活動状況

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    ■小説関係(2017/8/7)
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    ●2017年8月29日ごろ『水葬の迷宮 警視庁特捜7』が発売されます。これは『特捜7 銃弾』の文庫版となります。
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    ●2017年7月6日、十一係9『奈落の偶像』が発売されました。また7月14日、十一係7の文庫版『蝶の力学』が発売されました。
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    ●2017年3月25日、『永久囚人 警視庁文書捜査官』が発売されました。
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    ●2017年1月25日、『警視庁文書捜査官』(文庫版)が発売されました。
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    ●2016年12月15日、『共犯レクイエム 公安外事五課』が発売されました。
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    ●2016年11月13日~WOWOWにてドラマ『水晶の鼓動』(全5話)が放送されました。

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    ■イベント関係(2015/6/21)
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    ●最近イベント参加が減っております。どのへんが「イベント・シンポジウム日記」なのかわからなくなってきました。

    ●麻見のTwitterアカウントは
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2012年5月の記事

2012年5月29日 (火)

『ヴェサリウスの柩』(文庫版)関連(2) 作品概要

 麻見和史です。鮎川哲也賞をいただいた『ヴェサリウスの柩』が、創元推理文庫から5月30日に発売となります。よろしくお願いいたします。

 作品概要は次のとおり(Amazon社サイトより)。

解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。

 先日見本をいただきましたが、オビがかなり目立つものになっていて、武田典子さんの表紙とのコントラストが印象的です。
 ぜひ、書店で現物をご確認ください。

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2012年5月26日 (土)

東京駅丸の内駅舎(復元工事中)

 麻見和史です。先日、久しぶりにJR東京駅の、丸の内駅舎を見てきました。

01
 ぱっと見た感じ、工事中という雰囲気ではない。
 もう少し近づいてみよう。

02
 外国の建物を見ているような気分。
 違和感があるが、しかしこれが本来の、辰野金吾が設計した駅舎なのである。
 丸の内駅舎は、今年の10月に竣工となるそうだ。

 振り返ると、東京中央郵便局がある。2009年、工事の初期に撮った写真があるので、比べてみてください。

03_2
 今はこんな具合。5階までは、従来の建物を残したようだ。

04
 しかし、上はこんなふうになっている。

 歴史的建築物を残す工夫だというのはわかるが、木に竹を接いだような違和感が少々……。いえ、別にケチをつけてるわけではないんですが。

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2012年5月22日 (火)

映画『外事警察 その男に騙されるな』

 麻見和史です。『外事警察 その男に騙されるな』の試写会に行ってきました。

          *

『外事警察』は2009年にNHKで放送された全6話のドラマで、警視庁公安部外事四課の活動を描いた硬派な物語である。放映時から人気が高く、今回あらたな内容で映画化されたとのこと。
 方向性は違うものの、警察小説を書く身としては大変気になる映画である。はたして、どんな仕上がりになっているのだろうか。

 会場は有楽町のよみうりホール。平日だったがかなり観客数が多く、一階席はいっぱいだったようだ。私は混雑を避け、二階席の隅に腰を下ろした。
 開映前の様子を一枚。

01
 このあと、さらにお客さんが増えた。

 18時半に開映とのことだったが、司会役の女性が登場し、今日はスペシャルゲストを招いているという。もしや、あの方が?
「主演の渡部篤郎さん、どうぞ!」と紹介されて男性が入ってきたのだが、じつはお笑い芸人・我が家の坪倉由幸さんだった。渡部さんの物真似をしている。続いて松村邦洋さん、山本高広さん、おおともりゅうじさんらが登場し、ステージはニセ渡部さんだらけになってしまった。
 それぞれが物真似芸を披露したあと、ついに真打ち登場。本物の渡部篤郎さんが現れた。よかった。このまま物真似だけで終わってしまうんじゃないかと心配していたのだ。

 渡部さんひとり背が高かったのだが、あとで調べたら180センチあるそうだ。
 インタビューが行われたあと、五人並んで映画の宣伝パネルを持ち、報道陣による撮影タイムとなった。
「こっちに(目線を)ください」「次はこっちにください」などの声が続いて、なるほど、こういうふうに撮影するのかと興味深く拝見した。

 19時ごろから上映開始。
 朝鮮半島から日本に濃縮ウランが持ち込まれた、という情報が入った。また、東北地方にある研究施設から、高度な点火装置の技術が盗まれたことが判明。ふたつを組み合わせれば、核爆弾が製造されるおそれがある。主人公・住本はかつての仲間たちとともに活動を開始する。疑いのかかった人物の妻に近づき、彼女を「協力者」に仕立て上げようとするのだが──というストーリー。

 5月上旬に出た拙著『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』にも公安部が出てくるのだが、うちの場合は捜査一課がメインなので、公安の活動は説明されていない。
 それに対して『外事警察』は公安そのものを描いた作品である。少人数でのチーム捜査となるため、警察ものというよりスパイものに近いイメージだ。拠点を作っての対象監視や尾行など、その活動には常に緊張感がつきまとう。

 色あせて、ざらついた感じの画面に味わいがある。ゆらゆら動くようなカメラワークは、ターゲットを監視するイメージにつながるのだろう。細かいところにさまざまな工夫があった。

 ストーリーにも無駄がない。それでいて、あちこちに仕掛けが施されている。優秀なスタッフが集結し、高い志を持って作った映画だということがよくわかる。
 途中で明かされたある情報について「こういう見方もあるよな」と思っていたら、最後にきちんとそれが説明されていた。あれを説明しなくても、物語のつじつまは合っている。だから疑いを抱かずに見ていたら、最後にかなり驚かされるのではないかと思う。さらりと描かれているが、強い印象を与える一カットだった。

『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日に封切りとなるそうです。テレビドラマを見ていなくてもまったく問題ありませんので、興味のある方はチェックしてみてください。

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2012年5月18日 (金)

『水晶の鼓動』関連(4) 講談社リブラリアンの書架

 麻見和史です。『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』が5月上旬に発売されましたが、これについてAXNミステリーさんのインタビューを受ける機会がありました。
 AXNミステリーさんは海外ドラマを中心に放送している、ミステリー専門チャンネルです。2009年までは「ミステリチャンネル」と呼ばれていました。
 私も地元ケーブルテレビで視聴していましたから、お話をいただいたときにはびっくりしました。

 今回出演させていただいたのは『講談社リブラリアンの書架』という番組で、講談社さんの新刊から毎月2~3冊を紹介する形になっています。5月15日から6月14日まで繰り返し放送される、6月号の収録でした。

 以前日記に[人生で七番目ぐらいのピンチ]という謎の文章を書きましたが、じつはこの収録のことでした。
 当方、雑誌のインタビューさえ受けたことがない駆け出しだというのに、いきなり映像収録というのはハードルが高すぎます。緊張してしまって、もう大変でした。スタッフの方々にはご心配をおかけしました。

 変なことを口走っていたらどうしよう、と思いながら、先日放送されたものを見てみました。
 序盤はなんだか同じことを繰り返し喋っているようで、見ていてはらはらします。中盤はやや落ちついてきたようですが、しかしカンペを読んでいることがバレバレですよ!(笑)
 それから──ああ、やっぱり右肩がずいぶん下がっていますね(エッセイ「右腕の長い男」参照)。自分がどう映っているか、このときは気にする余裕がなかったもので……。

 まあでも、途中で笑いを取ることには成功しました(たぶん)。
「謎解きを重視した警察ミステリを書きたい」こと、「頑張っている人の努力が報われる話を書きたい」ことなども、なんとか説明できたと思います。
 駆け出しの作家に、こうした機会を与えてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

『講談社リブラリアンの書架』は下記サイトでも視聴できますので、麻見の「人生で七番目ぐらいのピンチ」をぜひチェックしてみてください。
 その上で、興味を持たれました方、書籍をご購入いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

  講談社文芸局 ★ここで6月中旬まで見られます。

◆参考リンク
  海外ドラマチャンネル AXNミステリー
   └講談社リブラリアンの書架

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2012年5月15日 (火)

『水晶の鼓動』関連(3) あらすじ

 麻見和史です。『水晶の鼓動』について、講談社さんのメールマガジン「ミステリーの館」(バックナンバー)にわかりやすい紹介文が載っていましたので、引用させていただきます。

●『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』麻見和史
 殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」! 新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は、遺留品の捜査を開始する。だがそれは、連続殺人の序章に過ぎなかった――。さらに時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生! 姿なき犯人の無差別な犯行に、国民の警察への不信感は高まるばかり。大量の人員がテロ対策に割かれ、特捜本部は危機的状況に!「赤い部屋」の謎とは一体? 東京の運命は!? 骨太警察ミステリ!

 塔子や鷹野は捜査一課の所属ですので、物語は殺人事件から始まります。しかしそこへ、連続爆破事件が発生。
 いくら警視庁が大きな組織だといっても、動かせる人数には限りがあります。テロ対策のため都内には警戒態勢が敷かれ、塔子たちの特捜本部にも影響が出てきます。その混乱に乗じるように「赤い部屋」の殺人犯は次の行動を起こして──というストーリーです。

 途中で退屈することのないよう、物語を早く進める工夫をしました。しかしこの作品、サスペンスだけでは終わりません。「警察ミステリ」ですから、終盤には謎解きが用意してあります。ご期待ください。

 なお、塔子は毎回窮地に陥っていますが、今回の事件は特別なものになりそうです。彼女が成長する上で、ひとつの節目になるのではないかと思っています。

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2012年5月14日 (月)

パソコンが起動しなくなった!(2) 復旧への挑戦

 麻見和史です。先週、講談社ノベルスより新刊『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』が発売されました。よろしくお願いいたします。
 さて、今日はパソコンが起動しなくなった件の続報です。

          *

 これまでのあらすじはこちら。explorer.exe が消えるというおかしな現象が発生していた。
 詳しく調べてみて驚いた。なんとウイルスセキュリティZERO(以下VSZ)が、explorerをウイルスと認識し、隔離していたのである。ほかにもいくつか隔離された重要なファイルがあった。なぜそんなことに?
 原因は不明だがとりあえずよけいなことをされないよう、隔離せずメッセージ表示するよう設定変更した。

 これで問題は解決したかに見えたが、次に起動しようと思ったらPCが再起動を繰り返す症状が出た。そうだった、もともとこの問題があったのだ。再起動するタイミングが一定でないので困ってしまう。たまにうまく立ち上がることもあるので、これがまた困る。
 VSZはその後もシステムファイルをばんばんウイルス認定して、メッセージを表示している。

 何が原因かわからないので、エラーが起こったとき自動的に再起動しないよう設定を変えた。するとSTOPコードが出るようになった。
 0x00000050 で K7sentry.sys がどうのと書かれている。K7ということは、VSZ関連か。しかし何度か試してみると、必ずしもK7~が表示されるわけではないとわかった。だとすると、濡れ衣かもしれない。

 5回ぐらい再起動を繰り返すとうまく立ち上がる。そして、一度立ち上がってしまえばあとは特に問題なく動くようだ。不可解である。

 以下、ネットで情報を探しながら、さまざまな対策を試してみた。

◆K7sentry.sysのせいで立ち上がらなかったが、VSZのファイアウォール機能を外したらうまくいった人がいた。真似してみたが、うちのケースでは効果がなかった。
◆VSZをアンインストールし、再インストールした。現象変わらず。
◆どこかにウイルスが潜んでいるんじゃないかと思えてきたので、Microsoft Safety Scanner を実行してみた。しかしウイルスは検出されなかった。
◆セーフモードで立ち上げてみる。やはりSTOPコードが出た。
◆chkdsk c:/r をかけてみる。変化なし。
◆残っている最古の日付を指定し、システムの復元を実行した。うわ、なんてことだ。デスクトップが古い状態に戻ったじゃないか!
◆相変わらず再起動が繰り返される。立ち上がったと見えても、「深刻なエラーから回復しました」というメッセージが出る。エラー情報を送信しようとしたら、ログが壊れていて駄目だと言われた。いったい私にどうしろと……。
◆別ユーザーを作ってログインしたが現象変わらず。
◆こうなったらもう最後の手段、OSの再インストールをするしかない。リカバリCDを持ってきてドライブにセットしたのだが……なんと、認識しないではないか。
 そうだった。一連のトラブルとは別だが、最近CDをきちんと読み込まない状態が発生していたのだ。ものによって読んでくれることもあるのだが、リカバリCDは駄目らしい。

 このように、連休中ずっと復旧への挑戦を続けていたが、もはや打つ手がないとわかった。無念……。

 結論。新しいパソコンを買います。

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2012年5月 8日 (火)

『水晶の鼓動』関連(2) 表紙デザイン

 麻見和史です。Amazon社サイトに『水晶の鼓動』の表紙カバーが出ましたので、ご紹介いたします。
 

画像

 高層ビルが建ち並ぶ中、爆発が発生しています。東京でいったい何が?

『石の繭』の水色、『蟻の階段』の赤と来て、3作目は緑色です。今回は特に迫力のある表紙となりました。デザインご担当の方、いつもありがとうございます。

 オビが付くとこうなります。
 

画像

 オビの文章を引用すると……。

東京壊滅(テロ)の危機!!
十一係を襲う
未曾有の難事件とは!?

女刑事・如月の推理と捜査が冴える、
大人気警察ミステリ!

 今回は爆破テロが発生します。困難な状況の中、塔子や鷹野はどんな捜査を行うのか? 緊迫のドラマが展開されます。

 スケールの大きさと推理の面白さを組み合わせた、ハイブリッド警察ミステリです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年5月 7日 (月)

『水晶の鼓動』関連(1) 講談社ノベルスのWeb情報

 麻見和史です。ウェブサイト「講談社BOOK倶楽部」の「講談社ノベルス」ページで『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』が紹介されましたので、お知らせいたします。

  講談社BOOK倶楽部
  └講談社ノベルス
   └『水晶の鼓動』 ★特集ページはここ

 特集していただけるだけでも大変嬉しいことですが、出来上がったものを見てびっくりしました。
 なんと、主要キャラクターの身長設定資料が載っているではありませんか。作者でさえ、このへんはきちんと考えていなかったというのに……。
 また、事件の発生場所を示す地図などもあって、作品理解の一助となりそうです。
 細かい部分まで作り込まれた、見応えのあるページとなっています。ぜひご覧ください。

『水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係』は5月8日ごろから書店さんに並ぶようです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年5月 3日 (木)

パソコンが起動しなくなった!(1) アイコンが表示されない

 麻見和史です。現在2台のパソコンが稼働中ですが、そのうち1台が起動しなくなってしまいました。
 結論からいうと解決できたのですが、その方法は意外なものでした。「俺、パソコンにはちょっとうるさいぜ」という方、以下の文章を読んで解決方法を考えてみてください。

          *

◆現象
・最近WindowsXPノートPCで、立ち上げが完全に終わる前に、なぜか再起動してしまう現象が起こっていた。タコ足配線が悪いのかと思い、プラグを差し替えたところ、バッテリーが駄目になっていたらしくPCの電源が落ちた。

・あらためてノートPCを起動しようとしたところ、デスクトップの壁紙(猫の画像)は表示されるがアイコンやタスクバーが表示されず、そこで起動が止まってしまう現象が発生。

・LAN経由で他のPCから、該当ノートPCのCドライブは見える。

・ノートPCをセーフモードで起動しようとしたが駄目。黒い画面のまま先に進まない。

・Ctrl+Alt+Del でタスクマネージャーは動かせる。

◆chkdsk の実行
・タスクマネージャーで、新しいタスクの実行/cmd と入力し、コマンドプロンプトを出して、chkdsk を実行。
「ファイルシステムに問題が見つかりました」的なメッセージが出た。
「chkdsk を /f オプションを使って実行し、問題を修正してください」的なメッセージも出た。

・cmd で chkdsk c:/f を実行してみる。
 今実行できないので再起動時実行するかと訊かれたので Y(以下、同様)。

・再起動したが、やはり猫の壁紙しか表示されない。アイコンはいつになっても出てこない。

・タスクマネージャー/cmd/chkdsk c:/r を実行してみる。/f と同義とのことだが、とにかくやってみる。
 再起動したが、やはり猫しか表示されない。

・タスクマネージャーの ファイル/新しいタスクの実行 で explorer.exe を入力したがエラーになり、エクスプローラーが起動できなかった。

 ここまでが問題編。
 さて、対策班はどのようにこのPCを救ったのでしょうか。

◆解決編
・正常なPCからLAN経由でノートPCを覗く。explorer.exe は Windows フォルダにあるはずだがアクセス制限がかかっていて見えない。とりあえず正常PCの
explorer.exe をノートPCのワークフォルダにコピーした。

・ノートPCでタスクマネージャーを起動。現在動いているタスクを確認すると、explorer がいない。

・ファイル/新しいタスクの実行 でワークフォルダ内の explorer.exe を起動。
 これが成功すると同時に、デスクトップにアイコンが表示され、タスクバーも出た。数分後には正常に立ち上がった。
 explorer.exe に原因があることが判明。

・ワークフォルダの explorer.exe を起動して Windows フォルダを確認したところ、explorer.exe がいない。

・ワークフォルダから Windows フォルダに explorer.exe をコピーし、ノートPCを再起動してみる。正常に立ち上がった!

◆まとめ
 ノートPCが正常に立ち上がらなかったのは Windows フォルダに explorer.exe が存在しなかったせいであった。なぜいなくなったかというと、たぶん急な電源オフでファイルが壊れるなどし、chkdsk をかけたときに explorer.exe が破損ファイルとして排除されたのではないかと思われる。

 それにしてもまさか explorer.exe をコピーするだけで復旧するとは思わなかった。いやその前に、あれぐらいのことで explorer.exe が消えてしまうとは思ってもみなかった。まったく予想外の原因、予想外の解決だ。
 もし explorer.exe の消失に気がつかなければOSの再インストールを始めていたはずで、軽く2日ぐらいは時間をとられていただろう。危ないところだった。
★2012/5/8追記。上記の推測は間違いだったことが判明しました。原因は思いもよらぬところにありました。後日、その件に関して報告します。

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2012年5月 2日 (水)

国立国会図書館・カード切り替え(2) 実践編

 麻見和史です。5月1日、懸案のカード切り替えを行うため、国立国会図書館に行ってきました。
 これまでのあらすじは[国立国会図書館・カード切り替え(1) 準備編]をご覧ください。思い切り無駄なことをしてしまった私だ。

          *

◆カード切り替えの実際
 行く前、国立国会図書館のサイトを見たら、こんなことが書いてあった。
《特に、今年の大型連休中の東京本館の開館日(5月1日(月)、2日(火))は、非常に多くの方が来館し、利用者登録に相当の時間のかかることが予想されます》
 はたしてどれくらい時間がかかるのだろう。目安だけでも書いておいてくれればいいのだが、残念ながら見当たらない。不安。

 現地到着は13時ごろになった。
 カードの申し込み窓口は新館2階ロビーに設けられていた。コインロッカー室の手前、普段は椅子が置いてある辺りだ。
 入ってみて驚いた。ざっと見て50~60人は並んでいるではないか。貼り紙には《20分待ち》と書かれているが、本当だろうかと疑ってしまう状態。

 職員の方に訊いたら、新規登録と切り替えは窓口が分かれているそうだ。切り替えのほうは誰も並んでいない。助かった。
 申し込み用紙に必要事項を記入し、旧カードを渡して身分証明書を提示するだけだった。処理は2分ほどで終わった。なあんだ。いろいろ心配して損をした。
 サイトに「カード切り替えの方は新規登録の方より早く処理できます」とひとこと書いておいてくれたら親切だったのに、と思った。

 ところで、切り替えの場合、旧カードに対応する新カードをどのように準備しているのか気になっていた。いつ来るかわからないのに(もしかしたら切り替えに来ないかもしれないのに)、すべての番号のカードを用意しているとは思えない。
 おそらく別の番号に替わるのだろうと思っていたら、違っていた。白いカードを用意しておいて、その場でIDと氏名を表面に印刷する仕組みだったのだ。ICカードだから、同時に利用者情報も中にセットしたと思われる。

 従来、登録利用者カードを持っていても、その日に使うカードの発行が必要だったが、新システムでは一枚のカードに統合されたという。出入りするときも、パソコンで検索するときも同じカードでOK。

◆検索システムが変わった
 中に入り、早速パソコンで資料を検索したのだが、画面がすっかり変わっていて違和感がある。資料を表示させたはいいが、利用申し込みの方法がわからない。
 じつはキーボードのそばに手順表が置いてあるのだが、以前から利用している人は誰も見ちゃいないのだった。みな直感で操作しようとして、しかしうまくいかないため困った顔をしている。説明のための職員配置がやや手薄だと感じた。

[東京:本館書庫]という項目をクリックすると利用申し込みができる画面に替わるのだが、直感でこれがわかる人は少ないと思う。誰でも、検索したら次は利用申し込みをしたいわけで、その流れを考えていないこの画面設計は、不親切なものだと言わざるを得ない。

 また、初期画面から申し込み状況を見たとき、すでに到着しているものしか表示されないのは不便だと感じる。ほかに何を申し込んでいるかわからないのだ。それでいて、すでに受け取ってしまった資料は表示が残っている。なんというか、中途半端な仕様と思えて仕方がない。

◆電光掲示板の廃止
 資料を待つ段階で大きく変わったのは、資料到着を示す電光掲示板が廃止されたことだ。利用者はみなパソコンで、自分の資料が来たかどうかチェックしなければならない。手間といえば手間である。
「いちいちログインするのは面倒だ」というクレームに対応するためか、到着だけをチェックする専用端末が用意されていた。カードをセットすると到着済み資料が表示される仕組みで、そうか初期画面の中途半端な申し込み状況確認アプリはここで使われているのだなと想像がついた。

◆貸出履歴が保存される
 さて、ここから少し込み入った話になる。
 新システムで便利になったのはNDL-OPACに「マイリスト」という機能が出来たことだ。検索した資料を記録しておけるというもので、「この前読んだあの本何だっけ」とか「今は誰かが利用しているが、今度来たとき読もう」などという場合、メモ帳代わりに情報を記録しておけるのだ。なかなかいいな、と思って何冊かリスト登録しておいた。

 しかし、帰宅後自宅PCからNDL-OPACを使ってみて驚いた。
 てっきり、マイリストはICカードに保存されていると思っていたが、じつは国会図書館のサーバーに記録されていたのである(自宅からはICカードを使わずにログインできる)。
 また「申込状況・利用者情報」の中にはなんと「貸出履歴」という項目があり、過去1カ月分または100件分まで履歴が表示されるという。さらに「検索履歴」なんていうものまであって衝撃を受けた。
 こういったデータがすべて国会図書館に保存されているかと思うと、心配性の私としてはちょっと不安になってくる。

 このへんどうなんだろうと思って国会図書館サイトを見てみた。「新サービスに対するご質問・ご指摘について」という一覧表があって、利用者から寄せられた質問・指摘に国会図書館が回答しているのだが、情報保存については「個人情報保護に不安を感じる」という項目があるだけだ。
 この質問への回答に「個人情報」という言葉は出てくるが、「貸出履歴」については触れられていない。私が気にしすぎなのだろうか。
 以上、込み入った話、終わり。

◆カードに記されたもの
 もうひとつ気になったことがあるので書いておこう。
 国会図書館での資料検索にはICカードを使うわけだが、表の面には利用者番号と氏名がしっかり印刷されている。何も意識しない場合、利用者は「カードの表が自分に見えるように」リーダーにセットすると思う。そうすると、隣にいる人やうしろを通りかかった人に氏名を見られてしまうおそれがある。
 私は心配性なので、名前を見られないよう裏の面を手前にして、カードをセットしていた。
 別にたいしたことないだろうと言われそうだが、最近は凶悪なストーカー事件なども発生している。もしかしたら、名前を知ったことがきっかけで、相手に特別な感情を抱いてしまう男性がいるかもしれない。女性の方は注意なさったほうがいいと思います。

 とまあ、なんだかケチをつけてばかりですみません。国会図書館にはいろいろ期待しているので、つい細かいことまで言ってしまう。
 新館長のもと、職員の方々にはこれからも頑張っていただきたいと思います。

          *

 この日の昼食について。
 3階のいつもの喫茶店に行ったらランチがなかったので、久しぶりに上の食堂に行ってみた。

01
 国会丼、500円。
 ご飯の上にカレーと牛丼の具、温泉玉子が載っている。
 新国会丼は調理時間が長いが、国会丼は早いよ!

02
 こちらは天ざる、500円。
 夏を感じさせます。

[関連:国立国会図書館・利用方法]
[関連:国立国会図書館・館内見学会]
[関連:国立国会図書館・資料の複写]
[関連:国立国会図書館・システム障害]
[関連:国立国会図書館・郵送複写]
[関連:国会図書館のサービスが変更になるらしい]
[関連:国会図書館がピンチらしい]
[関連:国立国会図書館・カード切り替え(1) 準備編]

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作品リスト

  • : <strong>水葬の迷宮: 警視庁特捜7</strong>

    水葬の迷宮: 警視庁特捜7
    ◆内容紹介
    2014年に刊行された『特捜7 銃弾』の文庫版です。
    (2017/8/29ごろ発売予定)
    【四六判を文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
    (2017/7/14発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係</strong>

    奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
    (2017/7/6発売)
    ----------------------

  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
    (2017/3/25発売)
    ----------------------

  • : <strong>警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
    (2017/1/25発売)
    【四六判を文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)</strong>

    共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
    ◆内容紹介
    〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
    (2016/12/15発売)
    【文庫書き下ろし】
    ----------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
    (2016/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係</strong>

    雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
    (2016/11/8発売)
    ----------------------

  • : <strong>死者の盟約 特捜7</strong>

    死者の盟約 特捜7
    ◆内容紹介
    傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
    (2016/3/22発売)
    ----------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
    (2016/1/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>蝶の力学 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
    (2015/12/3発売)
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  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
    (2015/5/27発売)
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
    (2015/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>警視庁文書捜査官</strong>

    警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
    (2015/1/29発売)
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  • : <strong>女神の骨格 警視庁捜査一課十一係</strong>

    女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
    (2014/12/3発売)
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  • : <strong>屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)</strong>

    屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
    (2014/10/9発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>特捜7: 銃弾</strong>

    特捜7: 銃弾
    ◆内容紹介
    警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
    (2014/5/22発売)
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
    (2014/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係</strong>

    聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
    (2013/12/5発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
    (2013/10/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。
     新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
    (2013/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>虚空の糸 警視庁捜査一課十一係</strong>

    虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
    人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
    (2013/4/4発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)</strong>

    ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
    ◆内容紹介
    解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
    (2012/5/30発売)
    【四六判を文庫化】
    --------------------

  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係</strong>

    水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
    時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。 果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
    (2012/5/8発売)
    --------------------

  • : <strong>蟻の階段 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
    (2011/10/6発売)
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  • : <strong>石の繭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    石の繭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
    (2011/5/10発売)
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          ↑
    2008/10月~2011/4月
        暗黒時代
          ↓
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  • : <strong>真夜中のタランテラ</strong>

    真夜中のタランテラ
    長編第2作。
    【在庫なし・文庫化の予定なし】
    (2008/9/30発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩</strong>

    ヴェサリウスの柩
    第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
    (2006/9/30発売)