活動状況

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    ■小説関係(2017/6/1)
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    ●2017年7月、十一係9『奈落の偶像』、十一係7の文庫版『蝶の力学』が発売される予定です。
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    ●2017年3月25日、『永久囚人 警視庁文書捜査官』が発売されました。
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    ●2017年1月25日、『警視庁文書捜査官』(文庫版)が発売されました。
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    ●2016年12月15日、『共犯レクイエム 公安外事五課』が発売されました。
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    ●2016年11月8日、十一係8『雨色の仔羊』が発売されました。また、11月15日には十一係6『女神の骨格』が文庫化されました。
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    ●2016年11月13日~WOWOWにてドラマ『水晶の鼓動』(全5話)が放送されました。

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    ■イベント関係(2015/6/21)
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    ●最近イベント参加が減っております。どのへんが「イベント・シンポジウム日記」なのかわからなくなってきました。

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2009年9月の記事

2009年9月29日 (火)

Pachube(パッチベイ)

 麻見和史です。先日初台のICC(インターコミュニケーション・センター)を訪問した件を書きましたが、その続き。

 テーマ展示「ミッションG:地球を知覚せよ!」の中に「Pachube(パッチベイ)」というシステムが紹介されていた。展示されていたのはセンサーと電灯だけで、センサーが照度を感知し、それに連動して電灯の明るさが変わるのだろう、ぐらいにしか思っていなかった。しかしうちに帰ってから調べてみると、どうもそれだけではないらしい。

 ICCのウェブサイトの記述から、このように理解した。
 Pachubeはデバイスを通じて環境情報などをセンサーから取り込み、そのデータを組織なり個人なりがウェブ上にアップロードして公開、共有するシステムのこと。誰かが公開したデータを他者が利用してよいことになっている。公開するためのデータインプットは個々の利用者に委ねられているようだ。つまり、デバイスからPCへ数値を取り込むインターフェイス部分は自分で作ってね、ということらしい。
 同サイトによると、あの展示物は「Pachube経由で3つの地域の環境データの変動が、会場に吊られた3基のライトの上下運動へと変換される」仕組みなのだそうだ。
 そうか、世界とつながっていたのか。

 ちなみにパッチベイを「patch bay」と書くと、エフェクターやマイクなどの機器を接続する装置を表すようだ。音響関係には疎いのだが、パソコンでいうとHUBみたいなものだろうか。

 Pachubeの日本語サイトを閲覧したところ、かなりおおざっぱな作りで、まだ試験段階という印象を受けた。頼みの綱であるWikipediaにも項目がないくらいなので、普及にはしばらく時間がかかりそうだ。
 今のところは個人の趣味的な興味関心で利用されているように感じられ、だとするとやはりこれも、当面の使い道はアートということになるのだろうか。
 ただ、世間に注目されるような実効性の高いアウトプットがひとつ発表されれば、大々的に商業利用を、という話が出てくる可能性はある。今後の動向が気になるところだ。

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2009年9月25日 (金)

NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)

 麻見和史です。初台の東京オペラシティ訪問の続きです。

 NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)を見学してきたのだが、いくつか気になる点があったので記します。あくまで個人的な感想ではありますが……。

 第一に受付の件。入ってすぐ、とても広いフロアがあって、右手にはカフェ、左手には階段が見える。あの階段を上がると会場なのだなと思い、そちらに向かおうとしたところ、正面はるか向こうにいた女性から声をかけられた。驚いたことに、10メートルも先に受付があったのである。しかもこれが、会場に行くための動線から完全に外れた場所にある。まずこれがよろしくない。
 なんだ、チケット買わずに行こうとしちゃったよ、恰好悪いなあ、と思いながらカウンターに向かった。『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』展のチケットを500円で購入。このとき「オープン・スペースもごらんになりますか?」と訊かれ、なんのことかよくわからないまま「はい」と言うと、展示室の案内図をくれた。オープン・スペースはオプションという印象を受けた。

 階段を登ると展示スペースらしいのだが、どういうわけか右手に180度回り込んだ場所に係員さんが座っている。カウンターがあるわけではないのでそのまま通過できそうな気配なのだが、チケットを提示するとやはりここがチェックポイントなのであった。だが辺りを見回しても『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』展の会場はここですといった看板が見当たらず、大変わかりにくい。これが第二点。

 企画展の展示室を出て広いほうに行ったら、これが「オープン・スペース2009」なのであった(うちに帰ってから調べてわかった)。
 展示内容としては、個人的には『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』展より面白いように感じられる。そうなると、まあこれは結果論でしかないのだがオープン・スペースだけ見ても充分楽しめたわけで、しかもあとで知ったのだが、こちらは無料で、そこだけ鑑賞することもできたのだ。ならば最初に受付で「企画展を見ますか、無料のオープン・スペースを見ますか」と訊いてくれてもよさそうなものだと思った。初期値が企画展鑑賞=ONになっているようで、どうもそこが引っかかる。これが第三点。
 予備知識のない人間に対して、ちょっと不親切かなあという気がしたということである。え、あらかじめ調べてこいって? そうですね、じつはそのとおりです。

 ここから先は、不満や問題点というのではなく、当方の勝手な勘違いについてのメモである。
 このオープン・スペース、NTTの運営なのだからすばらしいハイテクアイテムが展示されているのだろうと思っていた。ところが行ってみると、四つのラジオからブツ切れになった音声が聞こえる装置だとか、自分の影の位置によりラジオの周波数が変わる装置だとかが並んでいて、こちらはとまどいを隠せない。
「このように影の大きさを変えることで、ラジオのボリュームが変わるんですよ」
 と親切に教えてくれた係員さんに、

「それにどんな意味があるのですか?」
 
と尋ねようとして、慌てて言葉を呑み込んだ。
 私はとんでもない勘違いをしていたのだ。ここは技術アイテムを展示する場所ではなく、アート作品を展示する場所なのである。
 美術館での催しなら「うむ、アートであるな」と納得しただろうが、NTTのショールームだと思い込んでいたので、技術品の展示を期待してしまったのだ。
 どうやら、会場の性質によって、見る側に変なバイアスがかかるということらしい。アート作品を見て、いらいらした経験というのは初めてのことで、自分でもちょっと驚いている。
 芸術作品に技術的な価値を求めるのは明らかに間違っている。当方、不満そうな顔で鑑賞してしまって申し訳ありませんでした。

 一方、美術作品とは別に「ミッションG:地球を知覚せよ!」というテーマ展示があり、そこには技術的に優れたものがあった。鳴川肇さんの発明した「オーサグラフ」という地図表記法だ。
 世界地図といえばメルカトル図法を思い浮かべることが多いが、オーサグラフは三角形の地図を複数つないでいくもの。地形のゆがみを減らし、地球上の二点の位置関係を、従来の地図より正確に表現できるという。メルカトル図法で航空機の大圏コースを記すと円弧となり、まるで遠回りしているように見えるのだが、たぶんそれを直線コースで描ける技術なのだと思う。詳細について、ちょっと調べてみたい気がする。

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2009年9月21日 (月)

東京オペラシティ

 麻見和史です。今日は東京オペラシティを訪ねてみました。

 京王新線・初台駅そばにあるのだが、今回は新宿から歩いてみた。意外に近くて、のんびり行っても20分ぐらいだ。
 

01
 左がNTT東日本本社ビル。右が目的地のオペラシティタワー。
 東京オペラシティにはコンサートホール、アートギャラリー、リサイタルホールなどの文化施設がある。タワーに隣接して新国立劇場も。あそこに芝居を見に行ったのはもうずいぶん前のことである。
 

02
 コンサートホール前に集まった人たち。まもなく開場となるらしい。
 

03
 誰が立っているのかと思ったら彫刻作品であった。ちょっと異様な雰囲気。

 施設はとてもきれいで、ホテルのロビーを思わせる華やかさだった。しかし華やかすぎて維持が大変だろうなと、よけいなことが気になった。連休中ということもあり、地下のレストラン街などはけっこうすいていたようだ。
 アートギャラリーでは『鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人』が開催されていた。足の部分だけ人間になっている狼の絵など、幻想的な作品を描く作家さんのようだ。

 本日の主たる目的は、ICC(NTTインターコミュニケーション・センター)の見学だったのだが、それについては次のエントリーに記します。
 

04
 おまけ。オペラシティ周辺で見つけた警視庁のポスター。
《おじいちゃん! おばあちゃん! 交通安全であります!》とある。
 このポスター、のらくろをケロロ軍曹に差し替えても、まったく違和感がないであります。

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2009年9月19日 (土)

東京中央郵便局(旧局舎)

 麻見和史です。東京国際フォーラムへ行った帰り、東京中央郵便局(旧局舎)を見てきました。

 東京駅の丸の内側にあったこの郵便局には、深夜、急ぎの書留郵便を何度か出しに来たことがある。なにしろ場所が便利だった。
 文化的に価値が高いとして、解体中止するかどうか一時期揉めていたが、その後どうなったのだろうか。
 行ってみましょう。
 

01_2
 このとおり、すでに工事はかなり進んでいた。
 

02
 なかなか良いアングル。さらに回り込むと……。
 

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 裏は、すっかりえぐられた感じになっていた。
 旧庁舎は正面だけ残して、うしろに38階建てのビルを造るらしい。将来的には、地下通路で東京国際フォーラムとつなぐ計画もあるとのこと。実現すれば人の流れが大きく変わることだろう。
 

04
 おまけ。東京駅の赤レンガ駅舎も、現在大改造中である。
 個人的には、地味だが堅実な印象だった従来の駅舎、大変気に入っていたんですが……。

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2009年9月17日 (木)

イノベーション・ジャパン2009─大学見本市

 麻見和史です。9月16日~18日の3日間、有楽町の東京国際フォーラムで『イノベーション・ジャパン2009─大学見本市』が開催されています。今年も、ちょっと覗いてきました。
 

01
 有楽町側からガラス棟地下1階を見たところ。最寄りはJR有楽町駅だが、東京駅からも10分ぐらいで歩いていける。
 

03
 エレベーターで、ガラス棟の上のほうに登ってみた。

 30分単位で、個別の新技術説明会が行なわれているので、まずこれに参加。説明会のあと、企業の人が大学側と熱心に話をしていた。大学は研究資金がほしい。企業は新商品の技術がほしい。それをマッチングさせるのが、本イベントの目的である。
 

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 会場内は撮影禁止なので、外から1枚。

 規模は去年とほぼ同じ。各大学のブースが並び、新技術がパネル展示されている。質問すれば係員が回答してくれる。

 東海大学工学部土木工学科・島﨑洋治先生の「既設のペンシルビルを守る安価な制振装置の提案」、聖マリアンナ医科大学医学部・渡辺嘉行先生の「廃液として捨てますか?胃癌診断に使いますか?」、 秋田県立大学システム科学技術学部機械知能システム学科・岡安光博先生の「視覚障害者用生活補助機器」などの説明を聞いた。

「視覚障害者用生活補助機器」ブースには多機能白杖というものが展示されており、実際に触らせてもらうことができた。
 目の悪い方のための白杖だが、超音波センサーにより、障害物が近いとわかると、ある部分が振動して危険を知らせてくれる。これの優れている点は、センサーがふたつあって、足下だけでなく上方までカバーできることだ。通常の白杖だと、足下の安全は確認できても、腰から上の高さにある障害物には気がつかない。たとえばトラックの積み荷が飛び出ていたり、バックミラーが張り出していると大変危険なのである。
 説明してくれた学生さんによれば、この白杖は商品化が近いらしい。今後全体を軽くして、1万円を切るぐらいにしたいと話していた。優れた研究だと思います、頑張ってください、と応援してきた。
 

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 展示会は18時で終了となった。外に出ると、もうすっかり暗くなっている。東京駅まで歩いていった。

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2009年9月16日 (水)

エレベーターの開閉ボタン

 麻見和史です。今日はエレベーターの[開][閉]ボタンについて。

 エレベーターに誰かが乗ってこようとしたので、[開]ボタンを押してあげようとしたら、うっかり[閉]ボタンを押してしまった、ということはないでしょうか。
 以前から、このボタン表示には問題があるのではないかと、ずっと気になっていた。[開]と[閉]は字が似ているし、三角形を左右に配置したマークも、どちらがどちらなのかちょっとわかりにくい。三角ではなく、矢印にしたほうが、まだ直感的に理解できそうだ。
 いや、もっといえば、ここにはひらがなを記すべきではないのか。そう思っていたところ、ある場所でついに実践例を見つけました。
 

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 予算の関係か、[ひらく]のほうのみフォローされている例。これだけでもずいぶん使いやすくなるはずだ。
 さらに、別の場所で、理想的な例を発見した。
 

03
 これです、こういうのが欲しかった!
 三角マークと並んでいるので、まず間違えることがない。[ひらく]が上にあるのも正しい設計だと思う。今後、こういうエレベーターが増えていくことに期待したい。

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2009年9月12日 (土)

気になる室外機

 麻見和史です。都内を移動中、気になる室外機を見つけました。
 

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 十数階建てのマンションなのだが、壁面にエアコンの室外機が固定してある。ベランダ(バルコニー)の上部に設置したものはよく見かけるが、このマンションの場合、手がかり足がかりのない壁面に直接取り付けてあるようだ。それが下から上まで、一直線にずらりと並んでいる。なんというか、すごい光景である。
 どんなふうにこれらを設置、撤去するのか、ちょっと見てみたい気がする。

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2009年9月 9日 (水)

陸上自衛隊・野外炊具1号(改)

 麻見和史です。防災イベントで、陸上自衛隊の展示品を見学しました。
 

01
 宿営用天幕。寝泊まりするためのテントである。自衛隊ナースの人たちも、学生時代にはこれを設営したのだろう。
 

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 こちらは業務用天幕(一般用)。《野外における指揮・幕僚活動用として使用》とある。中は十畳分ぐらいの広さ。
 

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 野外炊具1号(改)。以下、説明パネルより。

◆使用目的
・陸上自衛隊の各中隊等に装備し、野外における中隊規模の炊事に使用。

◆性能
・200名分の食事を約45分以内で煮炊きできる。
・走行中でも炊飯可能。
・外かまで35リットルの常温水の湯沸かし30分以内。

◆特性
・炊事バーナーの自動点火・タイマー制御。
・冷蔵保管庫・貯水タンクの付加。
・発電機を動力源とし、システム化。

 走りながら炊飯できるとは知らなかった。
 

04_2
 近づいてみた。メニューのサンプル写真なんかがあれば嬉しかったのだが……。

 以上、珍しいものなので、写真を掲載しました。

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2009年9月 7日 (月)

複雑系科学技術

 麻見和史です。先週金曜(9月4日)の新型インフルエンザシンポジウム『Pandemic』に続いて、今日も東大本郷キャンパスへ行ってきました(シンポジウム『Pandemic』の内容はこちら)。

 東京大学産学連携協議会運営本部主催の第16回科学技術交流フォーラム『複雑系科学技術─複雑さに挑み、複雑さを活かす科学技術へ向けて─』に出席した。
 場所は三四郎池そばにある山上会館(さんじょうかいかん)の2階、大会議室である。開会まであまり時間がなかったが、せっかくなので三四郎池の写真を撮ってきた。
 

01
 水辺へ下りたのは久しぶり。拙著『ヴェサリウスの柩』は架空の東都大学が舞台だが、東大本郷キャンパスを取材して書いた。三四郎池らしき場所も出てきます。
 池の周りを歩いていくと、途中に藤棚があったはずである。花の季節にまた訪れたい。

 撮影後、急いで山上会館に向かった。名前は前から知っていたが中に入るのは初めてだ。
 

02
 坂道を登ったところにある。ちょっと見にくくてすみません。

 地下1階に食堂があるが、11時から13時半までは教職員専用となるらしい。ランチ700円という看板が出ていた。1階にはラウンジがあり、こちらでも何か食べられるようだ。
 2階会議室は定員150名ほどと思われるが、今回参加申し込みが予想以上に多かったそうで、うしろにパイプ椅子が並べられていた。
 

03
 会議室後方より撮影。実際に座ったのは前のほうの席だった。スライドを見上げる恰好になって、首が痛くなった。

 さて内容である。敬称略で失礼します。毎度のことだが、門外漢のメモなので、誤解や勘違いがあったらすみません。

開会挨拶 影山和郎 (東京大学 産学連携本部 教授・本部長)
・合原先生らの複雑系の研究が、9月4日に国家プロジェクトとして採択され、多額の予算がついた。絶妙のタイミングで今日のフォーラムを迎えることができた。

挨拶 松本 洋一郎(東京大学 理事(副学長))
・コメント。どこかで拝見したなと思ったら、先週金曜のシンポジウム『Pandemic』でも挨拶しておられた方だった。

◆イントロ 「複雑系科学技術の地平」 合原一幸(東京大学 生産技術研究所 教授)
・数理工学とは現実の諸問題を数理モデルにより解決すること。
・複雑系とは何か。明確な定義はないが、非線形(ノンリニア)であり、カオス。脳科学、生命科学、社会学、経済学などで今後力を発揮しそう。
・カオスとは何か。バタフライ効果、非周期性、フラクタル構造、長期予測不能性と短期予測可能性、カオスの中の秩序、有界性。
・詳しくは『社会を変える驚きの数学』などに説明してある。

◆講演1「自己組織システムとしての脳のデザイン」 山口 陽子(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)
・ヒトの脳の神経細胞は2000億個ある。脳波はカオス。リズムを持つ。
・将棋の棋士。次の一手が頭に浮かび、そのあと手を検証している。
・認知地図仮説。「ネズミは世界を知っている」。

◆講演2「脳科学と機械学習」 岡田真人(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授)
・事物の関係。事物の距離。ヒト、サルの顔の認識はどうなっているか。マクロとミクロ。

◆講演3「複雑系コンピューティング」 河野崇(東京大学 生産技術研究所 准教授)
・二次割当問題。シリコンニューロン。シリコンシナプス。
・複雑系の研究成果であるシリコン網膜は、携帯電話のカメラに使われている。
・最終目標はヒトの脳に匹敵するものを作ること。

◆講演4「複雑な脳回路活動の創発」 池谷裕二(東京大学 大学院薬学系研究科 准教授)
・海馬ネットワークの演算結果を可視化した。95%が自発活動。従来これらは「ノイズ」と考えられていたが、そうではないらしい。
・神経回路に同じ刺激入力があっても、アウトプットは異なる。その差は脳の自発活動によるのではないか。入力+ゆらぎ=出力。
・ルビンの壺の例。人の横顔に見えるか、壺に見えるか。その差は脳の自発活動によるのでは。
・ヒューマンエラー。単純作業を続けていると、脳細胞の「発火」によって6~30秒前にエラーすることが予測できる。
・幽霊は再現性がないゆえ、科学的に肯定も否定もできない。科学の対象ではない。脳機能もまた再現性がないために科学の対象ではないと考えることもできる。

◆講演5「複雑系生物学」 金子邦彦(東京大学 大学院総合文化研究科 教授)
・進化は遺伝子の表現形のゆらぎ。
・同一遺伝子の個体間でのゆらぎ(分散)が大きいほど進化速度が速いようだ。
・ノイズは、安定性を得た系での進化に必要らしい。

◆講演6「新型インフルエンザと複雑数理モデル」 鈴木秀幸(東京大学 生産技術研究所 准教授)
・新型インフルエンザが感染拡大していく様子をシミュレーションするシステムを開発した。
・従来のシステムに比べると、人の流れなど高精度時空間データを取り込み、確度の高いものとしている。
・コメント。特に「新型」インフルエンザ用に開発されたわけではないと思うのですが……。

◆講演7「数理モデルが拓く新しい癌治療」 田中剛平(東京大学 生産技術研究所 助教)
・前立腺がん治療として、アンドロゲン(男性ホルモン)の分泌を抑制する方法がある。間欠的内分泌療法は、数理モデルを利用し、最適なタイミングで抑制剤を投与するもの。

◆講演8「複雑時系列データからの情報抽出」 平田祥人(東京大学 生産技術研究所 特任助教)
・非線形時系列解析。遅れ座標。埋め込み。非線形予測。
・ある状態を観測しプロットしたものから、観測されていない状態をおおむね再構成できる。
・リカレンスプロットから元の時系列をおおむね復元できる。

◆講演9「金融危機と複雑性」 藤井眞理子(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)
・2007年に始まった世界的な不況の背景説明。サブプライムローンの複雑性。あまりにも複雑すぎて、利用者は説明資料を読んでいないだろう。格付け機関の評価を信じてしまった。

 以下、個人的な感想。
 複雑系というからには一見秩序の感じられない現象が相手である。そこから規則性・周期性などを導き出せれば、状態の理解・世界の理解に役立つ、ということのようだ。
 ただ、先生方の発表を聞いていてちょっと疑問に思ったのは、これら複雑系の研究がそのまま産業界に受け入れられるだろうか、という点である。今日のフォーラムが、産学連携協議会主催であることを考えると、なんらかの形で産業界へのアピールがあったほうがよいと思われる。企業はどうしても、目に見える形での成果を求めるものだからだ。
 その意味では、自動食器洗い機に二重振り子の仕組みが採用された事案は大変わかりやすかった。これは合原先生らの複雑系研究が実装に至った代表的な例である。こうした事例が増えてくると、企業も俄然興味を示すようになるだろう。

 ところで、今日一番インパクトがあったのは、講演9・藤井先生のときに行なわれた質疑応答であった。60代ぐらいの男性だと思うのだが、一言いわずにはいられないという感じで、
「投資はかまわないが、投機目的で株取引などをするのはよくないことである。イスラム社会では利子をとらない。我々も株取引などの利益には税金を99%ぐらいかけるようにすべきである。そうでないと社会がよくならないと思うのだがどうですか」
 といったことを熱く語っておられた。いや、あの、今日は複雑系のフォーラムなんですが……。
 ちょっとどうしていいかわからないという雰囲気が会場に満ちたが、藤井先生は笑顔で対応。「ご意見うかがっておきます」と言って話を切り上げた。さすがに場慣れしていらっしゃるという印象を受けた。

 本フォーラムとは無関係だが、鳩山由紀夫さんは東大工学部で数理工学を勉強していたらしい。複雑系の研究が政治に活かされたらすごいですね、などという話が出ていた。

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2009年9月 4日 (金)

Pandemic

 麻見和史です。仕事を調整して、新型インフルエンザ関連のシンポジウムに参加してきました。

 場所は東京大学本郷キャンパスの安田講堂。国立大学法人東京大学医科学研究所主催の公開シンポジウム『Pandemic』に出席した。8月4日に参加した医科研の高校生向けセミナー『ラブラボ』(詳細はこちら)で今日のシンポジウムのことが河岡先生から告知されており、早めに申し込みをしてあったのだ。
 

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 毎度おなじみの安田講堂。東大のシンボルである。
 入り口近くに看板が出ていた。
 

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 見るからに邪悪な感じのデザイン。ポスターにもこのイメージが使われていた。

 混むだろうと思っていたので、30分ぐらい前に入場した。
 

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 ごらんのように、このときはまだ席に余裕があった。しかしどんどん聴衆が増え、最終的には満席に近い状態となった。安田講堂にこれほど聴衆が入ったのを見るのは、初めてだ。

 報道関係者用の席も用意されており、テレビカメラが5、6台入っていた。メディアの人は50人ぐらいいたのだろうか。通路でひげを生やした男性が同僚と立ち話をしており、「社会部がどう動いてるかわからないので……」といった会話が聞こえてきた。彼らは科学部に所属しているのかもしれない。
 定刻になり、順次講演者からの発表が行なわれたが、人が替わるたび、報道陣十数名がばらばらと前に出て写真を撮った。2、3分で撮影を終え、自分の席に戻っていく。意外に小さめのデジカメを持っている人が多く、おそらく記者兼カメラマンなのだろうと推測した。挨拶を含めて6名が喋ったので、取材者は合計6回写真を撮りに走ったことになる。

 発表内容は以下のとおり。内容が盛りだくさんだったため、メモの間違いがあるかもしれない。ご容赦ください。発表者については、敬称略で失礼します。

◆開会挨拶 清木元治(東京大学医科学研究所 所長)/松本洋一郎(東京大学 理事(副学長))
・松本先生が「こんなに大勢の方に集まっていただいて嬉しいが、感染症対策的には大丈夫なのかと心配」と言って聴衆を笑わせていた。おっしゃるとおりです。

「H1N1新型インフルエンザの登場と疫学」 進藤奈邦子(WHO(世界保健機関)メディカルオフィサー)
・2009年4月12日にメキシコで新型インフルエンザが発生、以後9週間で世界中のWHO事務所で患者を確認した。大変な速さで感染が広まり、パンデミックとなった。
・WHOの発表するフェーズは6まで上がったが、これは感染力を示すものであり、患者の重症度とは無関係である。
・感染を確認するキットはWHOから138カ国、675セットを配布した。1キットで500回ぐらいテストできる。今は抗インフルエンザ薬に耐性を持つ変異を起こしていないか、また強毒化していないかを確認している。
・患者は10~19歳の若年層で最多となっている。
・日本では休校や神戸祭りの延期などで流行が抑えられた。これは世界から注目されている。
・ひとりから何人に感染するか。従来のインフルエンザだと1.2~1.4。今回は1.2~1.7となっており、感染力は高い。
・症状。咽頭痛、咳のあとに発熱する。熱が出てから病院に行くケースが多いので、咳の段階で他者に感染させている可能性が高い。
・重症者は有症者の1~10%ぐらい。
・重症者には基礎疾患があるケースが多い。ハイリスクの患者。
・そのほか妊婦の死亡例も多い。特に第三周産期の人は危ない。カナダでは死者の三分の二が妊婦。

「H1N1新型インフルエンザウイルスの特徴」 河岡義裕(東京大学医科学研究所 教授)
・いつまで新型インフルエンザと呼ぶのか。
・これからどうなるか。9月下旬から10月にかけてピークとなりそう。
・どれぐらいの人が感染するか。従来の、季節性のインフルエンザだと多いときで100万人が感染。新型はそれを上回るか。
・病原性は従来と同じか。ちょっと違う。新型は肺で増える。
・ウイルスの病原性は増すのか。ウイルスは8パターンで細胞に入り、組み合わさって外に出る。2の8乗で32のパターンに変化し得る。変異により、感染性が増す、または強毒性となる可能性がある。
・タミフル耐性種は出るか。可能性はあるが、耐性種が流行性となるのは稀なので心配はいらない。タミフルは使ったほうがよいだろう。
・若者のみの感染か。多くかかるのは若者だが、多く亡くなるのは高齢者である。1918年以前、スペイン風邪にかかった90歳超の人は新型インフルエンザの抗体を持っているケースがある。
・ワクチンを接種しても、それで絶対にかからないというわけではない。

「日本のインフルエンザ対策」 岡部信彦(国立感染症研究所感染症情報センター センター長)
・日本では学校で手洗い、うがい、マスクの使用を生徒に指導しており、海外の人には驚かれる。
・この秋については、学校閉鎖、集会の中止まではしなくてよいだろうと思う。
・ワクチンの配布は基礎疾患のある人を優先。国内で今年生産できるのは1300万~1700万人分。

「この冬どう備えるべきか」 菅谷憲夫(神奈川県警友会けいゆう病院 小児科部長)
・人口の20~30%が発病するとしたら日本では2560万~3840万人。その1~2%が入院し、そのうち0.1%が死亡するとしたら日本では3.8万人。
・日本の病院ではICU設備が不足すると思われる。日本では7~8万人がICU入院必要か? だとすると収容しきれない。
・脳症に注意。小児だけでなく中学生ぐらいまでは気をつけること。
・学級閉鎖は有効。ただ、子供の世話をするため親が休むので、労働力は16%減となりそう。医療関係や介護関係では30%に達するか。
・来年2010年の秋には第二波が来るだろう。

ラウンドテーブルディスカッション 司会:野本明男(東京大学大学院医学系研究科 特任教授)
・今のうちにインフルエンザにかかってしまったほうがいいか。海外でそういう意見があるようだが、ひとりひとりへの感染がウイルスにとっては変異のチャンスである。無闇に感染しないほうがいい。また、感染爆発となれば医療関係者に負担がかかる。感染拡大を招くような行為は、公衆衛生学的にはナンセンスである。日本はICUも少ない。(進藤先生)
・国産ワクチンの不足を、輸入ワクチンで補おうという話があるが、安全性評価をきちんとしないと危ない。(河岡先生)
・ワクチンは、個人を守る力は弱いが、社会全体を守るために有効。高齢者やハイリスク者を守るためには、抗ウイルス薬だけでなく、ワクチンを使うべきである。(菅谷先生)
・この夏になぜピークが来たのかはわからない。(河岡先生)
・理由は不明だが、肥満者もハイリスクである。もしかしたら妊婦と肥満者は同じ理由でハイリスクなのかもしれない。(進藤先生)
・妊娠しているならワクチンは打つべきである。(菅谷先生)
・ワクチンは7~8割の人の発症を抑えることしかできない。あらかじめ、そういうものだと考えておくべきである。だからといって、ワクチンは不完全だという報道をされると、翌年以降のワクチン製造に大きな影響が出る。報道関係者は注意してほしい。(進藤先生)

 感想。進藤先生の話に説得力があった。「水疱瘡には早くかかったほうがいいからと、罹患している子の家にわざわざ遊びに行った」などという話を、以前私も聞いた覚えがある。インフルエンザでこれをやってしまうと、大変なことになる。
 医師、看護師、病床などを「医療資源」と考え、限りあるものだと理解しておく必要があるだろう。

 ところで……。あれだけカメラが来ていたので当然NHKで報じられるかと思ったのだが、結局19時のニュースでも、21時のニュースでも出てこなかった。あの映像、その後どこかで使われたんでしょうか。

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2009年9月 3日 (木)

池袋防災館

 麻見和史です。池袋防災館を見学してきました。

 池袋駅西口を出て5分ぐらい歩くと、池袋警察署の隣に池袋消防署がある。
 

02
 この建物の4階に池袋防災館の受付があるのだ。エレベーターで上がってみよう。

 池袋防災館は入館無料だが、四谷の消防博物館と同様、受付で名前を書かされる。これがちょっと面倒といえば面倒だ。
 受付の女性が、壁に貼ったスケジュール表を見て、今からだと煙体験と地震体験ができると教えてくれた。ひとりなら体験したいところだが、子供さんたちと一緒になって、わあわあきゃあきゃあやるのにはちょっと抵抗があり、今回はやめておいた。
 あとでわかったのだが、じつはこの博物館はそうした体験イベントがメインで、展示物は皆無に等しいのだった。仕方なく、階段のそばに置かれていた書籍、雑誌の中から『め組の大吾』を見つけて立ち読みする。面白そうだったので、今度買ってみようと思った。

 階段横に謎の部屋を発見。覗いてみると……。
 

03
 人工呼吸や心臓マッサージ用のトレーニングルームらしい。もし参加できるのなら、このイベントが希望だったのだが……。

 5階に上がると、子供さんたちが地震体験をしていた。案内役の人が、ここでは関東大震災の揺れを再現できると話している。前に見たことのある起震車(地震体験車)では、阪神・淡路大震災の揺れを再現していた。ハードが違えばソフトも違うのだろう。
 おみやげに、お湯を入れて20分で食べられるごはんのパックを買うかどうか、ずいぶん迷ったのだが、結局やめた。防災用品として、もう少し安く買える場所がありそうな気がする。

 防災館を出たあと、池袋駅の東口に回ってみた。ここに来るのは、ずいぶん久しぶりである。
 当時は気にしなかったが、今歩くとサンシャイン60通りの人混みは大変なものだ。ただ歩くのにも相当なストレスを感じる。
 歩いていて、こんな看板を見つけた。
 

04_2
《キャッチセールスに注意 警視庁の防犯カメラが見守る街!!》とある。このへんのキャッチセールスって、そんなに強引なのだろうか。
 ……と、見ているそばで早速若い女性が声をかけられていた。相手のペースに乗せられ、なんだか話し込んでいたようだ。

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2009年9月 1日 (火)

iMacの故障

 麻見和史です。パソコンネタは、もしかしたら初めてかも。

 まったく突然のことだが、2001年ぐらいに購入したiMacが故障した。見ている前で急に画面が暗くなり、以後二度と立ち上がらなくなってしまった。電源系がやられているようなので、部品交換をすればなんとかなるかもしれないと考えた。
 しかし、アップル社に問い合わせたところ、すでにパーツの供給は終わっているという。パソコン修理の専門店にも電話したが、こちらでも修理は無理とのこと。
 マシンはあきらめるとして、ハードディスクの中身だけはなんとかしたい。内蔵HDDを、USB接続の外付けHDDにしてくれるサービスがあるというので、それを頼んだ。
 マシンごと持っていくのが正規のやり方だというが、それだと搬送費がかかる。本体はもうあきらめているので、HDDだけ持っていくことにした。
 ということで、iMacの分解にチャレンジしてみました。
 

01
 ごらんのとおり、対象となるiMacは本体と画面の一体型である。買った当時はかっこいいデザインだと思ったが、分解する段になると、ことのほか厄介だ。
 ネジを抜いたあと画面上部のはめ込み部分を外す。ここが大変怖いのだが、力任せにやるしかないようだ。廃棄するつもりだから無茶もできるが、修理する人は大変だったのではなかろうか。マニアックな造りだから、分解するのが非常に面倒なのである。
 DVDドライブの下にHDDが付いていたので、これを取り外した。
 

02_2
 ものはMaxtorの30GB。復活なるか?

 修理専門店に持ち込み、外付けHDD化の作業を依頼した。
 次の日にはもう電話がかかってきて、完了しましたという。引き取りに行った。
 

03
 このようになりました。
 引き取りの際、動作確認をさせてもらったが、中身は問題なさそうだ。本来10,500円のところ、HDDを自分で外していったので8,400円で済んだ。

 これだけではデータの取り出しようもなく、いずれはまたMac本体を買わなければならないのだが、まずは一安心である。なかなか便利なサービスだと感じたので、本件、ちょっとご紹介しておきます。

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作品リスト

  • 蝶の力学 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆作品内容
    遺体の首に挿された青い花。猟奇的な装飾に戦慄する殺人分析班は、新聞社に届いた挑戦状らしきメールに言葉を失う。
    (2017/7/15発売予定)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------
  • 奈落の偶像 警視庁捜査一課十一係
    ◆作品内容
    〈警視庁捜査一課十一係/如月塔子〉シリーズ最新第九作。日本最大の繁華街で起きた殺人事件に、女性刑事・如月が挑む!
    (2017/7/6発売予定)
    ----------------------
  • : <strong>永久囚人 警視庁文書捜査官</strong>

    永久囚人 警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    殺人予告か非業の手記か──。謎の小説を解読せよ! 奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が! 文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る。
    (2017/3/25発売)
    ----------------------

  • : <strong>警視庁文書捜査官 (角川文庫)</strong>

    警視庁文書捜査官 (角川文庫)
    ◆内容紹介
    捜査一課に設置された文書解読班。文章心理学を学んだ鳴海理沙警部補は、右手首が切断された不可解な殺人事件を捜査する。現場に残されたカードの意味とは?
    (2017/1/25発売)
    【四六判を文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)</strong>

    共犯レクイエム―公安外事五課 (ハルキ文庫)
    ◆内容紹介
    〈裏切者(モグラ)は誰だ!? 上司を、同僚を、監視する女〉──公安部に異動になった篠原早紀は、東欧スパイを調査する傍ら、組織内の裏切者を探すことに…。
    (2016/12/15発売)
    【文庫書き下ろし】
    ----------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    女神の骨格 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    洋館で火災が発生。鎮火後、隠し部屋で発見された白骨遺体は、頭部が男性、胴体が女性だった! この家でいったい何が? 如月塔子シリーズ第六弾の文庫化。
    (2016/11/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係</strong>

    雨色の仔羊 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    SOSメッセージの書かれたタオルを手掛かりに、如月塔子と鷹野は捜査を開始するが…。事件の鍵を握るのは九歳の少年? 十一係シリーズ第八弾。
    (2016/11/8発売)
    ----------------------

  • : <strong>死者の盟約 特捜7</strong>

    死者の盟約 特捜7
    ◆内容紹介
    傷のない遺体の顔に、なぜ犯人は包帯を巻いていったのか? 心配性の岬と楽天家の里中が捜査を開始する。TVドラマ化された『特捜7 銃弾』の続編!
    (2016/3/22発売)
    ----------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    聖者の凶数 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    アパートの空き部屋で、顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。腹に書かれた「27」は何を意味するのか。如月塔子と鷹野は年末の上野界隈で捜査を開始するが…。
    (2016/1/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    ----------------------

  • : <strong>蝶の力学 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蝶の力学 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    資産家夫妻の殺人・誘拐事件が発生。相棒離脱の中、如月塔子はこの猟奇的な事件を解決できるのか? シリーズ第七弾!
    (2015/12/3発売)
    ----------------------

  • : <strong>深紅の断片 警防課救命チーム</strong>

    深紅の断片 警防課救命チーム
    ◆内容紹介
    「少女が閉じ込められている」それは犯人からの119番通報だった…。命を弄ぶ凶悪犯に立ち向かうのは、命を助ける術しか持たない、救急隊!
    (2015/5/27発売)
    ----------------------

  • : <strong>虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    虚空の糸 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    刺殺遺体が握っていたナイフの意味とは。犯人は二億円を用意できなければ、都民を一人ずつ殺害すると予告。殺人分析班が推理する!
    (2015/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>警視庁文書捜査官</strong>

    警視庁文書捜査官
    ◆内容紹介
    文章心理学を使って殺人犯を追跡する捜査官・鳴海理沙登場!
    (2015/1/29発売)
    --------------------

  • : <strong>女神の骨格 警視庁捜査一課十一係</strong>

    女神の骨格 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    発見された白骨は、男性の頭部と女性の胴体だった。刑事・如月塔子が事件の真相を追う!
    (2014/12/3発売)
    --------------------

  • : <strong>屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)</strong>

    屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香 (幻冬舎文庫)
    ◆内容紹介
    腹部に煙草の吸い殻と空き缶を押し込まれた遺体。CS放送記者・早乙女綾香が取材に走る!
    (2014/10/9発売)
    【文庫書き下ろし】
    --------------------

  • : <strong>特捜7: 銃弾</strong>

    特捜7: 銃弾
    ◆内容紹介
    警官殺しと両腕のない死体。一課のエースと変わり者の女性刑事が謎を追う!
    (2014/5/22発売)
    --------------------

  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」だった。東京を震撼させる連続爆破事件との関連はあるのか――。
    (2014/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係</strong>

    聖者の凶数 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    顔と腕が損壊された死体。その腹部には《27》という謎の数字が記されていた。新米女刑事・如月が挑む、もっとも残酷で哀しい事件!
    (2013/12/5発売)
    --------------------

  • : <strong>蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    蟻の階段 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    惨殺死体と共に発見されたのは頭蓋骨・白い花・掛け時計・スープ皿。一体何を意味するのか。殺人分析班が卓越した推理力で犯人に挑む。
    (2013/10/16発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)</strong>

    石の繭 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
    ◆内容紹介
    モルタルで固められた惨殺死体発見――犯人より愛宕署特捜本部へ電話が。
     新米女性刑事・塔子が交渉相手となったが。本格警察ミステリーの白眉。
    (2013/5/15発売)
    【ノベルスを文庫化】
    --------------------

  • : <strong>虚空の糸 警視庁捜査一課十一係</strong>

    虚空の糸 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    「見抜いた!」と思ったら“見抜かされていた”、この衝撃!――宇田川拓也さん(ときわ書房本店)
    人質は東京都民1300万人。前代未聞の警視庁脅迫事件!
    (2013/4/4発売)
    --------------------

  • : <strong>ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)</strong>

    ヴェサリウスの柩(創元推理文庫)
    ◆内容紹介
    解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。若き女性解剖学者が医学教室の謎に挑む! 第16回鮎川哲也賞受賞作。
    (2012/5/30発売)
    【四六判を文庫化】
    --------------------

  • : <strong>水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係</strong>

    水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」で殺人事件が起き、新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は遺留品の捜査を開始する。
    時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生。 果たして、「赤い部屋」の謎と東京の運命は?
    (2012/5/8発売)
    --------------------

  • : <strong>蟻の階段 警視庁捜査一課十一係</strong>

    蟻の階段 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    新米女刑事・如月塔子が挑む、新たな難事件
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿――遺体の周りに残された奇妙な四つの品の意味とは? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 好評シリーズ第二弾
    (2011/10/6発売)
    --------------------

  • : <strong>石の繭 警視庁捜査一課十一係</strong>

    石の繭 警視庁捜査一課十一係
    ◆内容紹介
    警視庁捜査一課の女性刑事を描く骨太小説!モルタルで固められた死体と大ポンペイ展の石膏像との関係は?捜査本部にたびたび電話をかけてくる大胆不敵で異常な犯人と、捜査一課の女性刑事との攻防始まる。
    (2011/5/10発売)
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          ↑
    2008/10月~2011/4月
        暗黒時代
          ↓
    --------------------

  • : <strong>真夜中のタランテラ</strong>

    真夜中のタランテラ
    長編第2作。
    【在庫なし・文庫化の予定なし】
    (2008/9/30発売)
    --------------------

  • : <strong>ヴェサリウスの柩</strong>

    ヴェサリウスの柩
    第16回鮎川哲也賞受賞作。大学医学部を舞台に「解剖」と「遺体」を描いたミステリーです。献体された「ご遺体」から謎の脅迫状が発見され、その記述に従うように不気味な事件が発生します。【在庫なし】
    (2006/9/30発売)