれど少しずつキャラを変えて本を出すことになるのです。

 こう書いてくると、「新しいキャラさえ考えればいいのか」と言われそうですが、もちろんそうではなく、ミステリーとしての骨格は別途作っておかなくてはなりません。手持ちのトリックやストーリーを、どういう人物に捜査・解決させたら面白いかをしっかり考えていく必要があります。
 また「売れているシリーズだけどんどん書けばいいのでは?」という意見もあるかと思いますが、そのシリーズもいつ売れなくなるかわからないので、常に一手二手、先のことを考えておかなくてはいけないのです。

 刊行した本の中で一定の売上が達成できたものについては、シリーズ化のチャンスが巡ってきます。せっかく作ったキャラだから、これを使って続編をやりましょう、ということです。一方、刊行したもののあまり売れなかった本については、そのまま終わりとなってしまいます。

 読者の方々から続きを読みたいという声をいただいても、セールス面で成果が上がらなければ続刊は出せない、ということになります。出版もビジネスですので、そのへんは非常にシビアなのです。

          *

 あれ……。エッセイふうに書こうと思ったのに、なんだかハウツー本みたいになってしまいましたね。偉そうに見えてしまったらすみません。

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2015年6月 3日 (水)

活動状況(2015/6/3) 次のジョブへ

 麻見和史です。最近の活動状況です。

 5月下旬から取り組んでいたジョブが今朝5時ごろようやく終わりました。
 最近エンジンのかかるのが遅く、パソコンに向かってもついネットでニュース記事などを読んでしまい(一応、情報収集です)、気がつくともうこんな時間、ということがよくあります。生活改善が必要です。

          *

 新刊を献本した関係で、おつきあいのある編集者さまから「調子はどうですか」という連絡をいただいております。気にかけてくださって、どうもありがとうございます。

 また「うちのはどうなっていますか」という問い合わせもいただいております。まことに申し訳ございません。順次作業を進めていますが、水準以下のものをご提出してはまずいという気持ちがあり、どうしても時間がかかってしまいます。

 とはいえ、もう二年ぐらいお待ちいただいている出版社さんもあるので、なんとか動きださなくてはいけないと考えています。どんどん次のジョブへ進んでいかないと、ご迷惑をおかけするばかりです。反省しております。

          *

 以下、ネットで見つけた情報です。
 今、連続ドラマW『石の繭』のエキストラを募集しているそうです。
 6/20(土)と6/21(日)の午前中、東京23区内のどこかでロケがあるとのこと(ロケの内容については麻見も把握しておりません)。

 情報ソースはこちらです。→[東京エキストラNOTES

 なお、この情報はWOWOWさんや制作会社さんから直接告知されたものではなく、[東京エキストラNOTES]さんが募集の仲介をする形になっているようです。

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作品リスト

  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆作品内容
    遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
    (2017/7/15発売予定)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------
  • 奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
    ◆作品内容
    〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
    (2017/7/6発売予定)
    ----------------------
  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
    (2017/3/25発売)
    ----------------------

  • : <strong>警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
    (2017/1/25発売)
    【四六判を文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)</strong>

    共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
    ◆内容紹介
    〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
    (2016/12/15発売)
    【文庫書き下ろし】
    ----------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
    (2016/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係</strong>

    雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
    (2016/11/8発売)
    ----------------------

  • : <strong>死者の盟約 特捜7</strong>

    死者の盟約 特捜7
    ◆内容紹介
    傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
    (2016/3/22発売)
    ----------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
    (2016/1/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>蝶の力学 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
    (2015/12/3発売)
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  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
    (2015/5/27発売)
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
    (2015/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>警視庁文書捜査官</strong>

    警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
    (2015/1/29発売)
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  • : <strong>女神の骨格 警視庁捜査一課十一係</strong>

    女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
    (2014/12/3発売)
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  • : <strong>屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)</strong>

    屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
    (2014/10/9発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>特捜7: 銃弾</strong>

    特捜7: 銃弾
    ◆内容紹介
    警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
    (2014/5/22発売)
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
    (2014/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係</strong>

    聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
    (2013/12/5発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
    (2013/10/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。
     新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
    (2013/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁捜査一課十一係</strong>

    虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
    人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
    (2013/4/4発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)</strong>

    ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
    ◆内容紹介
    解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
    (2012/5/30発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係</strong>

    水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
    時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。 果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
    (2012/5/8発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
    (2011/10/6発売)
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  • : <strong>石の繭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    石の繭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
    (2011/5/10発売)
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          ↑
    2008/10月~2011/4月
        暗黒時代
          ↓
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  • : <strong>真夜中のタランテラ</strong>

    真夜中のタランテラ
    長編第2作。
    【在庫なし・文庫化の予定なし】
    (2008/9/30発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩</strong>

    ヴェサリウスの柩
    第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
    (2006/9/30発売)