活動状況

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    ■小説関係(2017/6/1)
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    ●2017年7月、十一係9『奈落の偶像』、十一係7の文庫版『蝶の力学』が発売される予定です。
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    ●2017年3月25日、『永久囚人 警視庁文書捜査官』が発売されました。
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    ●2017年1月25日、『警視庁文書捜査官』(文庫版)が発売されました。
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    ●2016年12月15日、『共犯レクイエム 公安外事五課』が発売されました。
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    ●2016年11月8日、十一係8『雨色の仔羊』が発売されました。また、11月15日には十一係6『女神の骨格』が文庫化されました。
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    ●2016年11月13日~WOWOWにてドラマ『水晶の鼓動』(全5話)が放送されました。

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    ■イベント関係(2015/6/21)
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    ●最近イベント参加が減っております。どのへんが「イベント・シンポジウム日記」なのかわからなくなってきました。

    ●麻見のTwitterアカウントは
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2009年10月の記事

2009年10月31日 (土)

出版流通システムの“Next One”創造に挑む

 麻見和史です。10月30日の『2009東京トラックショー』の続き。

 16時から西2-商談室6で、NS物流研究会ワンコインセミナー『出版流通システムの“Next One”創造に挑む』を聴講した。講師は京葉流通倉庫(株)代表取締役の箱守和之さん。ワンコインセミナーだが、100円玉しかなかったので5コインで入場した。

 例によって当方は門外漢なので、いろいろとわからないことが多い。まず、NS物流研究会とはなんなのか。
 帰宅して調べたところ、国土交通省自動車交通局貨物課主催の「若手トラック経営者等によるトラック事業の明るい未来を切り開く方策等を検討する研究会」に参加した人たちが自主的に始めた研究会だそうである。なるほど。部外者を対象としたセミナーではなかったのだ。
 テーマについて。トラックショーのウェブサイトによると、ワンコインセミナーは、物流業界で注目を集める「3PL」や「環境」についての発表会だという。またわからない言葉が出てきた。3PLとはなんなのか。
 調べてみると、3rd party logistics(サード・パーティー・ロジスティクス)の略だという。外部の運輸会社や倉庫会社などに、物流を含めたロジスティクス業務を委託する、アウトソーシングのことだと判明した。なるほど。

 以下、箱守社長のお話。

・一般に倉庫業をやるのは地主が多いが、京葉流通倉庫は脱サラで始めた会社。倉庫業だけでなく流通加工、運送業、システム開発販売、食品製造業などさまざまなジャンルを扱っている。

・埼玉県を中心に24の倉庫を持つ。戸田倉庫で書籍を扱っている。

・日本に出版社は約4000社ある。書店は約15500。書店数は最近減っているが、逆に売り場面積は増えている。すなわち、店舗の大型化が進んでいるということ。

・書籍の新刊発刊点数は年間約7万点。市場流通点数は約80万点。

・戸田倉庫は約50の出版社と取り引きしている。

・きれいな本は良品、書店から戻ったものは返品と呼ぶ。書店からの本の返品率は40%超。かなり無駄な物流をやっていることになる。

・書籍の注文は1点、1冊単位である。梱包せず裸のまま配送する。出版社が傷ついた本の返品を嫌うので、扱いには注意が必要。

・返品は戸田倉庫で良品化(改装)して、注文があれば再度書店へ。従来、改装は取次が行なっていた。ちなみに、漫画本はビニール掛けされているので、それを剥がすだけで良品になる。

・京葉流通倉庫ではKWebというシステムを自社開発し、注文対応のスピードアップとリアル在庫の情報提供を実現した。

・3Dシミュレーションソフトを開発した。倉庫でのピッキング作業などの「みえる化」に役立っている。

・Amazon社の副社長と話す機会があった。Amazonのブックリーダー「キンドル」の所有者が増えれば、活字の本も売れると予想している、と副社長は語った。

 出版不況の中、生き残りをかけて努力しているのは版元ばかりではない、というのがよくわかった。大変勉強になりました。

[親記事:2009東京トラックショー]

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2009年10月30日 (金)

2009東京トラックショー

 麻見和史です。順番が前後しますが、ぐるっとパス関連の記事は後回しとし、10月30日のショー見学を先に記します。

 東京ビッグサイトで『2009東京トラックショー』を見てきた。先週の『危機管理産業展』と同じ西1、2ホールだったのだが、内容がトラックなので、ほかのイベントより会場内は空いている。じっくり見て歩いた。
 

01
 トラックの現物が置かれている場所は、このように広々としている。一方、パーツを扱っている区画には、いつものようにブースが出来ていた。
 

02
 ものによっては、荷台や運転席に上ることもできる。貴重な体験。
 

03
 トレーラートラックのトラクターを後方より撮影。

 情報収集のため、カタログ、パンフレットをもらって歩く。
 火災報知器のブースで、株式会社アンテックの末石社長から、興味深い話をうかがった。この方、すごいアイディアマンである。もっと販路を広げることは可能だが、あえてそうしないというところに、堅実さと強い意志の力を感じた。
 トラックショーは今回初めての参加だったが、非常に勉強になった。やはり、知らない世界を覗くのは良いことだと実感した。

 この日は、ほかにもいろいろ見て回った。長くなるので以下の内容は、別エントリーとします。あとでリンクしておきますので。

(1)セミナー『出版流通システムの“Next One”創造に挑む』
 ・埼玉県を拠点とする倉庫社長のお話。出版流通の実態とは。

(2)同時開催の『次世代電池が拓く未来展』
 ・これが電気で走るとは……。

(3)東4、5ホールで開かれていた『ITpro EXPO 2009』
 ・発売直後のWindows7にちょっとだけ触れてみる。

(4)帰りに見学したパナソニックセンター
 ・エコについて勉強できるショールーム。説明員の女性がみんな親切だ。

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2009年10月28日 (水)

「旅」第3部(東京都写真美術館)

 麻見和史です。美術館・博物館等共通入場券&割引券「ぐるっとパス」の有効期限が迫っているので、ばたばたと美術館を回る企画その1。

 恵比寿の東京都写真美術館で『コレクション展「旅」 第三部「異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界」』を見た。
 

01
 恵比寿駅から長い道のりをへて、ようやくたどり着いた写美。動く歩道を3本乗り継ぐので、下手をすると駅から7、8分かかる。
 

02
 詩的な雰囲気のただよう通路。写真美術館という場所柄、持参のカメラでここを撮影する人は多い。

 今まであまり意識していなかったが、奈良原一高さんの作品は良いですね。機会があればじっくり見てみたい。

 半日で4カ所回るという無謀な計画なので、あまりゆっくりしていられない。地下で開催されていた『第20回日本写真作家協会展 第7回JPA公募展』は本当に駆け足になってしまいました。
 次は相田みつを美術館である。

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2009年10月27日 (火)

航空セキュリティの現場が求める技術開発の現状と将来

 麻見和史です。10月22日の『危機管理産業展2009』の続き。
 危機管理セミナー『航空セキュリティの現場が求める技術開発の現状と将来』に出席しました。

 場所はビッグサイトの会議棟6F、607+608会議室。展示会場で時間配分を誤り、慌てて会場を探したが、その「会議棟」がどこにあるのかわからない。そもそもそんな建物がビッグサイトにあっただろうか。
 案内カウンターの女性に尋ねたところ、エスカレーターをふたつ上がってくださいと言われた。ひとつ目は普通に上がれたが、ふたつ目がすごい。
 

01
 降りるときに撮影。とにかく大変な長さである。
 

02
 あとで確認してみた。この四本の足で支えられているのは屋根ではなく、会議棟だったのである。

 1時間半ほどのセミナーだったが、あっという間に終わった印象。講師の方は以下のとおりである(敬称略)。ごく簡単なメモだけ付けておきます。

◆勝谷一則(国土交通省 危機管理官兼国際保安調整官)
・欧米では空港会社が保安検査をするが、日本では航空会社がその責任を負う。

◆中村順(科学警察研究所 法科学第二部長 航空保安部 主席部員)
・爆発物の研究をしてきた。国際会議などにも呼ばれる。
・アメリカ、ロスアラモス。昔原爆の研究をしていたが、今は爆発物検知の研究をしている。

◆林高正(全日本空輸(株) オペレーション統括本部 航空保安部 主席部員)
・保安検査は、実際は下請けの検査会社が行なう。抜き打ちテストをしている。

◆三須照久(成田国際空港(株) 保安警備部 担当部長)
・成田空港では、第四滑走路が今日(10月22日)の朝6時にオープンした(聞き取りミス、またはメモのミスか。正確にはB滑走路を2500mに延伸)。
・成田の保安態勢は世界でもトップレベルにある。

◆江波戸正行((財)空港保安事業センター 企画事業部長)
・司会進行。

 セキュリティ関係のセミナーなので、あまり具体的な話は出なかった。できればひとり30分ぐらいずつ話してほしかったが、諸事情あってそれも難しかったようだ。
 参加できただけでも、よしとすべきだろう。

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2009年10月22日 (木)

危機管理産業展2009

 麻見和史です。仕事を調整して、東京ビッグサイトに行ってきました。

 科学未来館に行くときはりんかい線の東京テレポート駅で降りるのだが、今日は国際展示場駅で下車。5分ほど歩くと目的地が見えてくる。ここへ来るのは久しぶりである。
 

01
 一度見たら絶対に忘れない、個性的な外観。
 だがデザインを優先したため、機能面にいろいろ無理、無駄があるように思われる。あとでわかるのだが、四本の足で支えられ宙に浮いた部分に会議棟があるのだ。なぜそんな造りに……。
 

02
 会議棟の下で看板を撮影。

 今日の目的は『危機管理産業展2009』である。
 じつは同時開催されている『テロ対策特殊装備展』も見たかったのだが、そちらは事前に厳重なチェックがあるようなので、やめておいた。たぶん、個人での申し込みは難しいと思う。
 

03_2
 特別併催企画展の『アスベスト対策環境展'09』と、同時開催の『国際光触媒展2009』の看板。色づかいが美しい。
 

04
 危機管理産業展2009の入り口。

 ネット申し込みした際の画面を印刷して持参し、名刺を一枚渡すと、首からさげるタイプの来場者証が手に入る。これをぶらさげていないと、入り口で警備の人に声をかけられる。
 ご存じない方のために説明しておくと、この手のイベントは事前申し込みすれば、たいてい入場無料である。一度行くと、翌年からは招待券が送られてくることも多い。ところが、知らずに行って入場券を買い求めると、1000~2000円もかかるのである。もったいない。

 展示会場は西1ホールと西2ホール。中でつながっているので順番に見ていく。
 今日は情報収集が目的なので、目についたカタログやパンフレットを片っ端からもらってきた。資料一式の入った大判封筒をくれるブースもあるが、「お名刺を1枚……」と言われるケースが多い。向こうも商売だからそのへんは熱心なのである。

 展示品のジャンルについて、オフィシャル・プログラムから引用します。

【防災分野】
◆火災予防対策
 ・火災警報設備、誘導標識、非常用照明具
◆消火・救助・救急
 ・消防車、消化器、自動対外式除細動器
◆災害対策
 ・安否確認サービス、非常時通信システム、非常食

【防犯分野】
◆遠隔監視、入退室管理
 ・バイオメトリクス認証装置、監視カメラ、画像処理装置
◆ホーム&コミュニティ
 ・学校向け緊急通報システム、地域・商店街向け防犯システム
◆警備会社、その他のサービスプロバイダー
 ・警備ロボット、セキュリティ機能付携帯端末

【リスク管理分野】
◆テロ、組織犯罪対策
 ・爆発物検知器、X線検査装置、細菌検出キット、化学防護服
◆情報セキュリティ
 ・不正アクセス、侵入検知対策、情報漏洩対策、ウィルス対策
◆金融商品、リスクマネジメント・コンサルティング
 ・災害復旧・事業継続サービス、危機管理コンサルティングサービス、構造物診断システム

 気になったものは次のとおり。

・エレベーターの中に設置する救急ボックス。中に救急用品やAED、簡易トイレが入っている。閉じ込められたときこれを利用する。

・避難所用簡易更衣室&授乳室。段ボールを利用した簡単なものだが、外から見えなければいいので、充分使える。コストが低く、普段は畳んでおけるから収納スペースも小さくて済むだろう。

・雨水を貯めて飲用にできるぐらいの水質に濾過するタンク。価格は60万円。まだ納入実績はない模様。

・絶縁ボディを装着したコンビツール。ハイブリッド車の普及で、救助活動をする際、感電対策が必要となるようだ。

 時節柄、インフルエンザ関連の出展も目立った。これから冬にかけて流行するだろうし、2010年の冬にもう一度流行が来ると言われている。気をつけたいことである。

 15時15分から危機管理セミナー『航空セキュリティの現場が求める技術開発の現状と将来』に出席したのだが、それについては次のエントリーで報告します。

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2009年10月20日 (火)

犬写真(3)

 麻見和史です。ショッピングモールを歩いていて、犬グッズの店を見つけました。
 

01
 犬用のカートである。
 なぜこんなものが……と思ってしまったが、怪我をしたり、足腰の弱ったワンちゃんを外に連れていくとき必要なのだそうだ。なるほど。
 

02
 こちらは犬用の洋服。お洒落です。
 ただ可愛いから着せるというのではないそうだ。病気などで肌の弱くなったワンちゃんに、治療の一環として着せるのである。なるほど。
 

03
 しかしここまで来ると、頑張りすぎというか、なんか妙である。
 いっそヒョウ柄の服なども、いいかもしれない。ここぞというときの勝負服だ。いや、よくわかりませんが。

 犬用の服がこんなにあるというのも驚きだが、犬のマネキン人形が存在することには、もっと驚いた。マネキン業界にも、あらたな風が吹き始めたようである。

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2009年10月17日 (土)

気になる建物(2) 新宿NSビル

 麻見和史です。突然ですが、これはなんでしょう(タイトルで、すでにばれてますか?)。
 

01
 ちょっとSFっぽくて恰好いい。あるいは前衛芸術的?
 少し角度を変えて見ると……。
 

02
 じつは、巨大な吹き抜けなのだった。1階から30階を見上げているところです。 

 正体は、西新宿にある新宿NSビルである。あの明かり取りの部分は、ガラスの屋根。その下に、渡り廊下が設けられている。
 では、エレベーターで29階まで登ってみましょう。
 

03_2
 このようになっております。実際渡ってみたが、かなり怖い。肝試し用なのか。
 

04
 1階に戻ってきた。これは名物の大時計。

 新宿NSビルのNは日本生命、Sは住友不動産を意味する。竣工は1982年で、当時は巨大な吹き抜けや渡り廊下、大時計などで注目を集めたに違いない。日本建築学会賞も受賞しているとのこと。
 しかし今の時代になってみると、こんな声も聞こえてきそうだ。
「もっと床面積とっておけばよかったよ。こんな吹き抜け造ったって、空気からはテナント料とれないし……」
 ぼやきの声である。

 いや、待てよ。そんなことはないか。建築も芸術だと考えれば、これは非常に大仕掛けな作品だといえる。吹き抜けにはかなりの迫力があるし、渡り廊下では肝試しもできる。
 この構造の面白さに、何か今日的な意味を持たせて、再度世間にアピールすることはできないだろうか。ガラスの天井を見上げながら、そんなことを考えた。

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2009年10月13日 (火)

気になる建物(1) 鍛冶橋換気所

 麻見和史です。東京駅から銀座方面に向かう途中で、気になる建物を撮影しました。
 

01
 地面から、にょきっと生えているように見える、円筒形の建築物。前からなんだろうと不思議に思っていたのだが、調べてみて正体がわかった。

 首都高速道路株式会社の鍛冶橋換気所だそうである。外壁に広告物を設置することもできるらしい。
 しかし、首都高のどのへんの換気をしているのだろう。この周辺、地下の施設を調べてみると面白そうだ。

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2009年10月12日 (月)

犬写真(2)

 麻見和史です。出先で犬を撮影しました。
 

01
 エリザベスカラーを装着しております。なんとなく、吠えた声が、遠くまで届きそう。

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2009年10月 9日 (金)

第19回鮎川哲也賞贈呈式

 麻見和史です。今日は第19回鮎川哲也賞贈呈式に出席してきました。

 昨日は台風18号のせいで大変だったが、今日は穏やかな天気となった。3年前、当方が賞をいただいたときは嵐のごとき状態で、何かに祟られているように感じたものである。
 

01_2
 都内某ホテルにて開催。写真は一部加工してあります。

 今年の鮎川賞は相沢沙呼さんの『午前零時のサンドリヨン』に決定。マジックをモチーフにした作品だそうで、挨拶のとき、受賞者みずからマジックを披露してくれた。この舞台度胸はすばらしい。見習いたいものである。
 日常の謎系の作品で、猟奇担当の麻見とは方向性が異なるが、今の時代にはよく合っていると思います。表紙もおしゃれである。

 一方、ミステリーズ!新人賞は受賞作なしだったのだが、選考委員の有栖川有栖さんの講評に、いろいろと考えさせられた。
「順位を付けて一等賞を出すことは可能だが、それは作者にとってよいデビューとはいえない。これぐらいのものかと読者に思われてしまう」
 といった内容だ。
 かつて私も応募する側の人間だったから、「この人はもっと書けるはず」とか「次の作品に期待」といった選評が、あまり慰めにならないことはよくわかっている。応募者の中には、選考委員を恨む人もいるだろう。しかし、長い目で見ればやはりデビューの形は大事なのだろうなと思う。

「この作者はいずれ、なんらかの形で世に出てくるだろう」
 といった選評を目にすることがある。そんな保証ないじゃんか、と反発する応募者もいるだろうが、たしかに書き続けている人はなんらかの形でデビューするものだ。タイミングの問題というより、長く続けたことによる実力の向上が、その理由ではないかと思う。
 今日、ある作家さんと話をしたのだが、その方は何度も最終選考で落選し、悔しい思いをしたそうである。それでもあきらめず、少し間をおいてから別ジャンルで受賞したということだった。継続は力なり、という言葉は正しいのだ。

 落選のつらさは私にもよくわかる。受賞をめざして書いている人は、自分を信じて、頑張ってほしいと思います。
 大切なのは、他人と比べることではなく、自分を高めていくことである。思いどおりにならない今を嘆くのではなく、成功した自分の姿を想像するのだ。
 自戒を込めて一句。
「風を待て 人をうらむな うらやむな」
 お粗末。

 なんだか、このブログらしくないことを書いたので、あとは写真を掲載します。
 人の顔が写っているといけないので、料理に限定。
 

02
 豪華料理の数々。まだパーティ初期なのでたくさんある。
 

03
 みんな料理を取り始めた。人気メニューはなくなるのが早い。
 

04
 ローストビーフ。行列が出来ます。
 

05
 これが目玉メニューのフォアグラ丼だ。丼といっても、ごはんはほんのわずかなので、酒の肴にちょうどいい。フォアグラが一切れ載り、醤油ダレふうのソースがかかっている。

 パーティは2時間半ほど。受賞のときお世話になった島田荘司さんを始め、知っている方にご挨拶して回った。
 そのあと二階堂黎人さんらの二次会に参加。第17回鮎川賞受賞者の山口芳宏さんから武勇伝を聞き、かなり刺激を受けた夜であった。

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2009年10月 7日 (水)

気になるダクト(3)

 麻見和史です。永田町を歩いていて、気になるダクトを見つけました。

 メキシコ大使館のほうから、地下鉄有楽町線・永田町駅に向かう途中で発見した。写真をごらんください。
 

01
 各部屋の縁取りをするように走る、大量の丸ダクト。あとから増設したのであろう。
 近づいてみましょう。
 

02
 交差した部分を、無理にまたいでいる感じがとても良い。頑張っております。

 ところで、この施設はいったいなんだろう。一見したところ、何かの実験施設のようにも感じられる。
 表に回ることまではしなかったが、帰宅してから気になってきた。

 調べてみると、この建物は旧・千代田区立永田町小学校だったことがわかった。あんな場所に小学校があったとは……。1993年に廃校になったということだが、その後使われないまま放置されているのだろうか。それとも、何かに転用されているのか。
 国会図書館のそばにあるので、次回資料調査に出かけたとき立ち寄ってみます。

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2009年10月 6日 (火)

クロマトセミナー2009

 麻見和史です。今日は仕事を調整して、大変難しいセミナーに参加してきました。

 財団法人化学物質評価研究機構が主催する『クロマトセミナー2009』である。場所は永田町にある薬業健保会館。赤坂見附から歩いたのだが、勘違いしてだいぶ行きすぎた。戻って坂を登っていく。
 

01
「新坂」と書いてある。途中から道が狭くなって……。
 

02
 登りきったところに名門・日比谷高校があった。健保会館はこの門のすぐ隣に建っている。
 

03
 これが薬業健保会館だ。かなり斬新なデザイン。あとでわかるのだが、あの半円形の部分が講堂の一部です。
 案内に従い、エレベーターで6階へ登ってみる。
 

04
 これが講堂。ちょっとわかりづらいが、奥のスクリーンの向こうが半円形になっている。

 さて、今日の内容だが……あらかじめ予想はしていたが、本当に難しかった。本来、私のような一般人が参加するセミナーではないのだろう。

 そもそも、クロマトグラフィーとはなんなのか。簡単に言えば、ある物質の正体を知るために、成分分離することである。大きく分けてGC(ガスクロマトグラフィー)とLC(液体クロマトグラフィー)がある。
 GCのほうは、『ボーン・コレクター』から始まるリンカーン・ライムシリーズ(ジェフリー・ディーヴァー著)に出てくるので、言葉だけは知っていた。ライムはこの装置を使って、微細な証拠物件を分析し、捜査方針を立てる。
 技術的にはGCのほうが安定しており、実績もあるそうだが、今日のお話はLCに限定されていた。LC/MSという言葉が出てきたが、MSはMass Spectrometry(質量分析)の意味だそうだ。

 以下、プログラムを記します。敬称略にて失礼します。

1.LC/MSの基礎と実践(日本電子株式会社 高橋豊)

2.逆相HPLCのノウハウ(化学物質評価研究機構職員)

3.超高速LC用ODSカラムの紹介(化学物質評価研究機構職員)

 今日は100名ぐらいが参加していたが、最初の「イオン」でつまずいたのは私ぐらいだろうと、恥ずかしく思っております。話を聞いているうち思い出した。ええと、分子や原子が電荷を持つんでしたっけ。
 クロマトグラフ(装置のこと)はイオン化した分子や原子を、真空になっている分析部で分解し、イオンの量からマススペクトルを検出する。ライブラリーサーチをして、このスペクトルと一致するものが見つかれば、物質が同定できるというわけだ。
 当然、ライブラリーは膨大なものとなる。この検索のやり方と所要時間について、ちょっと調べてみたい気がした。

 とりあえず、概要がわかっただけでも、参加した甲斐がありました。

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2009年10月 5日 (月)

網戸は右か、左か

 麻見和史です。先日、窓の網戸について面白い話を聞いたのでご紹介します。

 引き違い窓で網戸を使う場合、室内から見て右側がよいか、左側がよいか。あるいは、どちらでも変わりはないのだろうか。
 工務関係の人によれば、網戸は家の中から見て、右側にしたほうがよいとのことである。なぜだろう。
 

01
 上の写真は、室内から窓を撮影したものである。この例では網戸を左側に寄せてあり、左の窓を七割ほど開けた状態にしてある。

 よく見ると、左側の窓ガラスと網戸の枠との間に、隙間ができているのがわかる。ここから蚊などが侵入するらしいのだ。窓を全開にすれば問題ないが、半開にしていると、こうなりますとのこと。
 たしかに全開だと、左の窓枠が網戸の枠にぴったり接するので、隙間はできなかった。

 試しに網戸を右側にして、右の窓を開けてみると、これは全開でも半開でも問題なしだった。日本の窓は多くの場合、室内から見て右のガラスが前、左がうしろなので、どこの家でも同じことが言えるそうである。

 なるほどなあ、と感心したことでした。

[最新の記事はこちら]
[これまでの記事はこちら]

2009年10月 1日 (木)

簡易Suica改札機(稼働前)

 麻見和史です。外出した際、JRの駅でこんなものを見つけました。
 

01
 準備中の簡易Suica改札機らしい。上の写真は「出場用」で、もうひとつの「入場用」と対になっている。
 通常タイプの自動改札機がない、地方の駅などに設置されるものである。なぜ、首都圏のこの駅にあったかは不明。

 ところで、ここに見える黄色と黒の縞模様、なんという名前かご存じですか。調べてみてびっくりした。「トラマーク」だそうである。
 何か専門的な呼び方がありそうなものだが、業者のホームページにもそのように記されている。それでいいのかトラマーク。もうちょっと恰好いい名前をつけてあげたいような気がする。

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作品リスト

  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆作品内容
    遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
    (2017/7/14発売予定)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------
  • 奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
    ◆作品内容
    〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
    (2017/7/6発売予定)
    ----------------------
  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
    (2017/3/25発売)
    ----------------------

  • : <strong>警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
    (2017/1/25発売)
    【四六判を文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)</strong>

    共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
    ◆内容紹介
    〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
    (2016/12/15発売)
    【文庫書き下ろし】
    ----------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
    (2016/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係</strong>

    雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
    (2016/11/8発売)
    ----------------------

  • : <strong>死者の盟約 特捜7</strong>

    死者の盟約 特捜7
    ◆内容紹介
    傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
    (2016/3/22発売)
    ----------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
    (2016/1/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>蝶の力学 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
    (2015/12/3発売)
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  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
    (2015/5/27発売)
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
    (2015/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>警視庁文書捜査官</strong>

    警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
    (2015/1/29発売)
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  • : <strong>女神の骨格 警視庁捜査一課十一係</strong>

    女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
    (2014/12/3発売)
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  • : <strong>屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)</strong>

    屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
    (2014/10/9発売)
    【文庫書き下ろし】
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  • : <strong>特捜7: 銃弾</strong>

    特捜7: 銃弾
    ◆内容紹介
    警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
    (2014/5/22発売)
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
    (2014/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係</strong>

    聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
    (2013/12/5発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
    (2013/10/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。
     新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
    (2013/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
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  • : <strong>虚空の糸 警視庁捜査一課十一係</strong>

    虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
    人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
    (2013/4/4発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)</strong>

    ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
    ◆内容紹介
    解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
    (2012/5/30発売)
    【四六判を文庫化】
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  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係</strong>

    水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
    時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。 果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
    (2012/5/8発売)
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  • : <strong>蟻の階段 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
    (2011/10/6発売)
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  • : <strong>石の繭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    石の繭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
    (2011/5/10発売)
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          ↑
    2008/10月~2011/4月
        暗黒時代
          ↓
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  • : <strong>真夜中のタランテラ</strong>

    真夜中のタランテラ
    長編第2作。
    【在庫なし・文庫化の予定なし】
    (2008/9/30発売)
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  • : <strong>ヴェサリウスの柩</strong>

    ヴェサリウスの柩
    第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
    (2006/9/30発売)